【初心者向け】失敗しない家づくりと間取り設計の基本|ゾーニングから動線・収納までプロが解説 | 佐藤竜志 オフシャルブログ

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はじめまして
不動産業20年以上の経験から、不動産に関することはもちろん
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注文住宅やリフォームを考えている方必見!ゾーニングの基本から玄関・リビングの広さ、生活・家事動線、収納スペースの考え方まで、家づくりで後悔しないための間取り設計のコツをわかりやすく解説します。


こんにちは、本気不動産の佐藤です!

今回は「家づくりの基本」と「間取り設計で失敗しないポイント」について、初めて家を建てる方でもわかるように、ひとつひとつ丁寧に解説していきます。家は一生に一度の大きな買い物。満足のいく住まいにするためには、間取りの設計段階でどれだけリアルに生活を想像できるかがカギになります。


ゾーニングって何?最初にやるべき間取りの基礎作業

家づくりのスタート地点は「ゾーニング」から。
これは土地に対して、どこに何を配置するかをざっくり決める作業です。例えば、駐車スペースはどこ?玄関はどの方角?家の中心はリビング?など、大まかな配置をイメージします。これによって、限られた予算と敷地内で、自分たちの暮らしに合った家をつくる準備が整います。


生活スタイルに合わせた間取り構成のコツ

間取りを考える際は、部屋数よりも「使いやすさ」がポイントです。
よくある3LDKや4LDKも、家族の人数やライフスタイルに合わせて柔軟に考えましょう。例えば、小さなお子さんがいる家庭では、1階に1部屋あるとお昼寝や病時の看病に便利。2階は寝室や子ども部屋を中心に配置するのが一般的です。


玄関設計とグリッドの考え方

日本の住宅設計では、910mmごとのグリッドが基本。
玄関の有効幅を考えると、柱や壁の厚みを差し引いて、実際に人が通れるのは780mmほど。人がゆったり通るには最低でも70cmは確保したいところです。また、靴を脱ぐスペース+収納で1畳、シューズインクローゼットをつけるなら3〜4畳は欲しいですね。


生活動線・家事動線を意識した設計

玄関からリビングや洗面所へのアクセスはできるだけスムーズに。
人気が高いのは「玄関→洗面所→リビング」と直通できる動線。これなら帰宅後すぐに手洗いできて衛生的ですし、動線が交差しないので混雑しにくいんです。

さらに、キッチンと洗面所を近づけて「家事動線」を最適化すれば、洗濯や料理の同時進行がラクになります。洗面所に物干しスペースがあると、移動が少なく済み、かなりの時短になりますよ。


家具配置と収納スペースの工夫

設計の段階で必ず意識したいのが「家具の配置」。
リビングは最低でも3.6m(4グリッド)あれば、テレビ台やソファーを配置しつつ、余裕ある通路も確保できます。間仕切りの工夫次第で広く見せることも可能です。

収納については、ウォークインクローゼットやファミリークローゼットを活用すると便利。収納の「入口の位置」が意外と使い勝手を左右するので、しっかり検討を。扉を省略して開放型にすると、コスト削減にもなります。


中古住宅や建売住宅の間取り調整法

すでに間取りが決まっている中古住宅や建売住宅を選ぶ場合、生活スタイルをそれに合わせる必要があります。そのためには、家具のサイズや配置を見直し、必要であればリフォームも検討しましょう。

特に収納が少ない物件では、壁面収納や可動棚などを追加することで使い勝手がぐんと良くなります。また、コンセントの位置や照明の配置など、細かな部分まで事前確認するのが大切です。


まとめ:快適な住まいは間取りで決まる!

最後に、家づくりで後悔しないためのポイントをおさらいしておきます。

  • ゾーニングで配置の大枠を把握する

  • 玄関と洗面所は特に重要、動線はシンプルに

  • 家具のサイズと通路幅を計算に入れる

  • 収納計画は「使う場所に設ける」が鉄則

  • 中古住宅や建売でも工夫次第で快適に!

自分たちの暮らしをよくイメージして、未来の生活にフィットする間取りを考えることが、家づくりの成功のカギです。あなたの理想の住まいづくりに、この記事が少しでも役立てば幸いです!