高齢者も安心!バリアフリー住宅とユニバーサルデザインの実践ポイント | 佐藤竜志 オフシャルブログ

佐藤竜志 オフシャルブログ

はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
相続や終活、建築・リフォームのことなど知っていることをお伝えします
日々の出来事や営業職についてなど、楽しみながら発信してゆきます

高齢者や障害者だけでなく、誰もが快適に暮らせるバリアフリー住宅とユニバーサルデザインの違いや実践ポイントを解説。車椅子対応の間取りや補助金制度、実例も紹介。

こんにちは!本気不動産の佐藤です。


最近、「高齢になっても安心して暮らせる家を探したい」という声をよく聞くようになりました。年齢や体の変化に左右されず、誰もが快適に暮らせる住まいづくりが求められています。
今日は、バリアフリー住宅
ユニバーサルデザイン
の考え方や、実際のポイントについて分かりやすくお話しします。


【関連動画で先にチェック!】

本気不動産YouTubeチャンネルでも詳しく解説しています。気になる方はこちらの動画もご覧ください!

  1. 終の住処はどこを選ぶべき?今から備えておきたい老後の住宅知識を不動産のプロが徹底解説!

  2. 〇歳までに買ってください!終の住処はマンションが最強な理由を住宅購入のプロが本気で解説します!

  3. マンションの寿命って何年?住宅購入で後悔しない考え方を不動産購入のプロが徹底解説!

     

     

     


■ バリアフリー住宅の基本と歴史的背景

高齢化社会が進む日本では、「安心して長く住める家」が求められています。

  • バリアフリーとは、段差をなくす、手すりをつけるなど、生活の障害を取り除く考え方。

  • 平成14年の障害者基本計画をきっかけに広まり、平成18年にはバリアフリー法も施行されました。

一方で、ユニバーサルデザインは「高齢者や障害者だけでなく、すべての人が使いやすい家」を目指すもの。バリアフリーが「特定の人向け」なのに対し、ユニバーサルデザインは全員向けの考え方といえます。


■ 車椅子利用を想定した設計ポイント

車椅子を使う方が快適に暮らすためには、

  • 車椅子幅:約70cm、長さ約120cm、高さ約110cm

  • ドア幅や廊下幅は90cm以上が理想

  • その場で回転するには直径140cmのスペースが必要

一般的な住宅では、廊下や角の幅が狭くて曲がれないことも多いので、余裕を持った間取りが重要です。


■ バリアフリー住宅の間取りと設備例

  • 大きな空間の確保:介助者が動きやすいように、ベッドの周囲にスペースを確保。

  • 中古マンションや賃貸でも工夫可能:段差解消、手すり設置は比較的簡単にできる。

  • 手すりの設置と補助金:60代から設置を始める方も増えています。要介護認定を受けると自治体の補助金が使える場合もあるため、事前に確認を。


■ ユニバーサルデザインの考え方と実践

事故や病気で身体機能が低下したときにも対応できるのが理想の住まい。「まだ元気だから大丈夫」ではなく、予防的に対策を取ることが大切です。
不安を感じたら、不動産業者や自治体の専門窓口に相談するのが賢明です。


■ 番外編:ユニバーサルデザインは日常にも!

最近では、外国人とのコミュニケーションでもユニバーサルデザイン的な考え方が役立ちます。言葉が通じなくても、スマホや直感的な身振りで意思疎通できるのは「誰もが理解できる設計」の一例ですよね。


■ まとめ

バリアフリー住宅やユニバーサルデザインは、**「誰もが安心できる家づくり」**の基盤です。
これから家を選ぶ方、リフォームを考えている方は、早めに対策や相談を始めることをおすすめします。


YouTubeチャンネルでも実例を紹介中!
本気不動産のチャンネルはこちら
最新情報やQ&Aもお届けしますので、チャンネル登録&高評価をぜひお願いします!