マンション購入で後悔しない!プロが教える住んでからの落とし穴 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業25年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

マンション購入後に「こんなはずじゃ…」と後悔したくない方へ。本気不動産の佐藤が、住んでから(直後、1年後、10年後)の時系列で起こりがちな後悔と、プロが実践する事前対策を徹底解説。購入前の不安を解消します。

 

こんにちは! 本気不動産の佐藤です😊

 

いつもブログやYouTubeをご覧いただき、本当にありがとうございます!

「よし!マンション買うぞ!」 「これで理想の暮らしが手に入る!」

そう思って購入したマイホーム。 でも、住んで数年経ってから「こんなはずじゃなかった…」と後悔するのは、絶対イヤですよね💦

実は、購入後の不満や苦情って、私たち(不動産屋)に直接届くことは少ないんです。 でも、住んでみないと分からない「想定外のリスク」は確かに存在します。

だからこそ、私たち本気不動産は、不動産歴25年、売買1200件以上、査定相談4000件以上の経験から言える**「本音の情報」**を、購入前にしっかりお伝えして、後悔の芽を先に摘んでおくことを一番大事にしています。

今回のブログでは、マンション購入後に「あちゃー💦」となりがちなポイントを、**時系列(住み始めてすぐ・1年後・2~3年後・10年後)**で解説していきます!

この内容は、YouTube動画でも詳しくお話ししていますので、ぜひこちらもチェックしてくださいね!

 

 

▶️ 動画で見る:「住んで数年で起こるマンションの後悔と事前対策」


 

🏠 ① 住み始めて「すぐ」に分かること

 

まずは入居直後。ウキウキ気分と同時に、現実が見えてくる時期です。

1. 賃貸とは違う「人付き合い」と「ルール」 分譲マンションは「共同住宅」。賃貸の時よりも、ご近所さんとの挨拶や関わりが増えることが多いです。 人付き合いが苦手な方でも、「管理組合」や「自治会」など、何かしらの関わりは出てくるもの。

また、ゴミ出しや自転車置場のルール、バルコニーの使い方(避難経路なので物置禁止!とか)など、賃貸よりルールが厳格な場合がほとんど。 「え、これダメなの!?」と入居後に知ることも多いんです。

2. 予想外の「初期出費」 「家具も家電も持ってきたし、大丈夫!」と思っていても、意外な出費が…。

  • 窓のサイズが特殊で、カーテンがオーダーメイドになった

  • 部屋が広くなって、今までの家具だとスカスカ…買い足しが必要

  • 持ってきた家具のデザインが、新しい部屋とどうも合わない

なんてことも。引っ越し代とは別に、こうした「調整費用」も見ておくと安心ですよ💡

3. 「あれ?」前オーナーさんとの認識ギャップ 中古マンションの場合、売主さんから「設備の状況」や「不具合」について告知書をもらいます。 でも、「売主さんが気にならなかったこと」が、**「自分はすごく気になる…」**ということはよくあります。

例えば…

  • 「給湯器の操作音が、思ったより大きいかも…」

  • 「バルコニーの埃、こんなに溜まりやすいんだ…」

  • 「前の人は気にならなかったみたいだけど、このキズは気になるなぁ」

こればっかりは感覚の差なので難しいですが、「そういうものだ」と知っておくだけでも違いますよね。

4. 想像と違う「外的要因」 内見は昼間だったけど、夜になったら近所の飲食店の音が… 平日は静かだけど、週末は近くの道路が混雑する… 近くに病院があって、救急車の音が思ったより響く…

など、時間帯や曜日によって変わる「周辺環境」も、住んでから気づく「後悔ポイント」になりがちです。


 

📅 ② 住んで「1年後」に見えてくること

 

少し生活に慣れてきた頃、今度は「建物全体」のことが見えてきます。

1. 住んでいる人たちの「傾向」 1年くらい住むと、「このマンション、ご高齢の方が多いな」「いや、若いファミリーが多いぞ」といった全体の傾向が分かってきます。 もし高齢化が進んでいるマンションだと、将来的に管理組合の役員が回ってくる可能性が高くなるかも…? 「コミュニティ」も、住み心地に関わる大事な要素ですね。

