中古住宅購入を検討中の方必見!リフォーム費用の相場と優先順位を本気で解説。水回り、内装、暖房設備、スケルトンリフォームまで、後悔しないための計画術をお届けします。
こんにちは、本気不動産の佐藤です。
今回は「リフォームの費用感と優先順位」について、住宅購入を考えている方向けに、プロ目線でお話ししていきます。
中古住宅を購入する際に避けて通れないのがリフォーム。
でも実際、いくらかかるの?どこから手をつけるべき?そんな疑問にお答えします。
1. 内装リフォームの費用感とコツ
まずは、表層部分の内装工事から。
床・天井・壁紙のリフォームは比較的安価で、費用の目安は100万~150万円程度。
使用する床材によって金額は変わります。例えばクッションフロアは低価格ですが、耐久性に難ありなので長い目で見るとオススメしません。
ポイント:
・フローリングの素材選びが金額と使い心地に直結
・ドア交換は内装工事と同時がベスト(効率もコストも◎)
2. 水回りのリフォーム費用と耐用年数
リフォームで一番注目されるのが水回り。
キッチン・お風呂・洗面台・トイレの4点セットで200万〜250万円が目安です。
-
キッチン:90万〜100万円
-
お風呂:90万〜100万円
-
洗面台・トイレ:各20万〜25万円
15年~30年のサイクルで交換を検討すれば十分。
ただし、ハウスクリーニングだけで綺麗になる場合もあるので、状態をしっかり見極めましょう。
3. 暖房・給湯設備のリフォームはタイミングが重要
-
給湯器や暖房ボイラー:30万〜35万円
-
暖房+給湯の一体型:約70万円
-
ハイブリッドガス型(省エネ型):70万〜80万円
購入と同時に交換すると、後々のトラブルも減り、効率的です。
4. 大規模リフォーム「スケルトン」の費用感
「全てを一新したい」という方には、スケルトンリフォームという選択肢も。
-
費用目安:1,500万〜2,000万円
マンションをまるごと新築同様にしたい方にはおすすめですが、費用も新築並みにかかります。
5. その他のリフォーム:窓・ドア・バリアフリー
-
窓交換:10万〜30万円(サイズにより変動)
-
ドア交換:1箇所あたり約10万円
-
ガラスだけの交換も可能ですが、枠の汚れも要確認です。
バリアフリー対応では手すりの設置が主流。
-
手すり:1箇所あたり5万〜10万円
-
スロープ設置は現実的に難しいため、手すり対応が推奨です。
6. リフォームの優先順位と資金計画の立て方
優先順位の考え方:
-
内装(床・壁紙・天井) → 入居前に済ませたい
-
ドアや窓 → 内装工事にあわせて
-
水回り → 使用状況を見て段階的に
-
暖房・給湯器 → 購入時にまとめて交換がおすすめ
資金計画のポイント:
-
リフォームローンは金利が住宅ローンより高め
-
可能であれば住宅ローンに組み込んで一括で計画する方が安心
-
長期的な視野で無理のない返済プランを立てましょう
まとめ:リフォームは「予算」と「順番」が命
住宅購入において、リフォームの計画は非常に重要です。
「あとからやればいい」は意外と難しく、結果的に費用も二重にかかることも。
購入と同時にリフォームを計画し、住みながらのストレスを最小限にすることが、満足度の高い住まいづくりにつながります。
関連リンク:
この記事が「リフォームってどこから手をつけたらいいの?」という悩みのヒントになれば嬉しいです。
またお会いしましょう。本気不動産の佐藤でした!