夜明けのマリンブルー -7ページ目

夜明けのマリンブルー

さんごとおさかなでインテリア水槽を。

こんばんは、どにゃです。(´・ω・`)

買いました、ではありません。


ピンクが苦手なウチで唯一、キレイなピンクを彩ってくれていたサンゴがウスコモンです。


購入時(今年の5/15)の画像。


カケラをお安く購入してから約半年が過ぎ、ささやかながらも成長してキレイな蛍光ピンクを楽しませてくれていました。

それがふと気付くと・・・





Σ(゚д゚lll)ガーン


この共肉のハゲ方はなんか見るからにイヤな感じ・・・。

かつての「STNによる青杉白化事件」を彷彿とさせます。



確認のためすぐさまポンプを全停止し、ゆっくりと取り出してプラケの中でスポイトで吹いてみると・・・



アレ?(-ω- ?)

共肉がペリペリと剥がれていくかと思えば・・・全然剥がれない?
RTN/STNじゃないの?


う~ん・・・。

白化の原因は不明、でも明らかに接触や光量不足などによる白化の仕方ではないような・・・。

ということはやはり脅威であることには違いない。

もう少し大きければ健常部を割ってみてもいいけどコレは7cm程度のカケラ。


ミドリイシも増えてきている今、リスクを犯してまではちょっと怖かったので泣く泣く諦めることにしました。゜(゚´Д`゚)゜。ウァァァン

気に入ってたのに・・・。(´Д⊂グスン


この子がいた場所は、ぽっかりと空いてしまいました・・・。(´・ω・`)

悲しい。

こんばんは、どにゃです。


昨日、ショップツアーに参加させて頂きました!

メンバーは、親方~さん俺海さんmjnekoさんです。

親方~さんと俺海さんは初対面でした。(リンクいたしました)
お二人とも話しやすくてとても楽しかったです。

ツアーの様子は、親方~さんnekoさんにお任せw

お先に申し上げますが、御三方のお陰で楽しい日を過ごせました!
ホントにありがとうございました!



そして今回、いつもキレイなサンゴが入荷する「AQUA LOVERS」さんへ初来店!
ずっと行ってみたかったのよね。


在庫のサンゴは入荷直後の物ばかりというわけではないようでしたが、しっかりと管理されているようでとても状態が良さそうでした。
残念ながらブリードの在庫は少なく、ウチの水槽には大きいワイルドばかりだったので今回はちょっと敬遠してしまいましたが、とても安心できるお店だと思います。
(超絶激美の深場がヤバかった・・・)


店長のジャイアンさんともお話させて頂きましたが、すごく研究熱心な方なんだろうなぁ~と感じました。
なんというか商売にも飼育にも情熱を感じるお人柄で、一発でファンになってしまいました。

今回は何も買えませんでしたが、必ずまた行きたいと思います。
ジャイアンさん、ありがとうございました!


その後はB松さんへ。

日曜、月曜に続き今週3回目の来店w
もうバイトしてるようなレベルですw
さすがに興味をひくものはありませんです。


ここで、親方~さんと俺海さんに「旦那さん」という方を紹介して頂きました。
旦那さんはフルスペユーザーだそうで、今後は情報交換ができれば良いですね!
リンクさせて頂きましたので今後ともよろしくお願い致します。




そして今回の収穫は、その後に行ったB八さんにてワイルドミドリイシを1つ。


うすいクリーム色?ベージュ?ベースの先端水色です!

現物は微妙なグラデーションがめっちゃキレイなんですが、その魅力を写しきれませんでした。(´・ω・`)

前回の記事で「サンゴガマンしてKRのローンを終わらせなきゃ」なんて言ってた舌の根どころか舌先も乾かぬうちにコレです。(;´▽`A``


18日(日)のツアー時にもありましたが、もっとキレイになってたのでつい買ってしまいました。
ブリードのセールもやってましたがイマイチピンと来るものは無く・・・。
ワイルドでも比較的小ぶりなのも気に入りました。

ま、せっかくのツアーなのでいいよねw と自己擁護w


ちなみに入荷時の画像はコチラ。(B八さんより拝借)

ベースの褐色が抜けて先端も色が揚がってますね。
キレイになるのは管理が良い証拠です!


