1000万円以下 中古マンションの選び方と注意点|本気不動産佐藤 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
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「1000万円以下の中古マンションは不安…?」そんな心配を払拭し、価格の理由・管理状態・立地・リフォームの見極め方まで、不動産歴25年・売買1200件超の佐藤社長がわかりやすく解説。7つの“買ってよい条件”と“避けたい物件”の判断基準も、今日から使える実践版です。

 

📺 本気不動産の関連動画はこちら(3本)

  1.   資産価値が落ちる家の共通点とは?売れにくい中古マンションの特徴8選を不動産社長が本気で話します! 
     → https://www.youtube.com/watch?v=drTnhEh59T4&t=378s

  2. 【築25年】新築より高値で売れる!?20年後に価値が上がるマンションの特徴を不動産歴25年のプロが解説します! 
     → https://www.youtube.com/watch?v=FYNu-iDPmfc&t=1205s

  3. 【築年数の限界】住めなくなる可能性がある!?終の住処に最適な中古マンションを不動産歴25年のプロが解説! 
     → https://www.youtube.com/watch?v=34blGkHHiMA&t=470s

こんにちは、本気不動産の佐藤です。

今日は多くの方からご質問の多い、


「1000万円以下の中古マンションって大丈夫ですか?」


このテーマを、プロとして徹底的にわかりやすく解説します。

結論からお伝えすると…


✔︎ 1000万円以下でも、普通に“良いマンション”はたくさんあります。

✔︎ 安い=訳あり ではありません。
✔︎ 価格には必ず理由があるだけ なんです。


■導入:安い=訳ありではない理由

「告知事項あり」と書いていない限り、
価格が低いのは 築年数・広さ・立地・管理状態・間取り など、
“普通の理由”で形成されています。

高価格帯を好む人・低価格帯でコスパを重視する人、
価値観はさまざまですが、
1000万円以下のゾーンにも安心して買える物件は山ほどあります。

重要なのは…


✔︎ 価格以外の評価軸を持つこと。

✔︎ 管理・利便・改修可能性の三位一体で判断すること。


今回のブログでは、
動画で説明した内容を 実際の購入現場の視点 でまとめ直しています。


■条件を厳しくしすぎると候補が消える

1000万円以下で「築2000年以降」「駅5分以内」などに絞ると、
候補はほぼゼロになります。

まずは広めに検索して、
現地で共用部・住環境・管理状態を見て絞る のが正しい順番です。


■1000万円以下で「買ってよい」マンション7条件

① 共用部が綺麗で管理費が安い

豪華な施設より、
日常の清掃が丁寧かどうか。

エレベーターが少ないマンションは管理費が下がり、
長期のコストパフォーマンスが良い傾向があります。


② 前の所有者が丁寧に使っている住戸

リフォーム費が大きく変わります。

✔︎ 水回りの状態
✔︎ 建具やフローリングの傷
✔︎ メンテナンス履歴

これらが良好だと、1000万円以下でも満足度は高いです。


③ 駅距離はあるが生活利便が整う住宅街

交通より、
生活動線(買物・病院・公共施設) の強さを優先。

車移動中心、リモート勤務の方には特におすすめです。


④ 駅近・築古・小さめ間取りの組み合わせ

一見弱点が多いようで、
実は 立地の強さで価値が維持される タイプ。

出口(売却)も安定しやすいです。


⑤ エレベーターなし階段マンション(2〜3階)

管理費が安く、日常負担も軽い。

階段の許容度は必ず現地体験で判断してください。


⑥ 車中心の暮らしなら郊外の築浅

駅距離を取らない分、
築浅や広さを選べるメリットがあります。


⑦ 幹線沿いの利便性が高い郊外型マンション

買物・飲食・バスが充実。
駅遠でも「生活満足度」が高い立地です。


■1000万円以下で「買ってはいけない」注意物件

✖︎ ① 外観・共用の劣化が進んでいる駅周辺物件

立地だけで価格を維持しているタイプ。
修繕積立不足 → 大規模修繕の一時金リスクあり。

ここは必ず現地確認をしてください。


✖︎ ② 部屋内は直せても、共用部は直せない

管理組合の強さが未来を左右します。

✔︎ 管理費
✔︎ 修繕積立金
✔︎ 長期修繕計画

この3つは「必ず見るべき基本項目」です。


✖︎ ③ 旧耐震/新耐震だけで判断しない

新耐震でも損傷することはあります。
大事なのは 管理・劣化状況・修繕の実績


■掘り出し物の見つけ方

✔︎ 割り切りと合意形成が成功の鍵

単独の弱点だけで除外しないこと。

1000万円以下は「どこを許容できるか」の整理が必要です。


✔︎ 汚れている住戸は実はチャンス

荷物が多い・古い・汚れている。
これが理由で売れずに残っている物件は 値引き余地が大きい

リフォーム済み住戸と比較しながらイメージを固めてみてください。


✔︎ 長期未改修の単身物件は宝

表層リフォームでガラッと復活します。

「みんなが避ける理由」を分解して、
それが直せる問題かどうか を判断すると、掘り出し物に出会えます。


 

 

■まとめ

1000万円以下でも、
管理 × 利便 × 改修可能性
この3軸で見れば、良いマンションはたくさんあります。

視聴者さんの実体験や見落としポイントがあれば、
コメントで教えてくださいね。

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あなたの購入判断が、
後悔ゼロの前進になりますように。