星3,5 悪は存在しない のか?  



音楽石橋英子
脚本監督濱口竜介監督
ヴェネチア映画祭銀獅子賞受賞

いままでのの濱口監督作品レビュー

わたしの濱口監督ベストはこれだよなあ。
 映画共演のち恋愛関係作品は良質作品!
ちんたあ~ちんたあ~
1話めの長編が是非!みたいですね!
2話を見ると濱口監督のブラックコメディは充分成り立つきがしてくる。連ドラ1話完結で2話みたいな話ばっかの濱口竜介スペシャルドラマが見てみたい。3話めは、とにかくワケワカラン、リアルさゼロの理解できない話。



応援してます濱口監督の新作がツイートにあがり、なんとヴェネチアの受賞ニュース。いやあ間違いなく「世界の濱口」になってきた嬉しい受賞。ヴェネチアなんてなかなかとれないから凄い。
期待値がぐ~んとあがり、情報一切チラシゲットしてよく見ず。情報遮断。

シネウインドの限定上映、沢山のお客様と見てみた。



終わった後、「これで、おわり~、だから何映画だよなあ~」という実感だった。

なんか会議参加して、むかついて、不始末したら、娘が行方不明になり、衝動的に人あやめましたとさ、なんか動物きっかけで、、、みたいな。

だからなんなん!!!ぷんぷん
あの水をめぐる駆け引きは、結論どうなったん!(この部分だけで芝居1本できそう!)

シカと父と子供でネイチャー映画かと思ったよ。

芸能事務所のくだりで、ぐっと現実にもどされ、あの社長と社員の 会話のくだりの素晴らしさ。んで、現地交渉のくだり。  

冒頭は、完全に「ゴダールっぽい、タルコフスキーっぽい 真似導入」
タイトルバックもゴダールっぽいですといわんばかり、。

悪は存在しないといいつつ、人 絞め殺ししてるし、なんなんだよ!とタイトルの大風呂敷あげすぎにかなり腹たちながら、これはまた、日本人みないろー、と思いつつ。ワケワカランもん。濱口監督にかなり物言いがつかない立ち位置になってきたのが、わかる。

脚本意味わからんよ、はやく撮りたいの?とか誰かいってあげなよ!
濱口監督の前作もそうだけど、導入素晴らしくて後半どっちらけみたいな展開が本作如実にでてる気がする。

が、わたしは、好きなんです!濱口監督!コメディとかギャグとか不得意でしょ!きっとね。真面目な感じするからね。濱口監督のブラックコメディがみたいなあ~。

ちょっとラストが唐突で、まあ予見もみているうちに悪くなる 想定含め、もう少し脚本段階で練り上げて欲しかったです。
ラスト、なんか卑怯だよなあ~って思いました。暴力描写にリアリティなんて、微塵もない、意味わからん勝手なしわざにしかみえなかった。そこが残念でしたね。



さて
濱口監督の
悪は存在しないのか?
わたしには、悪は 監督で、もうちょい脚本に具体性をおびさして悪を存在させて欲しかった映画にみえました。悪はあと私見る限りいないし、善もなんだか。けど、乱されたのは間違いない!

でした!

 アメバ版追記
主役の方がハマジム出身ことタートル今田監督こと今田監督にそっくりでびっくり。


タートル今田こと今田哲史監督

めちゃくちゃ似てるでしょ!
みながら今田監督が俳優してるみたいで、にょとほくそえんでた。