このところ、連日、新聞の1面にジブリの「風立ちぬ」のカウントダウンの広告がのっています。明日公開のようで、テレビでもちょうちん持ち番組が頻繁に放送されています。
(日経電子版より)
でも、こんなCM攻勢に騙されて、(私が)劇場に見にいったら絶対失望して帰ってくると思います。
私も「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「となりのトトロ」の面白さに味を占め、劇場で「魔女の宅急便」(このときもクロネコヤマトとのコラボですごいCM攻勢だったと思います)を見に行って、「あれっと」思ったのですが、きっと次は、こちらの期待に応えてくれるだろうと思い、「おもひでぽろぽろ」、「紅の豚」と劇場に足を運んだんですが、もっと早く気がつくべきでした。
宮崎駿さんは、このときもう、才能が枯渇していたんだと思います。というか、代表3作でネタを出し切ってしまったのではないかと思います。人間輝いていられる時期というのは、長い人生のなかで、ほんのいっときという事実は、どんな天才画家や芸術家でも例外なく受け入れなければならない運命だと思います。
それでも、テレビで放送されるので、怖いもの見たさで見てしまうのですが、なんですか「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」「借りぐらしのアリエッティ」。筋書きらしい筋書きがまったくありませんし、盛り上がりも無ければ、感動的な結末も無い。みんな「魔女の宅急便」の繰り返しなんですね。
宮崎さんの監督作品ではありませんが(企画・脚本)、「借りぐらしのアリエッティ」はひどかったですね(ハウルもポニョもひとを馬鹿にした内容ですが)。
アリエッティは「借りぐらし」じゃなくて、単なる「窃盗犯」だし、母親はどこかが「おかしな」人だし、悪役のばあさんは行動が意味不明だし、魅力の無い人しか出てきません。とにかくこんな原作や脚本に興味を持ってアニメにしようとした時点で、もういけません。
見終わって、即ブルーレイのハードディスクから消去しました。というか見た時間を損しました。
ということで、どんなに日テレグループが宣伝を展開しようが、内容は「魔女の宅急便」の域をでないことは想像に難くありません。それでも、明日は「感動しました」「最高でした」なんて、劇場前で演技する素人(らしき人)の映像がテレビで流されるに違いないですね。お決まりのパターンですから。