牛久・柏方面に一泊旅行に出かけました。 1日目 | みいちゃんといっしょ

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みいちゃん と みいちゃんのパパの日記

 連日の猛暑をおして、牛久・柏方面に一泊旅行に出かけました。

 ETC 機器のトラブルがあって(ゲートはくぐれたのですが、その後カードが読めないというメッセージでて、カードを入れなおしセットしたが、入場の記録ができなかったようで、IC出口でゲートが開きませんでした)、ちょっと焦ったのですが、ゲートの係員の方が適切に処理してくれて事なきを得ました。

 第一目的地、稲敷市江戸崎根宿の瑞祥院に着きました。

この裏山にあるのが、五百羅漢。

大丈夫かという感じの山道を登ってきます(茨城県も千葉県と同じく、自己責任のまちなんでしょうか)。

 この石像群は、江戸崎の住人、豊島和七 が盲目の兄の開眼を願い、日本国中の神社、仏閣をまわり、法華経を奉納して願を果たした仏恩に報じて、当時の瑞祥院 住職竜峰禅師と大黒屋庄兵衛など8名の世話人の協力により20年の歳月をかけて文化元年(1804)に完成させたものだそうです。

それぞれ表情や持っているアイテムが違って、作った人の思いが伝わります。

 暑いのと、蚊が多くて長居ができませんでした。

 お昼にします。大きな落花生のオブジェがある、牛久市女化(おなばけ)町にある「楽花亭」です。落花生専門店「味の老舗 いしじま」の奥にあります(女化町内どこを走っても「いしじま」さんの広告看板が立っているくらい大々的に商売している感じです)。

宝楽そば 1,250円(税込み)

梅干そば935円(税込み)

常陸秋そばの手打ちでおいしかったです。

 おなかもいっぱいになったので、次の目的地。「牛久シャトー」

 何か俗化された施設というイメージがあって、今まで敬遠していたのですが、誤解で、勉強になる素晴らしい施設でした。

 牛久シャトーの創設者「神谷傳兵衛記念館」を見学します。

 

 樽詰めの輸入ワインにハチミツや漢方薬を加えて、甘味葡萄酒に改良し、1886(明治19)年に「蜂印香竄葡萄酒」(はちじるしこうざんぶどうしゅ)を発売。

 

 

 フランスボルドーの葡萄栽培技術とワイン醸造法を養子傳蔵に学ばせ、自らは葡萄栽培に最適な土地を探し、茨城県稲敷郡岡田村の原野、女化原(現:茨城県牛久市)の23町歩を開墾、苗木6,000本を移植。「神谷葡萄園」を開園。

1903(明治36)年9月、総工費3万円余をかけ、本格的なワイン醸造場「牛久醸造場(現:牛久シャトー)」が完成。

1階が醗酵室

2階が歴史展示

階段を下りて地下へ行くとひんやりとしています

地下は真っ暗でワインセラーとなっています。

 園内は竹林や花畑、滝などきれいに整備されていて、暑くなければ見て回りたかったのですが、とてもそんな勇気は出ず、おみやげ(国産ワインと電気ブラン&電気ブラングラス セット)を買って帰ります。

 小さいときによく飲んだ甘い「ハチブドー酒」が牛久シャトーの製品とは思いませんでした(子ども心に悪酔いする酒だとは思っていました)。

 更に「電気ブラン」もここの製品とは!!

 

 

 それでは、次の目的地へ。

つくばの農研機構の「食と農の科学館」

 日本の農業と食に関連した新しい研究成果や技術を説明する展示施設。

 なんと、この8月7日から来年の2月までリニューアルのため閉館になる予定でした。滑り込みでしたね。

 ところが、展示の大部分を占めるものが、バイオ技術で無理やり生産量を増やす、

遺伝子組み換えでわざと光らせる繭玉を作る

など、神をも恐れぬ技術ばかりでした。
 そうそう、田んぼのメタンを出さなくする稲の品種を開発とか、牛のゲップを出さなくする飼料の改良とか、SDGsのインチキを鵜呑みにして税金でやらなくていい研究するなど、突っ込みどころ満載の展示でした。さすがアホの小泉進次郎が大臣やるような省庁って感じでした。

 もう一つのエリアの農業技術発達資料館の展示に懐かしさでほっとしました。

 ということで、日本の食と農業がこの先不安なんだという現実を突きつけられる反面教師展示館でたいへん勉強になりました。

 これで、今日の予定は終了、ホテルに向かいます。

 牛久沼にほど近い、「牛久シティホテルアネックス」

 夕飯を予定していた隣の居酒屋「旬彩や
」がなんと定休日(Googleマップの情報がまちがっていた!!)で、これも隣のコンビニの総菜(いや~!!高くてまずかった)で夕飯を済まして就寝。

明日に続く