3月で終わってしまう美術展が多いなか、3月中には、何日も都合を合わせることができないことが確定しているので、一日で2か所「はしご」することにしました。
まず、江戸東京博物館で行われている「レオナルド・ダ・ビンチ 天才の挑戦」展です。
両国駅で降りるのは初めてです。
大相撲三月場所開催中ということで、相撲ムード満載です(いつもこうなのかな?)。
この写真の人選の趣旨がよくわかりませんでした(優勝額は古くなったら本人に渡されるそうですが、これは本人からJRに寄贈されたものなのでしょうか)。
お上りさんのように、周りをきょろきょろと見回しながら、江戸東京博物館へ向かいます。

今日は、休館日を利用した内覧会で、常設展示は見られないようです。残念。
昼12時からの入場指定(内覧会自体は10時からすでに始まっています)だったので、ちょっと早く来てしまった感じで、ロビーで時間をつぶしていました。
すると、どこかのおじさんが係員に「指定時間までは入れないのか」というようなことを質問していました。すると係員のおねえさんは、「大丈夫ですよ」と、当然のように答えていました。
えーっ。早く言ってよ。時間無駄にしちゃったじゃないですか。
尋ねた人は入れて、律儀に黙って待っている人は入れないのかよ!!
それなら、ちょっとロビー全体に一声、声をかけて、「まだ、約束の時間前ですが、空いているので12時の方も入場できます」と言えば済むことではないですか。ほんとうに、気が利かない人、いわば、「仕事のできない人」というのはどこにでもいますよね。
これが役所の窓口だったらカウンターひっくり返されて、大声でクレームつけらていますよね。民間(大手銀行主催)だから許されるのでしょうか。
で、美術展の内容ですが
「自然観察を通じて真理に近づこうとしたレオナルドの挑戦を、日本初公開の絵画《糸巻きの聖母》(バクルー・リビング・ヘリテージ・トラスト)と直筆ノート『鳥の飛翔に関する手稿』(トリノ王立図書館)を中心に紹介」(開催主旨より)するということだそうです。
結論から言って、特別展・常設展共通券で1,640円は、はっきり言って詐欺ですね。
だって、レオナルド・ダ・ビンチの直筆の手稿、デッサン、絵画はたった、9点で、あとはレプリカか模写です。会場も狭くて、あっという間に全体を見れてしまいます。
「糸巻きの聖母」は、スコットランドのバクルー公爵家が所蔵する通称「バクルーの聖母」と、プライベートコレクションの通称「ランズダウンの聖母」と呼ばれる二点のバージョンがあり、その内の1点「バクルーの聖母」が今回の作品。
どちらか一点、あるいは二点ともがレオナルドのおそらく真作だといわれているが、他者との合作だとされている(Wikipedeaより)。
といようなちょっと胡散臭い作品。

同時期に描かれた「モナリザ」や若いときの作品「受胎告知」(ヴェロッキオとの合作)、同じようなテーマの「岩窟の聖母」と比べて、明らかに品質が劣るように思えます。
本物に出会えた感動みたいなものが沸き上がってきませんでした。
そこで、早々に次の展覧会会場へ向かいます。(Part2へ続く)