ミドリイシ配置換え。 | 夜明けのマリンブルー

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さんごとおさかなでインテリア水槽を。

こんばんは、どにゃです。


先日、トゲ・ハナヤサイなどのピンク系が色落ちしていることを記事にした際、mjnekoさんから「エイジさんに聞いてみては?」と提案を頂いたので、そうれもそうだと思い、1.023worldの掲示板にて相談してみました。

※エイジさんは1.023worldというWebサイトを運営する、KR93SPの開発陣のお一人です。
同サイトには私を始め、ブログを登録されている方も多いですね。

該当スレはこちら⇒KR93SPについて

で、結論からいくと、ピンクのトゲやハナヤサイ系の色揚げには「540-550nm前後の緑の波長を如何に与えるかがポイントになります。」とのことでした。

なるほど、確かにトゲやハナヤサイはほぼ水深0Mのようなところに生息しているのに、我が家のフルスペの設定は水深3~5Mの設定に近似しています。


もちろん「フルスペクトル」がウリなわけだから緑の波長も出てはいるものの、それ以上に青~UVの波長が多く当たっていたことになる。
赤を揚げるための中域が相対的に足りないばかりか、青が多いことで茶系のカロテノイド系色素が優位に立ちますから、サンゴはより褐色に傾きます。

だから褐色化した、と。

う~ん、納得。


その裏付けとして、超浅場向けメタハラ、SCマリンブルーが実績を出しているのも頷けます。

また、T5もやはり有効なようです。(以下掲示板より抜粋)

最近、よく目にするようになりましたが、ご存じのようにT5の白系ランプを足すのも有効です。
何故かというと、これらのランプには波長バンドは狭いながらも、凄い量の緑の波長が含まれているからです。ぶっちゃけメーカーはどこでもOKです。これらは 3波長ランプと呼ばれ、青と緑と赤にピークを持つ蛍光灯で、アクア向けのものは赤はやや控えめで、主に青と緑にガツンとピークがあります。LEDスペクトラに各社ランプのスペクトルが登録されているので、参考にどうぞ。
http://www.1023world.net/diy/spectra/ (左側のライトタブ→右のランプリストから選択)

ATIならAquaBlue SP、KZならNew Geneなど。ピークを見て判るとおり、ATIの方がやや緑が強いので、赤の色揚がりには向いてるかな。但し、それなりのワット数を確保しないと、必要な照度は得られませんが。

ちなみに、T5は緑の帯域がピンポイントで狭いため、ピンクも赤も単調な色彩にまとまりがちです。各々のサンゴの微妙な色彩の違いを忠実に分けて色揚げするには、やはり低い緑~高い緑までワイドに確保できる光源が理想だと思います。




ま、T5はともかくとして、現状でできる方法としてはこのように教えて頂きました。

1. フルスペの水深設定をなるべく0Mに近づける
2. フルスペを水面に近づける
3. 該当サンゴを水面際まで上げる
(各サンゴの水深を事前に最適化しておかないと他のサンゴに悪い影響が出るので注意のこと)
但し、そもそもフルスペ自体がフル出力で水深3-5Mを想定しているため、自然下で水深0-2M程度の超浅場を好む前述のサンゴ群を満足させるべく水深設定を0Mに引き上げると、かえって青chを絞ることになり、出力が落ちる分、光量が低下します。なので、上記の工夫でも足りない際にはフルスペの増設が必要になるという訳です(汗)



そして全景写真を見て頂いて、「各サンゴの元々の生息した水深が再現されていないように見えます。」と指摘されました。

各サンゴの位置もアドバイス頂いたので、早速直してみました。
全てではありませんが、おおよそアドバイス通りに。


ま、そんなにガラッとは変わってないですが。


そしてフルスペの設定をもう少し浅場向けへと徐々にシフトさせていってる所です。
さらに少し前から、トゲの真上からGrassy LeDio21eのパールホワイトを直撃させていました。

様子見だったので日に3~4時間程度でしたが、僅かながら先端の方から色揚がりし始めています。
それをエイジさんに伝えると、「それで良いですよ。もっと時間を長く♪」とのことだったので、照射時間を延長しました。



あとはサンゴの様子を見ながら、フルスペの設定や高さを調節していこうと思います。
それでもダメならフルスペ増設・・・が理想ですが、流石に予算的に無理なので、T5を買おうと思います。

・・・・・いや、ダメじゃなくても買うかもしれないけど。(笑)
単に使ってみたいだけだったり。(笑)


その他のサンゴ達はまずまず好調といったところ。



うん、キレイ。(笑)





ところで、最近各ショップにミドリイシの入荷がありませんね。

何かあったんでしょうか?