嫁ちゃんも「今回のはスゴクキレイ!イイね!」と言っていました。(笑)


ウチの嫁はキレイなサンゴを買ってくるとホメてくれるんだぜぇ~?
良個体だろぉ~?(笑)


でも最近ショップ巡りが多すぎてさすがに少しスネてるんだぜぇ~?(汗)
さすがに、いかに寛容などにゃ嫁といえど、そろそろメンテ(デート)しないとイケマセン。(;´▽`A``



そしてサンゴを入れるにあたり、少々配置換え・・・。

ちょっと画像いじり過ぎかなw


フルスぺ一台だとどうしても十分な照射範囲は限られるので詰め詰めになっちゃいます。

そろそろ居住可能地もほぼなくなってきたので照明を強化しないと新しいサンゴを入れられませんね。

キビしそうな場所にしか置けなくなったらさすがに買いませんもの。

いや、深場ならイケるか?(笑)




そして最近お気に入りの横からの眺め。
こっちは無修正。



最近は超浅場ピンク以外はだいぶ理想に近づいてきて、最高に癒されます・・・。

こんにちは、エーエイトさんにやたらZEO化を勧められるどにゃです。

なぜそこまで推すのだろうかw
やりたいけどさ・・・w


さて、前回硝酸塩を測定したのが11/9で、その時の値は0.75ppmでした。

それまではもう少しマメに計ってましたが、変化がないので少し日が空きました。


どうせまた変わらんだろ・・・と思いながらも12日ぶりに昨日計ってみました。


キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

久しぶりに硝酸塩ゼロ達成しました!
いつもは0.75ppm前後の色です。
結構悩んでたのでコレは嬉しい。


・・・でもなんでだろう?


ここまでの流れを時系列で・・・


9/初旬まで 強制濾過で硝酸塩ゼロが続いていた

9/中頃 微検出され始める

9/末 ベルリン化

以降、微検出が続く

10/下旬 ZEOstart3(炭素源)添加開始

11/初旬 白点発生の為ZEOstart3添加停止

11/15? ミドリイシがイマイチ不調の為、全ての添加剤を停止照明時間延長+位置降下

11/18 白点悪化の為 バーゲス、ウズマキをトリタンにて低比重治療開始 

11/19~ ミドリイシ復調し始める

11/21 硝酸塩ゼロ

という感じです。
換水、給餌量は特に意識して変えてはいません。

もしかすると、ウズとバーゲスを出したせいかもしれません。(笑)
でもまだ出して3日だしなぁ・・・。
添加剤のせい?
Coral VitalizerSponge Powerはアミノ酸系とか見た気がしますが、硝酸塩を上げてしまうのかな?

ま、条件を1つずつ戻せばわかりますね。

良い変化の場合は素直に喜ぶ事にします。(笑)


きっと還元バクテリアのバランスが安定してきたんだよワーイw


先週発覚した白化は徐々に減速している模様。
照明の点灯時間延長と吊り位置を下げたのが効いてきたかな?


ただあなごんべさんに言われたように、暗いのは否めないかな。
もっと点灯時間を長くするか、強化も視野に入れて今後の様子を見守ります。


とはいえ店頭でキレイな超浅場系を見ると入れられない悔しさがあるのもまた事実。
KRの白100青0でも良いけど、照度低下や青系の色落ちが不安だし・・・。
奥行450に1灯ではサンゴを置ける場所も狭いと感じます。
先日の陰部分の白化の件もあるし。
2灯が理想だけどさすがに買えないし。(´・ω・`)


となるとそれよりは比較的安価なT5追加は魅力です。
特に最近は有田さんうにさんの報告がうらめしい・・・w

まぁお二人ともZEOなのでT5だけのチカラではないでしょうけど。

こんなこと書くとエーエイトさんが呪文唱えに来るのもわかりますw


頑張って(ミドリイシ購入を少しガマンして)KRのローンを早く終わらせねば!(笑)


ドモドモ、どにゃです。


先日、帰宅後にふと水槽を見ると・・・・・





ひいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

※クリック注意



ヒラ☆ムシ大爆殖♪


いや・・・居るのは知ってたんですけどね・・・。
普段は砂の際に居て目立たないし、サンゴに悪さしない奴なので

「水槽が安定したら退治しーよおっ」


と思ってたのですが・・・。

なぜかこの日だけガラス面に上がってビッシリ・・・(((( ;°Д°))))

