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はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
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自宅に住み続けながら資金を確保できる「リースバック」。その仕組みと注意点、実際の事例や失敗しないための活用法を、札幌の不動産専門店「エリアネット」が本音で徹底解説します。


こんにちは!

札幌・千歳・苫小牧で不動産売却のお手伝いをしている、エリアネットの佐藤です。

今日は、最近よく耳にする「リースバック」について、本音でお話しします。


■ リースバックってどんな仕組み?

リースバックとは、今住んでいる自宅をいったん売却し、そのまま賃貸契約を結んで住み続けることができる仕組みです。

売却によって資金を得られますが、住み慣れた家から離れずに暮らせるのが最大のメリットです。ただし、このサービスを扱っている会社は意外と少なく、誰でも利用できるとは限らないのが現状です。


■ 価格設定は?安く買い叩かれないの?

リースバックには大きく2つの価格設定パターンがあります。

  1. 通常査定ベース:市場価格に近い金額で買い取ってもらい、その金額に応じた家賃を払う

  2. 逆算方式:希望する家賃額から逆算して買取価格を決める

ただし、どちらにせよ「市場価格よりは下がる」と考えておいた方が現実的です。いわゆる“下取り”に近い感覚ですね。


■ どんな人がリースバックを利用しているの?

大きく分けて、以下の3タイプが多いです。

  • 引越し準備に時間をかけたい人

  • まとまった現金が急ぎで必要な人

  • 売却したことを周囲に知られたくない人

引越しや荷物整理に数年かかる場合や、急な医療費・借金返済が必要な方など、理由は様々ですが、「住み続けたい」という思いは共通しています。


■ 実際のところ、リースバックってどうなの?

実は、僕たちが「積極的におすすめしていない」のには理由があります。

特に借金返済が目的の場合、生活再建の見通しが立っていないケースが多く、2〜3年で家賃が払えなくなり、結局退去することになる事例が目立ちます。

また、「買い戻し特約」を付けても、実際に買い戻せた人はほとんどいません。買取時より高い金額が必要になるからです。


■ 高齢者の活用ケースや、通常売買への切り替え

一方で、認知症リスクのある高齢者など、「今の家にギリギリまで住みたい」ケースには、リースバックがうまく機能することもあります。

とはいえ、相談を受けていても、最終的には通常の売買や買取に切り替わるケースの方が多いのが実情です。


■ 荷物の多さで売却方法が変わる?

意外と盲点なのが「荷物の多さ」。

内覧時に買主が嫌がることも多く、整理が難しい場合は、仲介ではなく買取をおすすめすることもあります。売主の利益と売却成功率のバランスを考えた提案が大切です。


■ リースバックは比較してから選ぶのが大前提

仲介・買取・リースバック、それぞれにメリット・デメリットがあります。だからこそ、エリアネットでは「嘘をつかず、ちゃんとデメリットも説明する」姿勢を貫いています。

他社の話も聞いていいんです。比較した上で、一番納得できる選択をしていただければOKです。


■ 気軽に相談したい方へ

「ちょっと話を聞いてみたいだけ」という段階でも大丈夫です!

匿名での相談や、簡単な査定依頼も大歓迎ですよ。


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住み慣れた家で、どうやって次のステージに進むか。迷ったときは、ぜひ私たちエリアネットにご相談ください。