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京都と花と文学と

京都洛北賀茂川周辺で撮影した四季折々の花の写真を,それぞれ花にまつわる文学や音楽、映画などの話を交えながら紹介します。


京都と花と文学と

2013年10月16日午前11時ころ/シグマDP2xにて撮影





* ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が4センチほ

   どカットされてい ます。 オリジナルの画像で見るためには、画面をク

   リックし、画像を拡大して見てください。





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立本寺本堂前の鉢植えの蓮の枯葉の画像から、9月の末に撮影した葉が枯れる前、彼岸過ぎの秋の日差しを受けてき緑色に輝く葉と、10月の半ば、茎が折れて、葉が笠のようにうつむきになって、枯れ、しおれている画像を見ていただきたく思います。


前回の鉢の水面に浮かんで、朽ち崩れた葉の暗く、死相を湛えた表情が、能の幽玄の世界に通じているとすると、今回の老い、衰え乾いた枯淡の味わいを湛えた趣は、徘徊や茶道の侘び・寂びの世界に通じるものがあるように思われます。


お楽しみください。







京都と花と文学と

2013年10月16日午前11時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年10月16日午前11時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と


2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と


2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と


2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影


京都と花と文学と







京都と花と文学と   *画面をクリックして画像を拡大して見てください。
2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影






9月の末、葉が枯れる前、初秋の日差しを受け若草色に輝く蓮の葉(1)
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2013年9月26日午前11時ころ/シグマDP2xにて撮影






9月の末、葉が枯れる前、初秋の日差しを受け若草色に輝く蓮の葉(2)
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9月の末、葉が枯れる前、初秋の日差しを受け若草色に輝く蓮の葉(3)
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9月の末、葉が枯れる前、初秋の日差しを受け若草色に輝く蓮の葉(4)
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9月の末、葉が枯れる前、初秋の日差しを受け若草色に輝く蓮の葉(5)
京都と花と文学と
2013年10月16日午前11時ころ/シグマDP2xにて撮影








2013年10月12日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影
2013年10月16日午前11時ころ/シグマDP2xにて撮影
2013年10月16日午前11時ころ/シグマDP2xにて撮影


京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





* ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が4センチほどカットされてい

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   さい。




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この二日ほど、台風の影響でしょうか、京都はかなり激しく雨が降り、一気に秋が深まった感じで、夜は湯たんぽが必要なくらいです。


そこで、深まり行く秋の物寂しい趣を伝える画像ということで、七本松の立本寺本堂前、鉢植えの蓮の葉の、破れ、朽ち果てて、能の幽玄、あるいは俳諧、茶道の侘び寂びの世界をイメージさせる画像を、2回に分けて見ていただきます。題して「敗荷寂滅」。最初は、鉢の水面に浮かんだまま、朽ち崩れてしまった蓮の葉の画像です。

「敗荷」の「荷」という漢字は、蓮の葉という意味で、「敗荷」は、枯れて、破れてしまった蓮の葉のことです。

ちなみに、永井荷風の「荷風」というペンネームは、蓮の葉を吹き渡る風という意味です。荷風の本名は、「壮吉」。父親が文部省に努める役人で、長男の荷風を丈夫で、能力のある国家有為の人物に育て上げ、出世させたいという思いで、「壮吉」という名を付けたものと思われます。

ところが、荷風は父親の期待をことごとく裏切り、「荷風」という、およそ「壮吉」という本名とはかけ離れた、静雅繊細なペンネームを付け、小説家になってしまいました。

ところで、最晩年の荷風が、浅草のストリップ劇場に入り浸り、踊り子たちをかわいがったことはよく知られていますが、踊り子たちは、荷風が偉い作家だということは、人から聞いて知っていましたが、名前の「荷風」を「カフウ」と読むことは知らなかった。それで、「ニフウ先生、ニフウ先生」と呼んで、お汁粉をご馳走なったりして、なついていたということです。

名前に対する反発ということで、もう一人思い浮かぶのは、夏目漱石で、本名は金之助。漱石自身は、お金にかなりうるさい人だったらしいですが、それだけにお金にまつわる面倒から離れたいという思いが強くあった。それで、「漱石」などという雅号を付けて、文学の世界に入っていったということなのでしょう。





