こんにちは!
不動産屋の佐藤です!!
今日は、居住用賃貸物件からマイホーム購入を検討しているご家族の皆さんに向けて、役立つ情報をお届けします。
3月といえば年度末。転勤や子どもの進学に合わせて引っ越しを検討されるご家庭も多い時期ですよね。賃貸を更新するタイミングで「このまま家賃を払い続けるより、そろそろマイホームを買ったほうがいいんじゃない?」と考え始める方も多いのではないでしょうか。
今日は、12月から不動産探しを始めるメリット・デメリット、購入と賃貸の違い、そして金利の上昇局面でのポイントを含めた住宅ローンの魅力についてお話しします!
金利上昇局面での購入判断:住宅ローン活用の考え方
昨今、金利上昇がニュースで話題になることが多いですよね。この金利上昇局面では、購入のタイミングについて慎重になる方もいるでしょう。しかし、次のような視点で考えることも大切です。
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住宅ローンを利用するメリット
住宅ローンを組むと、多くの場合、「団体信用生命保険」(団信)が付帯します。これにより、ローン返済中に万が一のことが起きた場合、ローン残高が保険で完済され、家族がその家をそのまま所有できるという安心感があります。これにより、購入後の家族の生活を守れるのは大きなメリットや、すでに加入している保険の見直しができるなどのメリットもあります。 -
金利は固定・変動を選択可能
長期固定金利の住宅ローン(例:3年固定や10年固定、全期間固定金利など)を選べば、将来の金利上昇リスクを避けることができます。一方、短期的な支払い負担を軽減したい場合は変動金利を選ぶという柔軟な選択肢があります。 -
長期的な物価上昇を考慮
金利上昇は物価上昇とリンクすることが多いため、今のうちに住宅を購入しておけば、将来的な住宅価格のさらなる上昇リスクを回避できます。
賃貸住まいを続けるデメリット
賃貸には気軽さがありますが、家族構成やライフステージに合わせると以下のようなデメリットが見えてきます。
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家賃を払い続けても資産が残らない
毎月支払う家賃は、自分の資産にはなりません。賃貸に住み続ける限り、毎年大きな支出をしているにもかかわらず、それが将来の資産形成にはつながらないのです。 -
住み替えの度にコストがかかる
賃貸では引っ越しのたびに敷金や礼金、引っ越し費用が発生します。これらのコストは積み重なると大きな負担になります。 -
家族の自由度が制限される
賃貸物件ではリフォームや設備の変更に制約があるため、家族の理想の住まいに近づけるのが難しい場合があります。特に、子どもの成長に合わせた間取り変更や遊び場の確保が難しいことも。 -
物価上昇による家賃見直しを求められるケースも
賃貸家賃も一定とは限りません。物価上昇により修繕費などにも影響があることも予想されますので、建物を維持する責任のあるオーナーさんの負担も増えることとなります。その負担は家賃に影響する可能性もありますので、家賃が変わってしまう可能性もあります。
購入のメリットを再確認
それでは改めて、購入することのメリットを整理してみましょう。
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団体信用生命保険で家族の安心を確保
住宅ローンを利用することで、ローン返済中に何かあった際でも家族が住まいを失う心配がありません。この仕組みは賃貸にはない、大きな安心材料です。 -
理想の住まいを実現できる
家族構成に合わせた間取りや、学校・保育園に通いやすい立地など、希望に沿った物件を選べるのは購入の大きな強みです。 -
コストパフォーマンスの高さ
購入時の初期費用はかかるものの、ローンを完済すればその家は自分の資産になります。また、条件を満たすことにより住宅ローン控除や各種税制優遇を利用することで、さらに購入者にとって大きなメリットとなります。
まとめ
金利の上昇局面においても、長期的な目線で考えれば購入のメリットは多く存在します。団体信用生命保険の安心感、資産形成、家族の希望に合った住環境の実現など、賃貸では得られない価値を得ることができます。
12月から物件探しを始め、年度末の3月に向けて計画的に動くことで、焦らず最適な住まいを見つけることが可能です。
迷ったり悩んだりしたら、ぜひプロにご相談ください。あなたの未来の住まい探しを、全力でお手伝いします!