こんにちは!本気不動産の佐藤です。
前回は住宅ローンの金利タイプと返済の基本についてお話しましたが、今回はさらに一歩踏み込んで、**「金利上昇リスクに備えるための返済計画」**を解説していきます。
住宅ローンは、借りたらゴールじゃない。
ここからが本当のスタートです!
1. 金利上昇を前提に返済計画を立てよう
今は金利が低い時代ですが、これがずっと続く保証はありません。
特に変動金利でローンを組んだ方は、金利が1〜2%上がったときの返済額をシミュレーションしておくことが重要です。
もし金利が1%上がると、返済額は年間で数十万円単位で増えることも…。
それに耐えられる家計になっているか、必ず確認しておきましょう。
2. 毎月の支払いは「ちょっと余裕」を持たせる
住宅ローンは「借りられる額」ではなく、「無理なく返せる額」で組むのが鉄則です。
理想は、月々の住宅ローン返済+生活費+将来の貯蓄をしても、まだ少し余裕がある状態。
目安として、住宅ローンは「手取り収入の25%以内」に収めるのが安心です。
3. ボーナス返済は控えめに
ボーナスを頼りにした返済計画はちょっと危険。
景気や会社業績に左右されるボーナスは、あてにしすぎないほうが安全です。
できればボーナスは、繰り上げ返済用の資金や、金利上昇に備えるための積立に回しておきたいですね。
4. 繰り上げ返済用の「住宅ローン専用貯金」を作ろう
毎月の支払いとは別に、「繰り上げ返済用」の貯金口座を一つ作るのがおすすめです。
ここにコツコツ貯めておけば、
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金利が上がる前に繰り上げ返済する
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借り換え時の諸費用にあてる
といった対策がスムーズにできるようになります!
5. 定期的にローンの見直しをしよう
金利が大きく動いたときや、家計に変化があったときは、ローンを見直すチャンス。
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借り換えでより安い金利に移る
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繰り上げ返済で負担を減らす
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返済期間を短縮する
など、自分にとってベストな選択肢を探しましょう。
「放置」は絶対NGです!
まとめ
金利上昇に備えるには、今から地道に準備することが何よりも大切。
家を守り、家族の未来を守るために、今日からでも行動を始めましょう!
次回は、**「住宅ローン借り換えの成功パターンと失敗パターン」**について、さらに掘り下げたお話をする予定です。お楽しみに!