旧耐震と新耐震の違いから地盤・基礎・施工精度まで、安心して中古戸建を選ぶための実務ポイントを本気不動産の佐藤が解説。リフォーム費用の考え方や、築年数では判断できない住宅の本質的な価値を学べるVoicy放送の概要です。
本気不動産の佐藤です。
今日の放送テーマは 「旧耐震と新耐震、どちらが安全?そして中古戸建のリフォーム費用はどれくらい見ておけばいいのか」 という、多くの方が迷いやすいポイントについて丁寧にお話ししました。
実は「旧耐震=危険」「新耐震=安全」という単純な線引きだけでは判断できません。
昭和56年6月1日の基準はあくまで“目安”であり、住宅は 地盤の強さ・基礎のつくり・施工精度・使い方・メンテナンス状況 など複数の要素で成り立っています。
🔸 ポイント①:旧耐震=震度5強、新耐震=震度6強〜7対応
🔸 ポイント②:基礎(鉄筋の位置・強度)や地盤が住宅寿命を左右
🔸 ポイント③:地震で倒れる原因の多くは“設計や施工のエラー”
🔸 ポイント④:築年数より「管理・メンテナンス履歴」が資産価値に影響
🔸 ポイント⑤:中古戸建は現地で“プロと一緒に診断”して判断するのが最適解
そしてリフォーム費用の考え方も重要です。
表層だけ直した「リフォーム済み物件」は内部まで改善されていないことが多く、スケルトンリフォームかどうかで大きく違います。プロと一緒に“どこを直せば安心して住める家になるのか”を見極めることが大切です。
今回の放送では、不動産歴25年以上の実務視点で
「数字だけでは語れない中古戸建の本当の見極め方」
をたっぷりお話ししました。
安心して中古戸建を選びたい方は必聴です。