こんにちは“本気不動産”の佐藤です。
今日はちょっとディープなテーマをお話しします。それが…「訳あり物件の見抜き方」。
「なんか安いけど、これって…?」と、不動産のポータルサイトを見ていると気になる物件ってありますよね。実はその裏に、“訳あり”という事情が隠されていることがあるんです。
じゃあその“訳あり”って、どんな内容なのか?どう見抜けばいいのか?今日はその辺を、プロ目線でわかりやすくお伝えしていきます!
訳あり物件とは?その定義と種類
まず「訳あり物件」とは何か。これはですね、一言でいうと**「普通の物件にはない、ちょっとした背景がある物件」**なんです。
多くの人がイメージするのは、やっぱり事故物件とか心霊現象の噂がある家とか、そういう“心理的瑕疵”のある物件。でも、それだけじゃないんですよ。
訳あり物件には主にこの3種類があります:
1. 心理的瑕疵(しんりてきかし)
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事件や自殺があった
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過去に火事が起きた
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近隣トラブルが続いている
こういう情報が「心理的瑕疵」に該当します。人によっては気にならないかもしれませんが、嫌がる方も多いですね。
ちなみに、2021年に告知義務のガイドラインが変更になって、孤独死や自然死の場合は告知不要となりました。ただ、うちの会社ではトラブル防止のため、すべて正直にお伝えしています。
2. 法的瑕疵(ほうてきかし)
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違法建築
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接道義務を満たしていない
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建ぺい率・容積率の超過
これらはローンが通らない原因になることもあるので要注意。物件自体が魅力的でも、法的にアウトなら、購入後にトラブル続出…ってことになりかねません。
3. 物理的瑕疵(ぶつりてきかし)
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雨漏り
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シロアリ被害
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基礎のヒビや傾き
こちらはリフォームで対応できる場合が多いですが、見落とすと修繕費がかさんで大赤字…なんてことも。現地確認と、しっかりした調査がカギです!
訳あり物件、買っても大丈夫?見抜き方とチェックポイント
訳あり物件=絶対にダメ、というわけではありません。大切なのは「見抜く力」と「納得して買うこと」。
購入前に確認すべきこと
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なぜこの価格?
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相場より安ければ、それには理由があります。心理的、法的、物理的…どの訳ありかをしっかり確認しましょう。
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売却理由は?
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離婚、相続、近隣トラブルなど…理由によっては敬遠する方もいます。ここも不動産業者にしっかり聞いてください。
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現地を見る!
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ネットの写真や資料だけでは見えない部分、空気感ってあります。必ず現地確認をおすすめします。
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訳あり物件は本当にお得なのか?
実際、相場の7割程度で出ていることも珍しくありません。だからこそ、「訳ありだけどOK」という方にとってはチャンスかもしれない。
ただし!その分、リスクもあるので、信頼できる不動産業者としっかり相談することが何より大事です。
まとめ|訳あり物件は「正しく見て、納得して」購入しよう
訳あり物件って、怖いもののように見えますけど、実はちゃんと知識があれば怖くないんです。大切なのは…
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種類を知ること
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事実を確認すること
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納得の上で判断すること
そして最後に、これは業界人としての本音ですが、不動産選びは信頼できるパートナー探しがすべてです。
訳あり物件が気になる方、もっと詳しく聞きたい方は、ぜひお気軽に“本気不動産”までご相談ください!
それでは今回はこの辺で。 「訳あり物件の見抜き方」、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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