2. 「建物」の老朽化への気づき 購入時のウキウキ気分では見落としていた、共用廊下の小さなヒビや、外壁のちょっとした汚れ。 生活に慣れてくると、そういう細かな「劣化」が目に付くようになります。

そして、年に1回の「管理総会」です。 ここで「どこがどれくらい劣化しているか」「今後の課題は何か」が具体的に報告され、「あ、うちのマンションも年を重ねてるんだな」とリアルに認識することになります。


 

🔧 ③ 住んで「2〜3年後」の変化

 

中期的な課題が出てくる時期です。ここ、お金に直結しますよ!

1. 「修繕積立金」の値上げ!? 一番現実的な問題がこれです💰 マンションは十数年ごとに大規模修繕が必要ですが、最近は工事費が高騰しています。 「積立金が足りない!」となると、管理費や修繕積立金の値上げが議題に上がります。

購入時には安くても、数年後に固定費がドンと上がる可能性は、常に頭に入れておきましょう。

2. 「周辺環境」が変わる 「日当たりと眺望が最高!」と思って買ったのに、数年後、目の前の空き地に新しいマンションが建った… なんてことも普通に起こります。 また、近所のスーパーが閉店したり、新しいお店ができたりと、生活の利便性も変わっていきます。


 

⏳ ④ 住んで「10年後」のメンテナンス

 

ついに「室内」にもお金がかかる時期がやってきます。

1. 「設備」の寿命と交換 ボイラーや暖房機、給湯器などは、だいたい10年くらいが交換の目安。 キッチンの水栓(蛇口)のパッキンが劣化して、水が滲んでくる…なんてことも。

これ、結構まとまった出費になります💦 中古マンションを買うときは、**「今の設備が何年使われているか」**を必ずチェックして、「あと何年くらいで交換時期が来そうか」を把握しておくことが超重要です!


 

💡 後悔しないための「事前対策」まとめ

 

じゃあ、どうすればいいの!? 大丈夫です、ちゃんと対策はあります!

1. 内見は「複数回」が鉄則! 感覚のギャップや外的要因(音・匂い)は、1回の内見では分かりません。 時間帯(昼・夜)や曜日(平日・休日)を変えて、最低2回は現地を見ましょう! 自分の五感をフルに使って、気になる点は全てチェックです!

2. 「管理組合の書類」を徹底的に読み込む! これが一番大事かもしれません。 「長期修繕計画書」「総会の議事録」「修繕履歴」 ここには、マンションの健康状態(=お金の状態)が全部書いてあります。

  • 積立金は、今のマンションの規模に対して足りてそうか?

  • 過去の修繕は計画通りに行われているか?

  • 総会で「お金が足りない」みたいな議論は出ていないか?

この書類の読み込みが、将来の値上げリスクを回避するカギになります!

3. 「設備」の使用年数を把握し、予算を組む! ボイラーや暖房機が「いつ設置されたものか」を確認し、交換時期を予測しておきましょう。 その時期に向けて、あらかじめ「設備交換貯金」をしておくと安心ですね。

▼【関連動画】書類確認や内見のポイントも要チェック!▼

最後に…僕の「後悔」体験談

 

実は僕(佐藤)も、30年近く前に初めてマンションを買った時、手痛い失敗をしました。 入居して半年ほどで大規模修繕があり、**購入時に聞いていなかった「修繕一時金」**をポンと請求されたんです💦

当時は若くてお金もなく、真っ青になりました…。 (結局、親に相談し、購入先に申し入れて、告知漏れということで売主さん負担で解決しましたが…)

当時は今ほど書類が整備されていませんでしたが、今はしっかり確認できる時代です。 ぜひ、購入前にできる確認は徹底的にやって、後悔のないマンション購入をしてくださいね!

本気不動産では、こうしたリアルな情報をお伝えするセミナーや、LINEでのご相談も受け付けています。 不安なこと、AとBで迷っていることなど、お気軽にご連絡ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