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2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





* ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が4センチほどカットされてい

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   さい。



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2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影







京都と花と文学と

2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






京都と花と文学と
2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






京都と花と文学と
2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





京都と花と文学と
2013年10月16日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






毛を逆立て、鋭い目つきで脅しをかける大きな野良猫。でも、どことなく気品があって、血筋の良さを感じさせますね。
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2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





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二日前の、10月18日朝10時ころ、ワンちゃんと柊野の畑の畔を散歩していたら、茶色に薄く白の縞の入った、大変美しく巨大な野良猫(多分牝猫)に遭遇しました。

ワンちゃんがしきりに吠え立てて威嚇したら、横向きになって毛を逆立て、背中を大きく高く膨らませて、向こうも威嚇。ワンちゃんは、その迫力というか、凄味に圧倒されて、鳴き声は次第に小さくなり、尾っぽは垂れて、最後はヘナヘナといった感じで、小さくなってしゃがみこんでしまいました。

それでもしばらくは猫を見ていたのですが、猫の目線の迫力に押されて、気弱そうに視線をそらし、、ネコなどは元々いなかったといった風を装って、しょんぼり。

野良猫はその姿をしり目に、悠々と草の中に消えていきました。やっぱり、ワンちゃんも気弱なところを、飼い主に見られて恥ずかしいんですかね。

ところで、ワイフに言わせると、我が家のワンちゃんは笑うのだそうです。威嚇する野良猫大将と、気おされたワンちゃん、それと御所で撮った笑っているときの顔写真とを見ていただきます。

ちなみに、このワンちゃんは、3か月ほど前の5月の末、京都のブリーダーさんから引き取った生後6か月のチワワです。毛がロングヘアーで、色は「ブラック&タン」と呼ばれる、黒と茶褐色のツートーン・カラー。目の上に、ポツンと「公家眉」が付いていて、それが可愛らしいんですね。

以前は、ニューヨークから連れて帰ったスタンダード種のダックススフンドを飼っていたのですが、5年ほど前に死んでしまい、以来、犬とは縁のない生活が続いていました。それが、今年の5月の末に、東京で生活している息子夫婦に赤ちゃんが生まれることになり、それでワイフが「私も抱っこできるものが欲しい」と言いだし、急きょ探したところ、京都市内のブリーダーさんのホーム・ページに、やけに顔が大きく、しかも飼っていたダックスと色合いがそっくりのチワワが売りに出ていたので、すぐに見せてもらいに行き、その場で購入を決定。

小さな室内犬なので、あんまり外に連れ出す必要もなく、老後のパートナーとして好都合ということで飼いだしたのですが、どうしてどうして、なかなかやんちゃで、部屋の中を黒い弾丸のように走り回っています。

今のところ、特技はひっくり返りダンスとお手。夏の特訓で水泳もできます。このお手のしぐさが、なんとも言えず可愛らしいんですね。

散歩は一日2回。夕方は、ワイフと連れ出しますが、朝は、私が連れ出し、賀茂川の堤防とか大徳寺の境内、柊野や静原、大原の田んぼの畔などを、一時間ほど散歩させています。

その際に必ず、カメラを2台(リコーのCX-3とシグマのDP2x)を携行し、花を撮影しています。というわけで、今年の6月から以降、このブログで紹介してきた花の写真を撮影した時は、かならずこのワンちゃんが隣にちょこんと座っているものと思ってください。

これからも適時、ワンちゃんの写真も紹介していきますので、可愛いがってあげてください。





脅しを掛けるときは、横向きになって一層大きく見えるようにします
京都と花と文学と
2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





鋭い眼光で睨みつける。
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2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






気押されてヘナヘナと座り込んでしまったワンちゃん。
京都と花と文学と
2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






「あれ! 猫なんていたっけ?」といった風に、空とぼけるワンちゃん。
京都と花と文学と
2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






笑うワンちゃん(1
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2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影

笑うワンちゃん(2)
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2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影

御所の中の草原を駆けずり回り、雑草の種を一杯つけてご機嫌のワンちゃん。
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お澄まししたワンちゃん(1)
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2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影






お澄まししたワンちゃん(2)
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2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影





