前作と比較して同じ監督なのになんで?

 

と思うほど面白くない作品でした。

 

元々、マッドマックスシリーズはV8エンジンとかの

 

マシン好きなカルトに人気の映画でした。

 

私が高校生の時に第1作が封切られたのですが

 

カルトっぽい陰惨なシーンや画面の色調に

 

食指が動かず観ませんでした。

 

(お小遣いもなかったし…)

 

只、前作のフューリーロードが凄かった!

 

監督のジョージ・ミラーはもう七十代なのに

 

よくぞ

これだけ狂気な世界が撮れたものだと感心

 

しました。

 

鬼才と言われる監督が大作を撮って期待外れに

 

終わった例は多々あります。

 

例えば名作と名高い「ゴッドファーザー」を監督した

 

F.コッポラ監督の「地獄の黙示録」など最たる例です。

 

今回の作品は私の感想として、主人公フュリオサを

 

演じるアナテイラージョイの力量不足、

 

悪役ディメンタスの悪役ぶりが弱い、

 

特に最後のシーン、悪役との絡みがもたついて思わず、

 

あと何分このシーンが続くのだろうか?と

 

没入感が吹き飛んでしまいました。

 

 

しかし、大作で失敗する一番の理由はこれです。

 

【時間が長い】

 

大作でも駄作になった数々の映画の一番の共通点です。

 

お酒が大吟醸などお米を削って削って精米歩合が

 

高いほどスッキリとした味わいになるように、

 

映画の上映時間が短いほど、ストーリーが

 

濃密になり面白さが増します。

 

反対に長くなるほど面白さは薄まりますし

 

いくら娯楽と言っても観る側の集中力も低下

 

します。

 

今回のフュリオサもシリーズでは最長の148分です。

 

ちなみに私のお仕事の整体も治療系の整体の場合も

 

時間が短いほど良い、満足度が高いと言われます。

 

今回は今までのマッドマックスシリーズと違います。

 

ストーリーが章立てとなっており、一人の少女が

 

大人になるまでを描いています。

 

それでも冗長さを感じさせてしまう作品になったのは

 

監督の決断力が鈍ったのか?と思います。

 

ミラー監督は確か1945年(昭和20年)生まれ

 

80歳近い年齢です。

 

それであれだけの作品が作れるのは凄いことです!

 

いや、ホント凄い!!

 

只、作品はシナリオドクターや試写会で観客の反応

 

によって編集し直されるのが常ですが、大胆に削れ

 

なかったのは監督の決断力が低下したのではないか?

 

これは体的に観ると監督の腰に弾力が無くなったの

 

が原因ではないか?と体とのつながりをいつも視野

 

に入れている私は思うのです。

 

 

で、うちに帰ってから悶々としてましたらお腹が

 

空いてきました。

 

(帰り道、コンビニでアイスを一個買って食べたのに!)

 

夜の11時半でしたが、食べないことには気持ちが

 

なんとなくスッキリしないな〜。

 

炊飯器のご飯がまだ温かだったので

 

おにぎりを一個握っていただきました。

 

通常だと胃弱の私は翌朝は胃もたれや胸やけで

 

苦しむのですが、少々の不摂生は身体を整えること

 

で解消させる術を知っております。

 

こういう時便利です。

 

で、ここから先は動画に飛びますよ!