先月に引き続き、恒例行事となった、生田緑地 かわさき宙(そら)と緑の科学館、河原 郁夫さんの 星空ゆうゆう散歩 2013年度 第4回に行って来ました。
生田緑地は(も)、夏真っ盛りです。
ただ、このところ続いた地獄のような猛暑日と異なり、日陰に入ると、涼しい風が吹いてきていました。
オオシオカラトンボでしょうか、以前はとんと見かけなくなった、昆虫に都会でも会えるようになりました。

プラネタリウムは相変わらず満席に近い入りでした。
今月のテーマは「北十字 から 南十字 まで」です。
北十字とは、「はくちょう座」(以下星座の画像は今回も、Yahoo!きっず図鑑の「星空図鑑」から引用しています。)。
南十字とは、いわずと知れた南十字星(みなみじゅうじざ)です。
沖縄まで行けば見えるみたいですね。
今回は、天の川に沿って南に下って行くという、プラネタリウムならではのプログラムとなりました。
最終的にはシドニーでの星空を観賞する事になりました。
南の空で特徴的なのは、南十字を足のところにはさんだ
「ケンタウルス座」

東京では、上半身しか見えないようです。
次は「りゅうこつ座」
かつてあった大きな船を表す星座「アルゴ座」が4つに分かれてできた新しい星座。そのため、船体の構造である竜骨(りゅうこつ)という船に関係した名前がついているという。「アルゴ座」の中でもっとも南にある。
「大小マゼラン星雲」(NASA、Astronomy Pictures on the Day より)

この間、NHK のコズミックフロントで、「マゼラン雲の正体を探れ」という番組が再放送されていましたが、銀河系の伴星雲と考えられてきたマゼラン星雲が、どうやら、銀河系の近くを通り過ぎているだけであり、更に新しい星が爆発的に生まれている130億年前の宇宙誕生まもない時代の星雲の生き残りだとわかったそうです。
さすが、地球の運命を背負った、放射能除去装置コスモクリーナーDのあるイスカンダル星を要する星雲です。
そういえば、実写版「SPACE BATTLESHIP ヤマト」駄作でしたね。録画してあるのを見たんですが、途中でブルーレイ止めて、消去してしまいました。時間の無駄だと気がついたからです。 だいたい、ワンパターン芸人キムタクを使ったところから破綻していましたよね。
このごろのドラマ、映画、コマーシャルなどは、タレントの実力や魅力と関係なくキャストが決まってしまうところに、根本的に問題があるような気がします。目的と手段が逆なんですね。いい作品を作るために、キャストを選ぶのではくて、このタレントを売ろう(または、既存タレントの人気にあやかろう、もしくは、ゴリ押しに負けて)という目的のために、全部線路が敷かれている感じですから面白いわけありません。
閑話休題。
河原先生の解説は、いつもゆったりした動きなのですが、今回は結構スピードを上げて南に向かうという、アミューズメントパークのアトラクションのような部分もあり、楽しかったです。8月は1回お休みとのことで、次回は9月になります。