「1000万円以下の中古マンションは不安…?」そんな心配を払拭し、価格の理由・管理状態・立地・リフォームの見極め方まで、不動産歴25年・売買1200件超の佐藤社長がわかりやすく解説。7つの“買ってよい条件”と“避けたい物件”の判断基準も、今日から使える実践版です。
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こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今日は多くの方からご質問の多い、
「1000万円以下の中古マンションって大丈夫ですか?」
このテーマを、プロとして徹底的にわかりやすく解説します。
結論からお伝えすると…
✔︎ 1000万円以下でも、普通に“良いマンション”はたくさんあります。
✔︎ 安い=訳あり ではありません。
✔︎ 価格には必ず理由があるだけ なんです。
■導入:安い=訳ありではない理由
「告知事項あり」と書いていない限り、
価格が低いのは 築年数・広さ・立地・管理状態・間取り など、
“普通の理由”で形成されています。
高価格帯を好む人・低価格帯でコスパを重視する人、
価値観はさまざまですが、
1000万円以下のゾーンにも安心して買える物件は山ほどあります。
重要なのは…
✔︎ 価格以外の評価軸を持つこと。
✔︎ 管理・利便・改修可能性の三位一体で判断すること。
今回のブログでは、
動画で説明した内容を 実際の購入現場の視点 でまとめ直しています。
■条件を厳しくしすぎると候補が消える
1000万円以下で「築2000年以降」「駅5分以内」などに絞ると、
候補はほぼゼロになります。
まずは広めに検索して、
現地で共用部・住環境・管理状態を見て絞る のが正しい順番です。
■1000万円以下で「買ってよい」マンション7条件
① 共用部が綺麗で管理費が安い
豪華な施設より、
日常の清掃が丁寧かどうか。
エレベーターが少ないマンションは管理費が下がり、
長期のコストパフォーマンスが良い傾向があります。
② 前の所有者が丁寧に使っている住戸
リフォーム費が大きく変わります。
✔︎ 水回りの状態
✔︎ 建具やフローリングの傷
✔︎ メンテナンス履歴
これらが良好だと、1000万円以下でも満足度は高いです。
③ 駅距離はあるが生活利便が整う住宅街
交通より、
生活動線(買物・病院・公共施設) の強さを優先。
車移動中心、リモート勤務の方には特におすすめです。
④ 駅近・築古・小さめ間取りの組み合わせ
一見弱点が多いようで、
実は 立地の強さで価値が維持される タイプ。
出口(売却)も安定しやすいです。
⑤ エレベーターなし階段マンション(2〜3階)
管理費が安く、日常負担も軽い。
階段の許容度は必ず現地体験で判断してください。
⑥ 車中心の暮らしなら郊外の築浅
駅距離を取らない分、
築浅や広さを選べるメリットがあります。
⑦ 幹線沿いの利便性が高い郊外型マンション
買物・飲食・バスが充実。
駅遠でも「生活満足度」が高い立地です。
■1000万円以下で「買ってはいけない」注意物件
✖︎ ① 外観・共用の劣化が進んでいる駅周辺物件
立地だけで価格を維持しているタイプ。
修繕積立不足 → 大規模修繕の一時金リスクあり。
ここは必ず現地確認をしてください。
✖︎ ② 部屋内は直せても、共用部は直せない
管理組合の強さが未来を左右します。
✔︎ 管理費
✔︎ 修繕積立金
✔︎ 長期修繕計画
この3つは「必ず見るべき基本項目」です。
✖︎ ③ 旧耐震/新耐震だけで判断しない
新耐震でも損傷することはあります。
大事なのは 管理・劣化状況・修繕の実績。
■掘り出し物の見つけ方
✔︎ 割り切りと合意形成が成功の鍵
単独の弱点だけで除外しないこと。
1000万円以下は「どこを許容できるか」の整理が必要です。
✔︎ 汚れている住戸は実はチャンス
荷物が多い・古い・汚れている。
これが理由で売れずに残っている物件は 値引き余地が大きい。
リフォーム済み住戸と比較しながらイメージを固めてみてください。
✔︎ 長期未改修の単身物件は宝
表層リフォームでガラッと復活します。
「みんなが避ける理由」を分解して、
それが直せる問題かどうか を判断すると、掘り出し物に出会えます。
■まとめ
1000万円以下でも、
管理 × 利便 × 改修可能性
この3軸で見れば、良いマンションはたくさんあります。
視聴者さんの実体験や見落としポイントがあれば、
コメントで教えてくださいね。
「こんな物件どう思う?」
「1000万円以内で探すならエリアの相談もしたい」
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あなたの購入判断が、
後悔ゼロの前進になりますように。