大あくびをするワンちゃん
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2013年10月18日午前10時ころ/リコーCX-3にて撮影



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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3




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一週間前の10月9日、午前中雨が降っていたので、静原のコスモス畑に行って、「ローポジの神様」といわれる小津安二郎先生(正確には小津映画専属カメラマンの厚田雄春)に習って、一つ一つの花をローポジのアップで撮ってきました。


トータルで2時間くらい、最初は立った姿勢で膝を折り曲げたり、腰を折ったりして撮影していたのですが、30分くらい経って、あることに気が付きました。それは、花を下からアップして撮ろうとして、しゃがみ込むと、コスモスの根元に小さな下生えがたくさん生えていて、そこに小さな花が付いていて、実に可憐な風情で咲いているということ。残りの1時間半くらいは、もっぱら地面にしゃがみこんで撮影。途中で脚がしびれ、腰が痛くなってきてしまい、仕方がなく途中で切り上げてきました。


それで分かったのですが、コスモスの花を面白く、きれいに撮影するには、しゃがみ込んで根元に咲く小さな花を狙うに限りますね。


それにしても、雨の降る中、しゃがみ込んで花を撮影するのは大変ですね。体がきついだけでなく、ズボンが草の雨露を吸ってびしょびしょ、おまけに地面がどろどろにぬかるんでいるので、靴は泥だらけで、水がしみこんできて、靴下はぐしゃぐしゃ……。でも、きれいな花の写真が撮れたので、満足、満足!
というわけで、潮干狩りスタイルで撮ってきた400枚くらいの画像から、きれいに撮れているものをいくつか見ていただきたく思います。







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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3





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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3





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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3





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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3





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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3





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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3




京都と花と文学と

2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3





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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3



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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3






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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3




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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3





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2013年10月9日午前9時半ころ/静原のコスモス畑にて/使用カメラ:リコーCX-3



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2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影




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静原のコスモスは糧出撮った画像から、一輪、二輪、三輪と、花をアップして撮った画像を見ていただきます。


今回見ていただくのは、シグマのDP2xで撮影した画像です。このカメラは単焦点カメラで、最短接写距離は28センチ。リコーのCX-3のようなズームの機能が付いてないので、28センチ、ぎりぎりに接近して撮った画像を、パソコン上の演習作業を通して、トリミングし、画像を大きくhしてあります。


しかしそれでも、細部の描写に全く劣化が認められない。それだけ、シグマのカメラの性能が高いわけで、これまでに一眼レフを含めて、いろんなカメラで花や風景を撮影してきましたが、接写が1センチ8まで可能なうえに、ズーム機能の付いたリコーのCXシリーズと、単焦点のシグマのDP2が、画質の素直さと細部の描写力、芸術的表現力で最高だと思います。


それでは、シグマのDP2xで撮ったコスモスの花の、晴れ姿をお楽しみください。






京都と花と文学と

2013年10月9日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影








京都と花と文学と

2013年10月7日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影








京都と花と文学と

2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影








京都と花と文学と
2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と
2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影








京都と花と文学と
2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と
2013年10月5日午前10時ころ/シグマDP2xにて撮影



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2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影



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京都で生活するようになって、およそ10年。毎年、毎シーズン、いえ毎週、毎日、新しい発見があり、それをカメラに収めることが、写真を撮り続ける原動力になっています。


最近発見したのは、家の近くの大徳寺の境内と大原の里の空が広いこと。これは4カ月ほど前から飼いだした犬(ロングヘアーでブラック&タンのチワワ)を、毎日朝と夕方、一時間ほど散歩に連れ出す中で発見したことで、大徳寺の境内は、犬の散歩自由で、ワイフがここを歩くのが好きなので、夕方、よくワイフと連れ出して散歩をします。


ワンちゃんの方も、賀茂川の堤防とここの境内を散歩するのが大好きなようなので、ワイフは「大好き寺」と名付け、「大好き寺に行こう!」と言うと、大喜びします。


この大徳寺の境内が特に広いと感じるのは、夕暮れ方、それも太陽が沈み、西の空の茜色の光が消え、何か失神したように、色あせていく頃合い。周囲は人家が密集し、南に面した山門の前は北大路通りで、自動車が激しく疾走しているにもかかわらず、外部の世界とはすべて遮断され、シーンと静まり返った境内に人気はなく、それでも時々、思い出したように塔頭の中から「チーン」と鐘を打つ音や「パーン」と何かをたたく音が聞こえてくるだけ。


