【夏の住宅対策】暑くなりやすい家の特徴とプロが教える快適な住まい方 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
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暑くなりやすい家の特徴と対策をプロの視点で解説。窓・断熱・湿度・エアコン設置の工夫で快適な夏を実現!グリーンカーテンやLow-Eガラスの活用方法も紹介。

こんにちは、本気不動産の佐藤です!

これから夏本番。室内がムワッと暑くなって困ってる方、意外と多いのではないでしょうか?
今回は「暑くなりやすい住宅の特徴」と「今日からできる暑さ対策」について、わかりやすくお話しします。


暑くなりやすい家の3大特徴とは?

① 窓の対策が不十分

実は、住宅に入り込む熱の**7割以上が「窓」**からなんです!
単板ガラスや開閉できないフィックス窓は、熱気がたまりやすく逃げ場がありません。

② 断熱・気密性能が地域任せ

北海道のような寒冷地は断熱仕様がしっかりしてますが、南のエリアだと断熱材が薄めのケースも。
地域ごとの住宅性能の違いが、暑さの感じやすさに直結します。

③ 換気と空気の流れが悪い

温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ。
2階の窓を開けて熱を逃し、1階で冷たい空気を取り入れる「自然換気」ができていない家も多いです。


暑さを防ぐ!窓まわりの3大対策

1. レースカーテン&遮光カーテンの併用

カーテン1つで体感温度が変わります。外からの熱を遮り、冷房の効率をUP!

2. 車熱フィルムを窓に貼る

大きな窓には、UVカット&断熱効果のあるフィルムがオススメ。
室内の冷気が逃げにくくなり、冷房効率がグンと上がります。

3. グリーンカーテンで自然の力を活用

ゴーヤやヘチマなどを育てて、日差しを遮りながら涼しさを演出。見た目にも涼やかですよ。


断熱性能・窓設計の見直しも重要!

  • Low-Eガラスや複層ガラスで、外気温の影響を抑える

  • 開けられる窓を増やすことで、風通しを確保

  • 南北に窓を配置して、風の通り道をつくる


湿度と空気循環で快適さが変わる!

湿度が高いと、同じ温度でも「蒸し暑さ」を感じやすくなります。
朝イチで換気して湿気を逃がし、日中は除湿機やエアコンのドライモードを活用しましょう。
吹き抜けのある家は、サーキュレーターやシーリングファンで上下の空気を循環させるのがカギです。


エアコンの効率的な使い方

  • 窓の近くや熱がこもる場所にエアコンを配置

  • 部屋の広さに合った能力のエアコンを選ぶ

  • 吹き抜け部分は「諦める」。下だけ冷やしてOK!


建築設計から考える「日差しを遮る工夫」

夏の日差しを90cmほどの庇(ひさし)でカット!
冬は太陽の高さが低いため、しっかり室内に光が届きます。
窓の高さや方位に応じて、建築段階で設計に組み込むと効果大!


中古住宅でもできる暑さ対策

  • カーテン・フィルムで遮熱

  • グリーンカーテンをDIYで設置

  • 朝・夜の換気で湿気を逃がす

手をかけるだけで、ぐんと快適になりますよ。


関連動画でもっと詳しく解説!

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まとめ

暑さ対策は、窓・断熱・換気・湿度管理の4つがポイント。
ちょっとした工夫で、夏の室内環境は大きく変わります。

「最近、エアコン効かないな」と感じている方は、まずは窓まわりの見直しから始めてみてくださいね!