一瞬、水槽内に何か異変が起きたのか!?と思いましたが何事もなく・・・。



見つけた嫁ちゃんが身震いしてました。

さすがに私もコレはキモイ。(笑)



退治用の武器はすでに買ってあります。


ただ、説明によると死んだヒラムシは毒を出すので、投薬後に大量換水が必要らしい。


となると、大量のRO水が必要。

今までRO水の調達は近隣ショップにて20L/200円で購入(要専用ボトル)していました。
移動手段はスクーターなので1回で20Lが限度。

まぁクルマも使えるのですが、専用ボトルは2本しか持ってないのでどのみち何往復かしないといけません。


浄水器はいずれ欲しいな、とは思っていましたが、高いモノですしとりあえずはそれで何とかなっていたので先延ばしにしていました。


そのワケを嫁ちゃんに話したところ・・・



「じゃあ浄水器買えばいいじゃん」

「いや、お金ないし・・・」(こればっかw)


「いくらなの?」

「4万ちょっと」


「高っ!w」

「うん、高いねw」


「じゃあちょっと早いクリスマスプレゼントね♪」

「マジで!?いいの?w」

「うんw」



なんかこのパターンデジャヴ・・・・。(笑)



ということで・・・


じゃーん!


クロノスレインゲットしたどおおおおおおおおお!!!

エキスパートマリンより生産が速いのと見た目がカッコイイので選びました。(笑)

イエーイ☆-(ノ゚Д゚)八(゚Д゚ )ノイエーイ☆

東京サンマリンさんで加圧ポンプ付き43,800円。(セール価格)
会員割引(-5%)で41,610円でした。




早速配管をせねば。
購入後、その足でホムセンへ。




設置場所は洗面所。


洗面台の水栓からは取れないので取るとしたらココ。


洗濯機の水栓です。


配管は美しくシンプルでありたいので、色々調べてこんな形にしました。


ナット付のチーズ(1380円)を購入し、洗濯機との間に分岐。
浄水器付属の蛇口アダプターを外して直結しました。


バルブは水栓用のだとかさばるので、コンパクトな1/4チューブ用のボールバルブ(約1600円)をセレクト。

これなら洗濯機と同時に使用できます。(←家庭内平和の為ココ大事w)


3,000円くらいでできました。

洗面台と壁の間にこそっと設置。

ちなみに、マンションの5Fで水圧は30psi未満でした。(´д`lll)

推奨は60psi以上なので、半分にも満たない。
そのままでは捨て水が出てくるだけでRO水が全く生成されませんでした。(笑)

加圧ポンプONで70psiくらい。

20L貯めるのに約45分でした。
上等です。

これで店が閉まってても換水できるZE!




「もう何も怖くない」(あくあさん用)





待ってろヒラムシいいいいいいいいいいいいい!!!
































「で、あたしのプレゼントはいつ買いに行く?」





「えっ・・・・」





ク~リスマスは今年もやってくる~w
ども、どにゃです。


今日は月曜!
月曜は入荷の日!

ということで、昨日、入荷の言質も取ってあるB松さんへ行って参りました!ε=ε=ヘ(;゜∇゜)ノ ゴーゴー♪


二日連続来店ですw


目当ては大好きなバディング!

そろそろ当たり便が来るかな~?と・・・おっ!いっぱい入ってる!
ドレドレ・・・





・・・








・・・・・













・・・・・・・・・・。
















欲しいのないやw


悪くはないけど、即買いレベルのものは見当たらず・・・。


とちょっぴり(´・ω・`)ションボリしていると、見覚えのあるお方が。

10/27に同店でお話させて頂いた方でした!
運命の再会的な?w

しかも同い年だそうで!
RLSSスキマー見に来て下さーい。
そしてお友達になって下さいw
とりあえずコメ待ってます。(笑)


そのまま店長の沓澤さんを交えて3人でアクアトークしちゃいました。
コレがめっちゃ楽しい。
ついつい長話に・・・。


さすがに二日連続で来て長居して何も買わないってのは申し訳ないので、ちょいと気になったサンゴを買いました。
別に無理に買ったわけではありません。(笑)




うすぴんくのおっきいすぱすらーた!



