第37回介護福祉士試験対策 【人間の尊厳と自立 ノーマライゼーション】
こんにちは。いつもありがとうございます。第37回介護福祉士試験対策【人間の尊厳と自立 ノーマライゼーション】についてよろしくお願いします。問題1著書『ケアの本質-生きることの意味』の中で「一人の人格をケアする とは,最も深い意味で,その人が成長すること,自己実現することをたすけること である」と述べた人物として,正しいものを1つ選びなさい。1神谷美恵子2糸賀一雄3フローレンス・ナイチンゲール(Nightingale, F.)4ミルトン・メイヤロフ(Mayeroff, M.)5ベンクト・ニィリエ(Nirje, B.)答え【4】1 …適切でない。精神科医であり、ハンセン病者の研究などにたずさわった方です。2 …適切でない。戦後の障害者福祉を切り開いた第一人者であり、近江学園の創設者。3 …適切でない。クリミア戦争で、看護に携わった方、有名な著書に「看護覚え書き」があります。4…適切。『ケアの本質-生きることの意味』の著者です。8つの要素知識、リズムを変えること、忍耐、正直、信頼、謙虚、希望、勇気を説かれています。5…適切でない。ノーマライゼーションの育ての親でありそれに伴う8つの原理を説かれた方です。ノーマライゼーションは、社会福祉において重要なキーワードです。一言でいうと「障害普通の暮らし」障害があってもなくても、共に生きていく地域共生社会ということですね。ノーマライゼーションときたら、生みの親であるバンク・ミケルセン、デンマーク出身も併せて押さえておきましょう。ちなみに、発展の親は、ボルフェンス・ベルガーです。ソーシャル・バロリゼーションとして広げました。日本語にすると、社会的役割の実践です。役割を与えて、強みを引き出していくエンパワーメントということになります。ノーマライゼーションで押さえておくことは、理念と親3人です。理念…障害普通の暮らし〉ノーマライゼーション親3生みの親…バンク・ミケルセン育ての親…ベンクト・ニイリエ発展の親…ボルフェンス・ベルガー以上のことにより、【4】が適切となります。解説は以上です。〈ポイント〉〉ミルトン・メイヤロフ 著書・ケアの本質 生きることの意味〉糸賀一雄・障害福祉第一人者・近江学園創設〉ナイチンゲール著書・看護覚え書き〉ノーマライゼーション 理念・障害普通の暮らし〉ノーマライゼーション 親3・生みの親…バンクミケルセン(デンマーク)・育ての親…ベンクト・ニイリエ(スウェーデン)・発展の親…ボルフェンス・ベルガー