このような暗く、「閉塞した」時代状況の幕開けを告げる年を迎えて、私たちはどう生きたらいいのか……昨年12月14日の総選挙で、自民党が大勝して以来、ずっとそのことを考えていました。そして、その答えは、クリスマス・イブの夜、久しぶりに聴いたジョン・レノンとオノ・ヨーコが、ハーレム・コミュニティ合唱団をバックに唄った「Merry Xmas (War Is Over)」の中にありました。
そう、「War Is Over」というジョンとヨーコが40年以上も前に発信したメッセージを、私たちが生きる時代の、そして世界の「リアリティ」としてもう一度しっかりと胸に刻み込み、日々の生活の中で、私たち自身のメッセージとして発信していくこと。
ジョン・レノンは、youtubeにアップされている動画「John Lenon & Yoko Ono :War Is Over (If You Wont)の中で、「人々は戦争を終わらせる力をもっている。もし本当にそう望んでいるなら、戦争は終わらせることができる。そう、『War Is Over』というポスターや張り紙を、家の窓や自動車の窓に張り付けるといった形で、人々が「『戦争の時代は終わった』とか『戦争を止めよう』というメッセージを発信して行けば、戦争は止めることができる」と、訴えています。
私も、このジョン・レノンとオノ・ヨーコのメッセージをしっかりと胸に受け止め、「戦争」とか「暴力」といった「力」によって人々の命を奪い、自然や人々の生活を破壊する行為と本来的に「背立」し、それ自体としては「無力」でありながら、美しく、精神的で、平和なものとして存在し、人々の心に「愛」と「勇気」の灯を点し続ける文学作品を読み、文学について書く仕事を通して、そしてまた「花」や「樹木」の美しさを撮影して、皆さまに見ていただくことを通して、ささやかではあるものの「War Is Over」のメッセージを発信し続けて行きたく思っております。