築50年マンションの実態と価値を、本気不動産・佐藤が徹底解説!修繕履歴や耐震、安全性、賃貸/売却時のポイントまで、親しみやすい語り口でまとめました。
こんにちは!本気不動産の佐藤です。
今日は「築50年マンション」についてを、できるだけわかりやすく・親しみやすくお話ししますね♪
1. 築50年マンションってどんなの?
札幌でもチラホラ見かける地区50年マンション。4階建てくらいの低層団地が多くて、階段室が2世帯ごとに。エレベーター付きもありますが形はいろいろ。数は多くないですが、歩いてると意外と出会います。
2. 耐震性は大丈夫?
多くは昭和50年前後(=旧耐震基準)に建築。でも鉄筋+鉄骨構造が主流で、「地震で即倒壊」なんてことはまずありません。基礎や配筋の状態も大切ですが、全く心配するような構造じゃないですよ。
3. 修繕ってきちんとされてる?
大規模修繕は12〜13年のペースで実施されていて、外壁や配管、バリアフリー改修、エレベーター更新なども進んでいます。共用部分はしっかりしてますが、専有部分は住んでいる方次第かな…という感じです。
4. 耐震証明書って必要?
「新耐震適合証明書」は取得が非常に難しく、費用も数千万円になることも。サーモグラフィーなどの検査はあっても証明としては十分ではなく、現実的には断念するケースがほとんどです。取得できれば税制メリットもあるけど、費用対効果は低い…ですね。
5. 安全性は証明書より実績を重視!
証明書がなくても、何十年も地震を乗り越えてきた実績は大きな安心材料。構造や地盤の強さ、管理状況も総合して判断すべきです。「建築士の見解より、実態重視」で見るのが吉ですね。
6. メリットとデメリット
メリット
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価格は安定してて手頃
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和室や広い間取り、廊下が少なく有効活用できる設計
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駅近など立地に恵まれる場合も
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管理が行き届き、住民ルールも整っていて安心
住民運営のメリット
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長年住む方が多く、管理組合が安定
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ルールが住民意見で整備されている
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修繕履歴が豊富で信頼感も◎
デメリット
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賃貸や事務所混在になることも
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高齢化が進んでいる住民構成
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相続や活用方法の変化が起こりやすい
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税制優遇が受けにくい制度的ハードルもあり
7. 売却・賃貸はどう?
相続後の活用は売却か賃貸が多いです。賃貸向けにはリフォームが必要ですが、貸し出し自体は問題なかったり、立地・価格・リノベーションのしやすさが魅力で購入希望者も多いですね。
取り壊しは住民の賛成が必要で難しいですが、効率的な修繕で寿命はどんどん延びています。金属サイディングで外観を一新した例もあり、価値維持に繋がっていますよ。
8. 佐藤社長の本音&物件探しの視野
正直に言うと、僕も立地がいい築50年マンションなら「アリ」だと思ってます。修繕が日常に溶け込んでいて管理の負担が少ない。団地形式は土地持ち分が大きく、専用庭や駐車場無料などおトクな特典もあることも。
「築50年だからダメ」と最初から除外するのはもったいない!立地・管理状況・修繕履歴を見て、広い視野で探してみると、本当に“お宝物件”に出会えるかもしれません。
気軽に相談してくださいね。僕がしっかりサポートします!
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