という事で前回の続き、、。
5位からの発表感想をどうぞ!

①無頼
②海辺の映画館
③れいわ一揆
④初恋
⑤レイニーデイインニューヨーク
⑥デッドドントダイ
⑦東京の恋人
⑧CLIMAX
⑨MANRIKI
⑩パラサイト

5位「レイニーデイインニューヨーク」ウディ・アレン監督


実質洋画1位がウディ・アレンかよ!ってことで。みなさまとは違うんですが、。かなりの数見れているウディ・アレン。スタンダップコメディから俳優経験を経て、早々とコメディ監督、脚本でアカデミーまで受賞する才人。
ニューヨークを拠点とし、チャップリンと同様に女性関係で相当揉めながら、作品発表をコンスタントにし続けもはや50作品以上。
ウディは、ベルイマン好きで有名ですが、かなり意識したベルイマンスタイル、ハリウッドとは疎遠、作れる範囲、俳優チョイス眼力で自分の映画をずーっと撮ってます。

今回は「それでも恋するバルセロナ」以来(劇場鑑賞)の私の電波に止まったのは、ポスター、ジャケット鑑賞。めちゃくちゃ面白そう!それだけ!若者恋愛ストレート。


 


ウディが若者だったら、ティモシーシャラメのフラフラな金持ちのニューヨーク大学生旅行もの。とーってもよかったんですね。かねてからウディ・アレンの若者恋愛物はみたかった作品。雨を駆使して素晴らしいウディらしさ全快の青春ものでした。

ニューヨーク、貧富、新聞記者、映画業界、大学生、雨、近年になくよかった。ていうか諸作全然見れてないだけだが、「女と男の観覧車」から「ブルージャスミン」から「ミッドナイトインパリ」くらいから見られず。

4位「初恋」三池崇史監督。


何よりオリジナル(これ一番大事で良い点!)
多層な同時間駆け引き
いつもの三池むちゃくちゃぶり
初恋とはほど遠い内容!!!


みんなベッキー良い!という評多めでしたが、私は、大森・染谷将太のバッドポリス連中がお気に入り!染谷狂乱は、まだまだ見てみたい気がする。いや染谷将太狂気演技をまだまだ見たりない気が個人的にしてます。

チャーミングなヒロイン、小西桜子さんの足に魅了される事間違いなし!男性諸君!


3位「れいわ一揆」原一男監督
日本映画のドキュタリスト最前線、原一男監督の「ザ・参議院選挙」こちらも実質ナンバーワンかも作品。

日本の誰も語ってないが、こんなに力強いドキュメント、どこにもない、誰もなしてない、原一男がしっかり切りとる日本政治!必見な分厚さ!!


もう原監督は、撮りたいものとる、規制にとらわれない、上映時間は切らない、届けたい映像は全部載せるような志を感じる(トークショーから)なんで次作も長くなるでしょう、いやそれで全然私は良い!派閥。魅せていただければ、。


原一男監督の最新作はもしかしたら、もしかして2021年公開になるかも!です。トークショーで言ってました!6時間以上になる?!とか!!続報を待ちましょう!

涙が、一番出たでしょう!はれいわ一揆!
ドキュメンタリーナンバーワンもれいわ一揆!
だってとにかく何度も言うが力強さ半端ないから!!
2位「海辺の映画館」大林宣彦監督



もう1度みたいんですよねー!本作!かなりの扱いにくいそして物凄い入り組んでる、ゴリゴリッの大林宣彦の近現代史クロニクルニューシネマパラダイスでございました。



大林宣彦監督の最後の作品なんですが、こちらも全くひっそりと波紋がたたない。が、もうやりたい事をかなりやりきったスンゴイ作品だと!私はいいたい!

通例の映画の枠に収まらない、
大林宣彦の歴史的概念
地方映画
大林映像ギミック~ブルーバックマジック

この大林宣彦の本来の持ち味をとどめをくらわせるほど海辺の映画館では爆発している。

「この空の花」では長岡空襲から花火歴史
「のののななななのか」では北海道の戦中色恋
「花がたみ」の山車、戦争青春もの
そして本作の海辺の映画館内で繰り広げられる
映画の映画からの近現代史クロニクル劇団からの戦中劇団ね行方~!怒濤の3時間!


1位「無頼」井筒和幸監督




年末最終週にみたのですが、ありしの任侠映画を実録荒くれ者として50年代から80年代まで拾い上げる

さながら
井筒和幸のゴッドファーザー映画

といっても過言じゃない映画なんです。レビューまだですが時を忘れ、安心あつ衝撃的に満ち満ちあふれていて、映画的な暴力心地と井筒和幸の俺だったらヤクザ映画がめちゃくちゃ爆裂してます!

井筒和幸ファンで見てない方は、モグリといいたいくらい痛快の井筒グッドフェローズファミリーものでした!!

ある意味前作の「ヒーローショー」や「岸和田少年愚連隊」のような性質もある。
ヒーローショーのコンビ、ジャルジャル
岸和田のコンビ、ナイナイ
より周りの群像が浮かび上がる映画。

本作のEXILEのマツさんが主役なんだけど、実は廻し役でマツさんを囲む周りの群像が全て主人公映画という性格がある、間違いない。これは井筒監督の映画にある特徴なんかも。「ガキ帝国」も紳助竜介より周りの学生みたいな描写は、ある!!
詳しくは、レビューまだだった!!

前半から中盤の感じ、「テネット」飛行機なんかよりね!「無頼」の殴りこみのほうが大興奮したという事実を、私は間違いなく主張したい!
「テネット」より「無頼」だよ!

映画的な熱量やら進んでく感じがとても良し、ラストからの異質なほんわかした感じも、物足りなさも感じるかもだが、井筒監督がやりきった感は、ビンビン感じた!!ラスト含め。

なにより主題歌の泉谷しげるが心に染みた。最近主題歌が染みる体験なんて!なかなかねーでぇさー。





無頼の中村達也を見てくれ!
主役のマツさんを!
鬼丸をみてくれ!

という事で
駆け足で紹介したどーもキューブ2020の
劇場新作でございました!

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