超激美ってワケではありませんが、普通にキレイです。
なんかスパスラの色って独特の風味みたいのありません?
微グラデーションというか・・・上手く写せません。(;´▽`A``

15cm以上あります。(ウチにはビッグサイズ)
きっと入荷時は高価だったでしょうね~。


一律価格の浅場水槽に入っていたのでお買い得かな~というのと、こないだ買ったオージーのハイマツ(かと思ったけど違う)ではない、スパもどきみたいなやつは蛍光ピンクが濃くなってきているので、それに気を良くしてコレを選んでみました。


水槽で一番キレイだったもっと大きなピンクのハイマツは、維持できないので諦めました。(笑)

ウチはピンクは鬼門ですが、コレも多分蛍光タンパクモリモリなのできっと大丈夫・・・と、帰ってからF.P.ドクターで早速チェック。

400nmで(・∀・)ニヤリ



水槽にポチャリして、今回は横から。


左から。




右から。


自己満だけど(・∀・)イイ!!


ワイルドはやはり文字通りワイルドです。


あ、昨日のくださんごも満開になりましたよー。


かわいい(*´ェ`*)ポッ
こっちも育つと良いな~。

こんにちは、どにゃです。

昨日の日曜日、あなごんべさん主催のプチツアーに参加させて頂きました!


参加メンバーはひろさんmjnekoさん。

あなごんべさんとひろさんは初対面です。
あ、勝手にリンクしますね。(笑)

お二人とも歴の長いベテランさんで、色々教えて頂き非常に参考になりました。


ツアーの様子はひろさんmjnekoさんが書かれているので割愛(という名の手抜き)。


というか、買ったのはマグネシウムの試薬(中古500円)とメタグリーンのクダサンゴだけ。
まだ咲いてないのでnekoさんの画像を拝借w

区切れ目のところであなごんべさんと半分こしました~。
お値段も半分こ。
初クダサンゴ、お安く「げと」できました♪


しかし8店舗回るのがプチなの!?w
みなさんは生体などたくさん買っていました。
欲しいものがなかったのもありますが、格差社会を実感しましたw
あなごんべさんなんていきなりZC1000買っちゃうし・・・。(゜д゜;)



そして車中にて急遽・・・

あなごんべさん「これからどにゃさんち突撃とかありですか?w」

どにゃ「いいですけど何も面白いものありませんよ?w」

あなごんべさん「いやルンバ見たいw」

どにゃ「おkすwww」




というワケで、ルンハイされましたw


初ショップにたくさん連れてって頂き、貴重なお話などとっても楽しい一日でした!

皆さんありがとうございました!

今後ともよろしくお願いしま~す。


こんちは、どにゃです。

先日、照明の落ちた夜間に白LEDの懐中電灯で水槽内をチェックしていると・・・

嫌なものを見つけてしまいました・・・・・。




白化してるうううううううううううううううう(((( ;°Д°))))


なんでなんでなんで!?!?


他にもよく見ると・・・


根元が・・・







右の根元部分が・・・(前は石灰藻のとこまで共肉があった)




露骨なのがこの3個、他にも怪しい個体がありました。





そこで1つ気付いたのが、みな光が当たらない部分であることです。

2枚目の個体は↓の画像でいうと、一番左のヤツです。

ちょうど陰になってる部分が白化しています。


1枚目の個体は、この画像の中心のヤツです。


コレは照明の位置より手前に置いてあるので、手前側は陰になります。

その左のブルーのヤツは、以前はもっと右に配置していたので左側には光があまり当たっていなかったと思われます。


どれも陰になっていた為、気付くのが遅れてしまいました(´Д`;)


白化部分の際を良く見ると、以前青杉がかかったSTN(RTN)のような、化繊が熱で溶けるようなあの感じには見えません。


ただ、これだけ何個も発生しているので看過するわけにはいきません!


【思いつく要因】


・光不足?

最近フルスペの設定をいじったことによるもの?
でもそんな極端には変えてません・・・。


・リン酸過多?

試薬は色がつきません。


・なんらかの元素不足?