そのな境内で、黒々と闇に沈もうとするお堂や塔、松の樹影の彼方に空を望むと、自分が全く別の異次元の世界に紛れ込んだようで、「ああ、広いなあ……不思議だなあ・・・・・」と感じるのです。


この寺が建てられたのは今から800年以上も昔のことですが、この人工的に切り取られ、構成されデザインされた空間の内部にもう一つの異空間を創り出してしまう空間構成とデザインの感覚はすごいものですね。大徳寺の空は、いずれ納得の行く画像が撮れたら、紹介するつもりですので、その時をお楽しみに。


さて、もう一つ空の大きさを感じさせてくれる異空間は大原で、車で市原か静原を抜け、山をいくつか越えて、田畑の広がる里に出ると、いつも「空が広いなあ……」と感じます。これは、京都郊外の市原とか静原、柊野といった「原」とか「野」の字の付いたところより田畑の広がりが大きく、山が遠く感じられるからなのでしょうか。


その大原に、芒が風になびく光景を撮影しようと、四日ほど前、夕暮れ方、犬の散歩がてらに行ってきたのですが、芒の方はいい撮影スポットが見つからず、代わりに畑の畔に一叢とか、二叢、コスモスが夕陽を受けて、風に揺れていたので、シグマのDP2xで撮影してきました。


前回紹介した静原の西洋絵画(印象派)のような色彩が乱舞する華やかなイメージとは違って、静かに優雅に、淡いピンクの衣装をまとって、風に揺られて舞い踊るその姿は、いかにも日本画風で、華やかな姿の中に、どことなくもの淋しく、悲哀を秘めているようです。







京都と花と文学と

2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と

2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影





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京都と花と文学と

2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と

2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と

2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と

2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と
2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年10月6日午後5時半ころ/シグマDP2xにて撮影















静原のコスモス畑-雨上がりの朝の画像(1)

京都と花と文学と

2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影




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最初に一つお断りを。このブログに対して、いろいろな方がぺタを付けたり、コメントを寄せてくれたりしますが、基本的にすべて返事を差し上げないことにしております。


理由は、面識のない方とネットの上で言葉のやり取りをすることについて、生理的に肌に合わないこと。それと一つひとつ返事をしていくと、相当の時間を取られてしまい、本業の方に差しさわりが出てくるからです。


ほとんど毎日、朝、犬の散歩がてらに花を写真を撮り、それをパソコンに取り込んで、いい写真とそうでないのとをえり分け、さらに画面の編集を行い、そのうえでこれはどうしても見てほしいと思う画像を選び出して、このブログにアップする。それだけの作業にかける時間と労力は相当なものです。そこのところをご理解いただき、ご本人あてには直接返事を差し上げない無礼をお許しください。


さて、最近、ある方が、前回見ていただいた「蔦川の河原に広がる芒原」の画像について、「日本の原風景」というコメントを寄せてくださいました。確かに、私が花や風景の写真を通して表現しようとしているものを言い当てていると思いますが、さらにもうちょっと深いところで、日本人がかって自然に対して抱いてきた原イメージとそこに込められた原始心性、それを突き詰めると最後は「死」に対する想念に行き着くのでしょうが、そういったものを表現したと思っています。


要するに、花を通して、「死」を見つめているということなのでしょう。齢(よわい)70歳を越えると、友人・知人のなかで、10時間を超える癌の手術をしたとか、予後に努めているとか言う人が少なくありません。舌癌の手術を受けて、半年後に亡くなられた方もいます。


そうした、いわば「死」と直面してきた人たちが、手術をする前とか後に、私の花の画像を見たいから送ってほしいと言ってきて、毎週1、2回送ってあげて喜ばれています。なぜ彼ら、彼女らが、私の写真を見て心の安らぎを得てくれるのか……。おそらく、私の写真を通して、やがて萎れ、くずれ死んでいく運命にある花々が、カメラの中で美しく変身し、精いっぱい輝いている。そこに、「生」から「死」、「死」から「生」へと繰り返される「変身」のドラマを読み取ってくれるからではないでしょうか。


