水戸一泊旅行の2日目です。
恒例の朝の散歩。千破湖がホテルのすぐ近くなので湖畔を歩きます。
朝もやがかかって、少しは過ごしやすい。都会の真ん中なのですが、カモやサギが自由に暮らしていて、自然を楽しみながら散歩やジョギングをする人がたくさんいます。
千波湖は、5000年から3000年前に古那珂川の堆積物により古桜川が堰き止められて出来た沼地(堰止湖)。
1周3㎞と、45分もあれば一周できるのですが、偕楽園の入り口まで歩いたところでタイムアップ。
ホテルに戻って汗を流し、朝食です。
品数が豊富(ご飯も茨城県産 ただ、いつもの通り炊き方が硬い)でよかったです(全体的に味が濃かったけど)。
いつも言うようですけど、朝食がついてこれで1泊 5,480円 で採算がよく取れるものだと感心します(昨晩は薬湯風呂まで浴びさせてもらいました)。
リバーサイドと名前がつくだけあった、ロケーションもいいです。
それでは、今日の目的地へ。10数年ぶりに香取神宮へ行くつもりだったのですが、これも奇遇か10数年ぶりの本殿改修(令和8年式年大祭の奉祝事業としての改修。 令和7年12月の完了)を行っているとのことで、予定を変更。
いままで寄ったことのない鉾田市、涸沼のほとりの涸沼水鳥・湿地センター「鈴の音テラス」へ。
屋上はラムサール条約の登録湿地でもある涸沼のビュースポットになっている。
ところが、なんと月曜日休館。博物館じゃあるまいし、こんなとこ年中無休にすればいいのに。せめて屋上だけでも外階段で上がれるようにしてほしかった。
と思ったら、なんと、環境省が管理している建物。さすが国の役人のやることはサービス精神がゼロだなと、納得。
高いところから眺めたかった涸沼。
「涸沼」(ひぬま)は、淡水と海水が混じり合う全国的にも珍しい汽水湖。約6,000年前の海水面の上昇(縄文海進)によって形成された入江が、那珂川の土砂によって閉鎖されて誕生した海跡湖(かいせきこ)。
致し方ないので、隣接する「みのわ水鳥公園」のビオトープ・湿地ゾーンを散策。約300mあるという木道を歩くと、湿地帯ならではの風景・自然を感じられました。
次は、これまた恒例の農産物直売所へ。旭村にある「JA茨城 旭村 特産物直売所 サングリーン旭」。メロンの塔が特徴的。
メロンは朝早く(9時)から争奪戦があるらしく、跡形もありませんでした。
ここのカフェの名物が「ハーフメロン アイスクリーム」1,000円。
これも売り切れていました。
まあ、最初から食べるつもりはなかったので、メロンソフトクリームをいただきました。暑かったし濃厚なメロンの味がしておいしかったです(あと、すごい量でしたが、400円とお値打ち価格)。
さて、お昼はやはり港町で、ということで銚子に向かいます。
これも定番の 銚子電気鉄道線「観音駅」の近く「魚料理 常陸」。
う~ん。やっぱりお刺身の厚さが薄くなったような。
魚河岸定食(1,760円 税込み)
刺身定食(1,430円 税込み)
去年の8月に寄ったときの写真と見比べましたが、それほどの違いはないようで、どこもやりくりが厳しいとの先入観がなせる業による錯覚かもしれません(昨日の夕飯が酷すぎた)。
さて、本日最後の目的地。犬吠埼の満願寺。
ご本尊十一面観世音菩薩は、願いをかなえる観音さまとして、全国から参拝に来るそうです。
境内には本尊を奉る本堂をはじめ、188ヵ所(四国・西国・坂東・秩父)を巡ったと同じご利益がある(のかな?)満願堂、大師堂、ウスサマ堂、薬師堂等様々なお堂が並んでいます。
特に金色の大塔上層より望む太平洋は美しいです。
真正面に犬吠埼灯台が見えるのも何か因縁が感じられます。
毎月18日は本尊十一面観音縁日が行われ、願い事を一つ書いて納める(奉納料1,000円)と、大護摩供(だいごまく)が行われるときに一緒に祈祷してもらえるというので「家内安全」を書いて納め、代わりにおみやげの福袋をもらってきました(中身はおたのしみ)。
これで、今日の予定は終了。途中でトイレ休憩に寄った「道の駅 季楽里あさひ」で、またまた野菜を仕入れて無事にに帰宅しました。



















