2025年に住宅を購入した方、今年2年目以降で年末調整に住宅ローン控除を提出する方へ。不動産歴25年の佐藤社長が、必要書類、注意点、書類整理のコツを丁寧に解説。確定申告が必要なケースや提出漏れを防ぐポイントも紹介。
皆さんこんにちは。
本気不動産の佐藤です。
本日のVoicyでは、**「住宅ローン控除の年末調整で損をしないためのチェックリスト」**というテーマでお話ししました。年末が近づいてくると、住宅ローン控除の手続きが必要になる方も多いと思いますので、ブログでもわかりやすくまとめておきますね。
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■ 住宅ローン控除、今年のあなたは「誰パターン」?
住宅ローン控除は、
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2025年に住宅を購入した方(今年購入した方) → 来年2月〜3月の確定申告が必要
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2年目以降の方 → 勤務先で年末調整の書類と一緒に提出
このように分かれています。
すでに金融機関から 「年末残高証明書」 が届いている頃かと思います。勤務先に提出すれば手続きはスムーズですが、ここで提出漏れがあると控除が受けられなくなることもあるため要注意です。
■ 今年購入した方が特に注意すべきポイント
初めて住宅ローン控除を受ける方は、残高証明書以外にも必要書類があります。
たとえば、
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売買契約書
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重要事項説明書
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住所が変わったことを証明する書類
など、購入に関する書類一式が必要になる場合があります。
不動産購入直後は、ローン契約・引越し・税金関係など手続きが重なるため書類が散らかりやすいもの。
一つのファイルにすべてまとめて保管しておくと後々とても楽になります。
■ 書類は「ひとまとめ保管」が鉄則です
以下の書類は、将来の売却・リフォーム記録・各種手続きで役立ちますので、必ずまとめて保管してください。
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売買契約書・重要事項説明書
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住宅ローン関係の書類
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登記関連の書類
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図面や設備の説明書
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リフォーム履歴
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マンションの場合:管理費・修繕積立金の明細
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マンション総会議事録・お知らせ類
特にマンションの総会議事録は、将来の査定や売却の際に非常に価値があります。
意外と“古紙と一緒に捨ててしまう方”が多いのですが、ぜひ残しておいてくださいね。
■ なぜこんなに書類を残す必要があるのか?
理由はシンプルです。
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将来売るときに「高く売れる」可能性が上がるから
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査定時に業者が確認したい情報が一目でわかるから
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税金・控除手続きがスムーズになるから
住宅は“買った後の管理”がとても大事です。
書類管理は、実は“資産を守る行為”そのものなんですね。
■ 今回のまとめ
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年末残高証明書は確実に提出
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初年度の方は確定申告が必要
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購入関連書類は一つのファイルに整理
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リフォーム履歴や設備の説明書も必ず保管
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マンションの議事録は絶対に残す
Voicyでもお伝えしましたが、住宅購入後の最初の1年は手続きが最も多い時期です。
このタイミングでしっかり整理しておくと、何年経っても困りません。
今日の放送が、皆さんの“安心できる住まいづくり”の一助になれば嬉しいです。