不足すると根元の白化につながる元素ってありますか?


・やはり細菌感染?

実はこれが一番疑わしいです。
10/22頃からZEOstartを入れ始め、数日後から魚達に白点が出る日が続いていました。
それほどひどくは無かったので規定量より少なめに添加を続けていたんですが、先週辺りから少し悪化に傾いてきたので添加をストップしました。

そのお陰か白点は鎮静化に向かっているのですが、もしかすると添加を止めるまで悪い細菌が蔓延していたのかもしれません。

そして光の当たらない弱っていた部分から感染してしまったのかも・・・。

あとKHを計ったら5~5.5と低かったせいもあるかもしれません。(その後リアクターを調整しました)


まだ発見から2日くらいしか経っていないので進行速度はわかりませんが、幸いそこまで早くはないようです。

何か対応策、対処法があったら教えて下さい・・・(TωT)


現状考えている選択肢はこんな感じです。

1、諦めて出す
2、健常部を枝打ちする
3、薬浴し、換水頻度を上げて様子を見る
4、瞬間接着剤を塗る


先輩方たすけて・°・(ノД`)・°・



こんにちは、どにゃです。

先日mjnekoさんからお裾分け頂いたコチラのミドリイシ。

これについての考察です。

(注:あくまで無知な素人の「独り言」です。学術研究レベルではありませんし、言葉足らずだったり正しい保証も確信もないので悪しからず・・・)


なお、種類がちょっと分からないので以降は敬愛の念を込めて「nekoミドリイシ」と呼ばせて頂きます。(笑)


コレ、インディゴブルーのような、ブルーバイオレットとでもいうか、なんとも濃ゆい色をしていますよね。


せっかく珍しい色のサンゴを頂いたので、なんとか維持・成長させたい!


ということで分析の為、早速手持ちのF.P.ドクターを当ててみたところ、400nm,450nm,475nm共にポリプ以外には反応がありませんでした。



         ↓400nm照射


周囲のサンゴは蛍光反応していますね。


ということは、少なくともこの本体の色は400nm~475nmに励起される蛍光タンパクによる発色ではないことが分かります。


ではそれ以上かそれ以下の波長に励起される蛍光タンパクの可能性は?というと、エイジさんのコチラの記事「LED講座:UV≠紫外線?」を見ると、マリンアクアリウムに於ける蛍光タンパクが励起される波長域に関しては、「およそ400nm~600nm程度」と記載されています。


さらに読み進めると、バイオレット蛍光タンパクやブルー蛍光タンパクを励起させる波長は400nm前後であることが分かりますので、そこに反応がないことからこのnekoミドリイシは蛍光タンパクによる発色ではなく、光合成色素によるものかと思われます。

いや、もしかしたらもっと下の400nm以下のUVに反応するのかもしれませんが、400nmにピクリとも反応しない点や、nekoさんのT5環境でそこまでのUVが出ているのかを踏まえるとちょっと疑問です。


ということで、仮に光合成色素であるという前提で進めます。






もし光合成色素である場合、コチラの記事「雑学5.光合成色素の種類」からわかるように、青色の光合成色素の代表はフィコビリン系のフィコシアニンです。画像をお借りします。

(※これに関しては追記訂正があります。)


フィコシアニンが要求する波長域は図の通りです。


この辺は出力の大部分をシアン~UVに振ったフルスペの比較的苦手とされる域ですね。(汗)

対して、T5の白系ランプ、ATIのaquablueSPの波長はと言うと・・・


600nmこそ欠落しているものの、まさにフィコシアニンの要求する波長にピークがあります!

うむむ・・・。

この色の秘密はここか?


