再建築不可の土地は怖い?本当に危険なのはどこ?接道義務2mの誤差、測量精度、既存不適格、インフラ追加費用など「知らないと損するポイント」を本気不動産の佐藤社長が分かりやすく解説。購入判断に役立つ実務的な視点をご紹介します。
こんにちわ、本気不動産の佐藤です!
今回の放送では「再建築不可の土地」について、一般的に語られがちな“ネガティブワード”の裏側を、本気不動産として分かりやすくお話ししました。
テレビやネットでよく見る「再建築不可=危険」というイメージ。
ところが、実際には 件数は意外と少なく、誤解されている部分が多いんです。
その理由の代表例が「接道義務2メートル問題」。
図面上はOKなのに現地を測ると 1〜3センチ足りないケースもあり、これは昔の測量精度の違いが大きく影響しています。
また、再建築不可よりも実際に多いのは “既存不適格”。
建築当時は合法だけれど、今の法律に当てはめると規模や配置が適法でない――そんなパターンが金融機関の審査で影響することも。
そして本当に注意が必要なのは、
土地代や建物代よりも インフラ関連や土留めなど外構コスト。
「再建築不可だから危険」というより、
「造成状況や上下水道の引き込み・傾斜地の対策で追加費用がどれくらいかかるか」の方が、実は重要なんです。
💡再建築不可でも、壊さずに使う・リフォームして活用するなら問題なし。
💡壊す時の解体費・道路状況の方がリスクになることも。
💡購入前には“建築会社の目線”で土地調査するのがベスト。
不動産の世界は、言葉のイメージだけで判断すると大きな誤解につながります。
今日の放送が、皆さんの物件探しのヒントになれば嬉しいです!