俺は誰にも知らされず、その数ヶ月を過ごしていたことになる。。まるで親戚が亡くなったのに誰も教えてくれなかったような心境だ。俺は寅さんか?といったところ。やはり親戚付き合いは大事にせんといかんわ、と思う。
俺のアイドル、デビッド ファットヘッド ニューマンはレイチャールズ楽団でならしたサックスマン。テナーもアルトも一聴してこの人とわかるくらいの個性的な超A級プレイヤーだ。
名作映画「レイ」では意外なほどファットヘッドの役は重要で、デビューする直前から晩年までレイ チャールズと行動を共にしている様が描かれていて嬉しかった。因みにレイにヘロインを教えるのもファットヘッドの役だったが、真相は知らない。
紹介するアルバムはファットヘッドがそのレイチャールズをピアノに迎えて録音された100%インストジャズアルバム。レイと関わりが深いアトランティックからのリリースらしく、正に万人に愛されそうなポップでファンキーな魅力に満ち溢れた素晴らしいジャズであります。これを聴くと二人がいかにジャンルを超越したところにいたかがよく解る。ジャズでもソウルでも何でもいいのだ。ファットヘッドの音楽、レイの音楽、それ以外はない。
そしてファットヘッドのテーマ曲といってよい「ハードタイムス」は多分これが初演でしょう。最初から出来上がっております。
亡くなったのは寂しいけれど、こんな個性がつい最近まで実在した事実が不思議に思える今日この頃。
生存してた頃は存在しててあたりまえやったのになー。不思議なりけり。