なんてことを考えていたら、なんともいいタイミングでエイジさんから掲示板にこんな投稿がありました。


mjnekoさんに頂いたミドリイシってこんなんじゃないですかね?(↑掲示板に画像あり)
これは10年前に僕が持ってた奴ですが、当時はこれが蛍光なのか色素なのかよく判りませんでした。
今度、400nmあるいはUVライトが入手できたら当ててみてください。
当 時は水槽の中段だと褐色化が進んだので、ハナヤサイと並べて250W 10000K直下に置いたらなんとか色も戻り維持できてました。UVが要るのかなぁと考えてました。400nmで済むならフルスペで楽勝かも知れません が、もっと下のUVが要るなら維持できるかどうか。。。?
ちなみに僕のはブルーと言うよりバイオレットでしたけど。




そして返信にF.P.ドクターに反応がない旨、光合成色素ですかねと尋ねると、


やはりこのミドリイシでしたか。
蛍光反応から見ても、スギノキブルーなんかとは別物ですね。
考察されたように色素色のようなので、特性は確かにフィコシアニンに近いかも。
そうなれば、ハナヤサイよりも浅場環境が必要かな。赤の波長も。。。
確かに3波長蛍光灯が持つ赤のピークも有効ですが、610nmよりも580nmが効いてるかも?
これはT5の場合、白系さえ入っていればまかなえる波長です。
LEDならデコライトの3000Kあたりも手っ取り早いですね。
メタハラならやはり6500Kが楽だろうなぁ。。。

とりあえず現状のままでいくなら、白ch多めで水面に近づけて日中ガンガン、のパターンかしら。




とお返事を頂きました。

エイジさんが当時維持されていたサンゴはメタハラ10000Kで、サンゴはブルーと言うよりはバイオレットですが、種類はおそらく同じっぽいです。(掲示板画像)



比較的滑らかな波長域のメタハラに対して、T5などの三波長蛍光灯はスペクトル図からもわかるようにピークが極端です。

以前エイジさんに相談した際、T5は緑の帯域がピンポイントで狭いため、ピンクも赤も単調な色彩にまとまりがちです。」とアドバイスをもらいました。

その為、エイジさんがメタハラで維持していた時よりもピンポイントにブルーが発現しているのかも?と思いました。
これは私の単なる想像ですが。


以上がnekoミドリイシに対する私の考察です。



もしこれが正解だった場合、T5環境の方ならこの色を維持できる可能性が高いでしょう。
同じ枝打ち個体を引き受けた有田さんや俺海さんはT5ですから大丈夫かもしれません。

そして私は・・・残念ながら、現状では厳しいかもしれません(´・ω・`)
ウチは蛍光タンパクを持たないサンゴが苦手です。

仮にエイジさんの提案のLEDデコライト3000Kを追加したとしても、スペクトルバランスはT5のそれとは異なりますから色合いは若干変わってくるかもしれません。


「T5は面白い色の揚がり方をする」

なんて一文をどっかで見たことがありましたが、その秘密はピンポイントで狭いピークによるものなのかもしれませんね。


以上、素人が聞きかじっただけの戯言でした。
間違い等あればご指摘下さい。(汗)




【追記】

ここまで書いたところ、記事UP後にエイジさんから訂正を頂きました。

「フィコシアニン、フィコエリトリン等のフィコビリン色素は主に海洋では海藻類から抽出されているそうで、性質は似ていてもサンゴの色素とは厳密には異なります。はずです(笑)」

とのことでした。

より詳しい解説はここでは省略しますので、詳細は1.023worldの掲示板「KR93SPについて【3】」をご覧下さい。

一言でまとめると、海藻類のフィコシアニンではなくミドリイシ由来の色素で考えた場合、バイオレットからブルーにかけての色素が吸収する波長は580nm前後となるそうです。
なのでフィコシアニンの610nmあたりとは少しズレますね。

ただいずれにしても、ATIのaquablueSPの波長には580nmのピークもありますので、有効に作用する可能性が高いのではないかと思われます。


掲示板の方が分かりやすく、また参考になると思いますので興味のある方は是非目を通してみて下さい。

エイジさんご協力ありがとうございました。




しかし・・・訂正前に一瞬だけこの記事をアップした際にお読みになられたそうで、nekoさんから新たな事実が告げられました・・・。

なので続くかもしれません。(笑)

んちは、どにゃです。

昨日の日曜日、スーパーご近所のmjnekoさんがスイハイに来られました!

こちらがその記事。

なんだかやたらとおほめ頂き、嬉しハズかし恐縮です。

今まで非アクアな方の来客はありましたが、ガチアクアな方は初めてで少し緊張しましたw

nekoさんとは2度目ですが、スマホとタブレットとデジイチを使いこなす様はすげーカッコよかったです(*´ェ`*)ポッ


心配だったカリウムも測って頂き、問題ないことが分かって一安心。

なぜならカリウムは青色のサンゴに関与するらしい!

