こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今回は、「玄関」の設計とデザインについて、家づくりで後悔しないための大切なポイントをお話しします。
玄関は単なる通り道じゃありません。家の“顔”であり、暮らしの“入口”。
見た目の印象も使いやすさも、どちらも大切にしたい場所です。
玄関は“家の顔”|面積と設計の重要性
まず大前提として、「玄関の広さ」は本当に大事。
訪れた人が最初に目にする場所でもあり、毎日家族が行き来する動線でもあります。
家族が多いと、朝の出勤・通学のタイミングで靴が散乱しがち。
その場で子どもの靴を履かせたり、荷物を一時的に置いたり…そんなシーンを考えると、玄関の幅と奥行きにしっかり余裕を持たせる設計が理想的です。
吹き抜け玄関のメリット・デメリット
「吹き抜け玄関」は、開放感を出すのにピッタリなデザイン。
でも「掃除が大変そう…」「冬場寒いのでは?」という声もあります。
最近の住宅は断熱性能が高くなっているため、寒さの心配は少なくなっています。
照明の掃除も、設計段階でアクセスしやすい位置にすれば問題なし。
ただし、間取りとのバランスを考えた上での導入がポイントです。
玄関ポストはどこに?|外気を遮断する工夫
よくあるのが玄関ドアに内蔵されたポスト。
これ、実は注意が必要なんです。
バネが弱くなると、そこから外気が侵入する原因になります。
冷暖房効率を考えるなら、ポストは玄関の外側に独立して設ける方がベターです。
デザイン性と機能性の両立|かまち・シューズクローク・アプローチ
かまちはL字でラクラク
玄関の「かまち」のデザインにも注目しましょう。
L字型にすると、靴の出し入れがしやすくなりますし、空間が広く見えるという視覚効果もあります。
シューズクロークの配置は動線命
最近人気なのが玄関直結のシューズクローク。
「玄関から靴を脱いで→そのままクロークへ→リビングへ」という流れがスムーズにできるように設計すると、かなり快適です。
ポーチ・アプローチは“家の第一印象”
アプローチやポーチのデザインも大事。
傘をさしたり閉じたりできるスペースがあると便利ですし、雑草や汚れが目立たない素材選びと定期的な掃除も印象アップの鍵です。
プラスαの工夫で“玄関の格”が変わる
センサーライト&電子キーで快適に
夜の帰宅時、自動で点灯するセンサーライトがあると安心です。
電子キーもおすすめで、鍵を探す手間が省けて時短にもなります。
スマホ連動型も便利ですが、シンプルなボタン式の方が誰でも使いやすいですよ。
ドマの活用と床暖房
玄関横の「ドマ」スペース、ここをうまく活用すれば収納の幅が広がります。
ベビーカーやアウトドアグッズを置くのに最適で、床暖房を入れれば靴が乾いて冬も快適です。
最後に|玄関は“清潔第一”
いくら設計が良くても、汚れていたら台無しです。
落ち葉や砂、靴のニオイ…こまめに掃除して、常に清潔に。
それだけで、家の印象がぐっと良くなります。
まとめ:後悔しない玄関づくりのために
玄関は「家の第一印象」であり、「暮らしの基点」です。
機能性・動線・デザイン・清掃性…どれもバランスよく考えることで、毎日の暮らしが豊かになります。
家づくりの際には、「なんとなく」ではなく、玄関にこそこだわりを!
\本気で考えるなら、相談ください/
玄関設計や注文住宅の相談は、本気不動産までお気軽にどうぞ!
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