マンション購入で後悔しないために。不動産のプロが語る「買ってはいけない」マンションの特徴を徹底解説。騒音・防犯・空き家率・リフォーム費用など、特に女性が安心して住めるポイントも紹介します。
こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今回は「マンション購入時に避けるべき物件の特徴」についてお話しします。
新築・中古にかかわらず、見た目のキレイさや価格に惑わされてはいけません。特に女性の一人暮らしや子育て世帯、高齢者にとっては「住んでから困る」ポイントがたくさんあります。
実際にあった相談事例や、私の経験をもとに、購入時に注意すべき点を語っていきますね。
■ 女性目線で要注意なマンションの特徴
● 駅チカ=正解ではない
便利な立地でも「騒音問題」があると、落ち着いた生活は送れません。
夜遅くまで人通りが多い、車の音がうるさい…こんな環境では安心できませんよね。
● セキュリティの甘さ
オートロックがあっても安心とは限りません。
エントランスや駐車場の死角、監視カメラの設置場所なども確認しましょう。
● 高層階の落とし穴
見晴らしがいい=快適、と思われがちですが、重い荷物を持ってエレベーターが止まったときのことを想像してください。
特に子ども連れや高齢者には不向きです。
■ 自然が近い=快適?いや、虫や鳥に悩まされるかも
● 山や川が近いと虫が多い
自然は癒し…だけじゃありません。湿気、虫、そして夏場の蚊の多さに悩む方も。
● 鳥害にも注意
ベランダにフン被害がある、鳴き声で眠れない。特にカラスや鳩は手ごわいです。
● 災害リスク
川沿いや海沿いは、眺望が良くても洪水や津波のリスクがあるので、ハザードマップの確認を忘れずに。
■ 建物そのものに潜む要注意ポイント
● エレベーターが1基だけ
朝の出勤時間にエレベーター渋滞。これは、築年数が古いマンションに多い悩みです。
最近はリモートワークが増えて少し改善傾向にはありますが、念のためチェックしましょう。
● 室内構造のクセ強め物件
大きな柱や梁が室内に出ていると、家具が置きづらく、圧迫感も出ます。
また「壁式構造」のマンションは、天井が低く感じられることも。
■ 絶対避けたいマンション3選
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階段しかない4階・5階物件
…日常が筋トレ。特にベビーカー世帯や高齢者には致命的。 -
空き家率が高いマンション
…管理費の滞納、清掃不備、ゴミ問題などが発生しやすい。 -
管理状態が悪いマンション
…理事長不在、修繕積立金不足など、将来的に大規模修繕ができない可能性も。
■ 中古マンション購入時のリスクとコスト
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長期間空き家だった物件は、水回りや配管が劣化している可能性大。
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ユニットバスや給湯器の交換には、100万円単位の費用がかかることも。
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タバコやペット臭が残っている場合は、内装の全面リフォームが必要になることもあります。
■ 佐藤からの総まとめアドバイス
● 買ってはいけない最優先リスト
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投資用として販売されているマンション
→ 利回りばかり強調される物件は、実需としての住み心地が犠牲になっているケースが多いです。 -
管理がずさんなマンション
→ これは、住んでから自分の力ではどうにもならない最悪のパターン。
● リフォームで解決できるか?の判断も大事
室内の古さや使いづらさは、予算次第で解決できます。
でも、管理状態や立地条件だけはお金では変えられません。
■ 最後に
購入前にチェックできることはたくさんあります。
疑問があれば、不動産のプロにしっかり相談するのがベストです。
本気不動産では、購入だけでなく、「売る」時に後悔しない物件選びもサポートしています。
気になることがあれば、いつでもご相談くださいね!