そのリーファー垂涎ミッドナイトブルーのミドリイシをキープするmjnekoさんが、なんとお裾分けしてくれちゃいました!

(nekoさん画像拝借w)


すげー色ですw
こんな色見たことないです。

入れた傍からポリプモサモサです。
さすがZEO出身。

しかし夕方にはバーゲスの味見に遭い、(´・ω・`)な状態に。

うぅ・・・(ノДT)

ウチのバーゲスは新しいサンゴを入れると味見をします。
でもすぐに飽きるのか、2日程度で突かなくなります。

その後はシマスミレがたまにつつくくらい。
これがいつものパターンです。

それでもどのサンゴも成長してますから、こういう魚と同居させる以上は止むを得ません。
サンゴとnekoさんには申し訳ないですが、頑張ってもらいたい。

ウチの環境でどう変化するのか、非常に恐ろしいですw
元の色に戻ったりして・・・。(´д`lll)

それ以外にもお菓子とカリウム試薬など、お土産たくさん頂いちゃいました。

nekoさんありがとうございました!!
また水景が変わったら見に来て下さいね。







そしてその後、先日まはぜさんがポラリオを譲ってくれるとのことで、居住地が比較的近いので待ち合わせして直接引き取りに行きました。

タダもらいも申し訳ないので自慢のフルメタGスタポを少々持って行きました。(笑)


初対面でしたが色々お話させて頂き、楽しい時間を過ごせました~。
またひとり、あくあなおともだち?が増えましたw



そして帰ってさっそく設置。


意外とパワーが強く、想定してた場所に付けると砂がぶわ~っとなりアワアワ(((( ;゚Д゚))))アワアワ

あっちこっち試行錯誤しながらも、淀みがちな背面付近がなんとかいい感じになりました。

まはぜさん、ありがとうございました!!
ブログリンクさせて頂きますね!


ブログやってて良かった事を実感した一日でした~。


こんちは、どにゃです。

ミドリイシを飼育していると、色々知りたい事が出てきますよね。
特に、教えてくれる人がいないとその個体が「何ミドリイシ」なのかさえわかりません。
それが分からないと、実際に生息してる場所もわかりません。
場所が分からなければ、好む光も水流もわかりません。

まぁわからなくても、詰まるところキレイならいいし、反応を見ながら調整したりはできますが、未熟な私としてはやっぱり不確定な要素はできる限り減らしたいトコロ。
最近の雑誌でもミドリイシはほぼ一括り、「光は強め」とかしか書いてありませんよね。

自分で資料を探したりもしましたが、ミドリイシを詳しく解説した資料は見つけられませんでした。


そこで先日、例の件でエイジさんに相談中に、何かいい資料はないか尋ねたところ

あとは、ちょっと古いですが、サンゴの書物も多少は役に立つかも。
僕が10年前当時よく見てたのは、
・フィールド図鑑 造礁サンゴ
・沖縄海中生物図鑑 第9巻 サンゴ
の2冊です。今はこれ以外にも良い書物があるかも知れません。
この図鑑には同じ種の水深毎の形状の変化もくわしく載ってますし、実際のフィールドでも実感できます。水流の強さも形状形成に大きく影響するようです。


ということだったので、早速探して買ってみました。

発行が1988年12月なので、24年前の本です。

その割には程度が良いのが専門書らしい。


「造礁サンゴ」の図鑑なのでミドリイシオンリーではありませんが、生息する深度や水流の強弱、主な色、形状、ポリプの突起の並び方による見極め方法など結構詳しく載っています。


「フィールド図鑑」なのでもちろん自然のサンゴの情報です。
沖縄で撮影された写真が載っています。



色々と勉強になりますが、驚いたのがコレ。


ドピンクのハナヤサイ・・・って色にじゃなくて、完全に空中に出ちゃってます。

干潮時に、ってことなので数分間やそこらではないと思うのですが・・・まして直射日光まで浴びちゃってます。
夏とかよく平気ですね。




これで少し勉強してみます。

他にいい資料があったら是非教えて下さい。(・∀・)