ゼンツせざるを得ないことが多いことが気になっていた。
というのも、明確な攻撃があるまでは和了優先でリーチされたらその時点の手牌で降りればいい
というスタンスだったから基本的に安全牌を持つ、ということは少なかったんだと思う。
実際はリーチがかかって安全牌が一枚もない、筋すらないということが結構あるので
危険牌を処理して安全牌を確保すること、すなわち好牌先打を意識する。
なお、安全牌は字牌だけじゃなく他家の河を見てどの数牌がだれの安全牌なのかを把握しながら
打つことを心がける。
そうすることで「安全牌でありかつ有効牌」を持つことができ、ベタオリが前提なら字牌など無駄な安全牌をもつこともあまりしなくてよくなる?
7順目ドラ九

こんな感じのまず後手に回ることが濃厚な二シャンテンのとき、聴牌優先なら北切りだけど他の牌が一枚も安全牌ではない場合
一切りで二の受けを犠牲にして安全牌を確保。例えば②とか5とかがが他家に対して現物であれば(他家の現物、筋がそれぞれ二枚程度が基準か?)
どうせベタオリすることになりそうなので北を切ってしまっても良いと考える。
またターツ選択や浮き牌選択も現物を意識して選択する。
ドラ九

こんな嵌ターツ選択のとき両面変化しやすい四六残しがセオリーだが79がだれかの現物で四六が誰の現物でもない場合は四六を先打ちする。(あくまで安手のとき)
ちなみに好牌先打というと下のような攻めるため?の好牌先打もある。
(というかよく議論されるのはこっちの方?)

この場合は安全牌北切りで受けを広く取った方が良いというのがもはやセオリーとされてるけども、では5の将来の危険度が何%まで行けば5切り先打ちが良いのか?については自分が知る限り答えはでていない(たぶん)
たぶん5の将来の危険度20%とかでも北切りが良いんだろうけどある「読み」によって5が危険度50%になるとかだと話は別になるんじゃないか?と
これについてはいつか検証かな
以上、単純に考えると麻雀は後手に回ることの方が3倍多いはずなので後手に回った時の守りを常に意識することは実力に結びつきやすいのではないかと思う。