今日は小学校の運動会。
長男5年生。
次男1年生。
次男にとっては初の小学校運動会。
だけど、長男のことメインで書きます。
田舎の小さな学校。
6年生はいないので、5年生が全校生徒を引っ張ります!運動会は地域の運動会と合同です。
そんな運動会。閉会式の生徒代表の挨拶に長男が選ばれました。
こちらで書いたことあったかな??
長男は吃音。どもりがあります。
言葉の初めが連続してしまったり、詰まって出なかったり。保育園の時に支援施設で見て貰った時には「成長と共に治るでしょう」と言われましたが、3年生から徐々にひどくなりました。今年から学校で支援を受けています。
そんな長男が、地域の人も集まる運動会で代表挨拶。私が一番緊張していたかもしれません。
出だしは好調。これは練習の時もです。
苦手な部分に近付きます。
体操服のポケットにカンペが入っており、見ても良いと言われていました。何度も手が伸びますが、堪えて少しずつ進みます。
「地域のみなさん、保護者のみなさん、えっっっ」
完全に詰まってしまいました。何度も「えっえっ」と詰まります。先生が後ろから文章を読んで教えてみます。でも「えっえっ」
近くに居た私には聞こえます。小さな声で「えんぎ…えんぎが出ない」と。小声では「えんぎ」って言えてるんです。でも何度もマイクに向かうと「えっ」で止まります。
すると、会場から拍手が。
息子をた励ます拍手です。でも素直に喜べない。
吃音の人には「おちついて」「ゆっくりでいいよ」等の声かけも良くないと言われています。
善意の拍手なのに、喜べない。複雑な気持ち。
飛び出して息子の横に駆け寄りたい。
そんな気持ちと溢れそうな涙を堪えながら、待ちます。
「えっえっ」
どうしても無理だと感じた先生が後ろから次の助け船。
「とばして、ありがとうございました。で良いよ」
その一言で
「あっありがとうございました!!」
そこからまたペースをつかんで、詰まりながらも最後まで挨拶が出来ました。私は涙をひたすら堪えて、ビデオカメラを回し続けました。
がんばったね。出来たね。かっこよかったよ。
たくさん伝えました。
どもりのある子に挨拶をやらせる先生ってどうなの??
そんな意見があるかと思い、書くか悩みましたが、私は良かったと思っています。
大きな学校だと、きっと得意な人が選ばれますよね。そんな学校だと、長男が選ばれることはないかな。でも小さな学校だから、息子にもチャレンジさせてくれる。私はこの環境をありがたいと思っています。長男のどもりと私自身もこれからどう付き合っていくのか、まだまだ手探りです。まずは息子の成長、気持ちに寄り添っていきたいと思います。
そんな息子の願いなら、、、
運動会とかぶってしまったバスケの大会。
会場まで車で1時間。
「運動会終って、2試合目だけでも出たい」と。
疲れたなんて言ってられない。運動会終り次第、向かいました。見事、勝利!!連れてきて良かったーーー
もう1日も終わりだから言って良いかな。
つかれたーーーーーーー!!