連日梅雨明けしたかのような(本当は梅雨入りしていなかったのか?)猛暑を押して、秩父に一泊旅行に出かけました。
運転の疲労軽減を狙って、中央高速→外環の狭山日高ICから秩父に抜けるつもりでしたが、外環が、あきる野IC~日の出IC 2km 70分という大渋滞でさっそく計画が頓挫。
八王子で降りて、国道16号と299号を使って、秩父に着いたのが3時間後の12時でした。
さっそくお昼にします。武甲山が遠くに見えます。
秩父鉄道 浦山口と武州日野の中ほどにある、進次郎のパフォーマンスでやり玉に挙がっている
「JA」の直営「ちちぶ そば道場 あらかわ亭」さん
最初に秩父特産のお通しの「しゃくしな漬」とお茶をセルフで取ります。
『挽きたて!打ちたて!茹でたて!』の『三たてそば』をいただきました。
一日20食限定 そば定食 1,200円 昼から食べすぎか?
もりそば 750円
腹ごしらえも終わって、今日の目的地 三峯神社へ この駐車場、休日や観光シーズンはすごい混雑で大変な時間待ちだそうですが、余裕で駐車完了。
鳥居をくぐります。「三ツ鳥居」といって、大きな鳥居の両脇に小さな鳥居が並んだ国内でも珍しい形だそうです。さすがパワースポットで有名な観光地。とっぽい兄ちゃん姉ちゃんが来ていました。
狛犬ではなく“狼”。
三峯神社の御祭神が「伊弉諾尊(イザナギノミコト)・伊弉册尊(イザナミノミコト)」で、神様のお使いとして「大口真神(オオクチノマカミ)」という狼をお祀りしているのだそうです。
杉林を延々と歩き、左にに折れて、山門をくぐります。「随身門(ずいじんもん)」は約220年前に建てられたもの。立派です。
さらに境内の奥に進んで本殿を目指します。巨大な杉の木のパワーを感じます。
青銅鳥居が見えてきました。ここを上がると本殿です。
社前には樹齢800年の大きな杉があり、鎌倉時代の武将 畠山重忠が奉納したもので、「重忠杉」と呼ばれている。深呼吸を3回して、パワーをもらうとのことでした(もらいました)。
さきほど左に折れたところの、右手の階段を上がると「遥拝殿(ようはいでん)」があり、奥宮を遥拝する場所があって絶景だそうですが、事前調査が甘く行き損ねました。
無事に参拝を終え、次の目的地へ。
昭和59年7月に開設。郷土芸術作品の収集・調査・展示を軸に、佛教資料・民俗資料の展示との触れ込みだった、「秩父美術館」へ行ってみました。
ところが、びっくり。入口が閉まっていて、事務所に声をかけてくれとのこと。同じ敷地にある骨董・古美術直売所に行って、お兄さんに開けてもらい入館料を支払います(クーポン使用で450円)。
まず2階の仏教資料館に行き、冷房を入れてもらいます(今日初めての入館者なのかい!!)。
秩父地方は古くから佛教とのかかわりが深く室町時代にはすでに札所33ヶ所が存在。その歴史的背景もあり、この地で収集展示しているとのこと。
おびただしい数の大小さまざまな仏像などが展示されているが、展示に体系性が無いのと、キャプションがないので、そこに収集されている仏像の来歴や込められた意味が分かりません。

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その中でも、江戸時代の踏み絵(実物だろうと思う)は初めて見たので興味深かったです(踏めない人は獄門と書いてありました)
1階は 展示室、企画展展示室、別館大展示室があり地元作家の絵画が展示されています。一枚の繪やホキ美術館でおなじみの 茶谷(ちゃや) 雄司 さんの絵画が3点ありました。
ご好評いただきました北の具象作家展本日迄です。~午後4時。本日の作品は茶谷雄司 「支湖畔 支笏湖」P6号です。本日茶谷雄司先生、丹治智陽先生ご出席です。明日は休廊。来週水曜日から才村啓展です。お楽しみに。 pic.twitter.com/AZc6D3jFCV
— ギャラリー一枚の繪 (@ginzaichimainoe) April 26, 2025
民俗資料館は改修中だそうで入れませんでした(めっちゃかび臭かったです)。
あとで調べてみると、「近世美術研究保存会」の会長さんである西勝蔵氏並びに郷土品収集家が集めた近世美術工芸品などを展示した私設美術館ということらしい(昭和59年に開館)。
ということで、今日の日程は終了。外にでると秩父市民の心のふるさと武甲山が見えます。
結構、緑が茂って無骨な岩肌の武甲山らしくない感じでした(緑を再生させる取り組みが進められているらしい。そのままでいいのに)
本日の宿は、深谷市にある「花園天然温泉 ハナホテル 花園インター」
なんと、満室でした。
ダブルベッド2つのツインで朝食付き、部屋着、ウエルカムコーヒー、温泉大浴場もついて、一泊5,500円(クーポンがあってポイントもついたので、1人約5,000円)で儲けがあるのかと心配になる感じでした。
夕食に出ます。予定していたところが(ご多分に漏れず)不定休なのか休みで使えず、急遽ホテルの隣にある馬車道グループのファミレス「徳樹庵」で。
ファミレスといえば、坂東太郎でひどい目に会ったトラウマがあるので心配して入ったのですが、味はともかくケチクサイことをしない感じが良かったです。
ということで、部屋に戻って、疲れてしまって9時ごろには就寝。