「死」は確かに恐ろしい。しかし、人間は、「美」とか「真」とか「善」、「愛」といった「大きなもの」に抱かれ、天とか海とか、地球とか宇宙など、「大きな存在」に帰っていくことを実感できたとき、安らいで死の国へと旅立っていけるのではないでしょうか。その「大いなる存在」の一端でもいい、花や風景の写真を通して表現できれば……というのが、私の本懐です。


さて花の方ですが、昨日と一昨日、静原まで車を飛ばし、コスモス畑を見てきました。コスモスは、ちょうど今が満開で、ピンクや赤紫、白の花が;色とりどりに田の面を一面に蔽い尽くし、風に揺れていました。


ちなみに、一昨日は、真っ青な空から注ぎ込む秋の太陽の光をいっぱいに浴びて、花畑全体がパレットに絵具をぶちまけたように、色彩が乱反射してまぶしいくらいでしたが、昨日は夜中から未明にかけて雨が降っていましたが、明け方に止み、私が訪れた朝の9時過ぎには、空が曇っていたせいで、雨に濡れた花の色合いが一層しとやかにみずみずしく、鮮やかに浮かび上がって、目に入ってきました。


晴れた日の画像と雨上がりの曇った日の画像と両方を紹介しますので、違いを楽しんでください。





静原のコスモス畑-雨上がりの朝の画像(2)
京都と花と文学と

2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影





静原のコスモス畑-雨上がりの朝の画像(3)
京都と花と文学と

2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影





静原のコスモス畑-雨上がりの朝の画像(4)
京都と花と文学と

2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影




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静原のコスモス畑-雨上がりの朝の画像(5)
京都と花と文学と

2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影






静原のコスモス畑-雨上がりの朝の画像(6)
京都と花と文学と
2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影






静原のコスモス畑-晴れた日の朝の画像(1)
京都と花と文学と
2013年10月4日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影






静原のコスモス畑-晴れた日の朝の画像(2)
京都と花と文学と 2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影






静原のコスモス畑-晴れた日の朝の画像(3)
京都と花と文学と
013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影





静原のコスモス畑-晴れた日の朝の画像(4)
京都と花と文学と
2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影





静原のコスモス畑-晴れた日の朝の画像(5)
京都と花と文学と
2013年10月5日午前9時半ころ/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と 2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影





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彼岸過ぎのある日の夕方、コスモスの花の撮影に大原に行ったら、西の空に夕焼けがきれいに出ていました。


田んぼの畔に立って、30分ほど、茜色に染まった西の空と雲の変化の様子をカメラに収めてきました。


西日の撮影は、太陽が山の向こうに沈んでからの方が、きれいに撮れますね。







京都と花と文学と

2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影




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京都と花と文学と
2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影



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京都と花と文学と
2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と
2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と
2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影








京都と花と文学と
2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と
2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影





京都と花と文学と 22013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年9月24日午後5時ころから5時半ころまで/シグマDP2xにて撮影




























京都と花と文学と

2013年9月23日午後4時ころ/シグマDP2にて撮影





* ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が3センチほどカットされてい

   ます。 オリジナルの画像で見るためには、画面をクリックし、画像を拡大して見てくだ

   さい。




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お彼岸の連休の間に、東京から京都に引っ越してきたワイフの友人夫妻らとともに、朽木街道に沿って流れる蔦川の河原にあるキャンプ場までドライブし、バーベキュウをしてきました。


颱風の影響が残っていて、河原の葦はほとんどなぎ倒され、流木が残り……で痛々しい感じでしたが、行楽客は一人もおらず、広い河原を独占して、バーベキュウを楽しんできました。


その折に、河原に残る芒原を撮影してきたので送ります。対岸が北山杉の生える山であるため、背景が暗くなり、時折雲が太陽にかかって暗くなったり、雲間から光が差し込んできて、そこだけ明るくなったりで、なにか能の幽玄の世界を思わせる画像が撮れたと思います。

写真家の友人に送ったところ、「戦い敗れた古武士が、芒の間から現れ出てくるようだ」というコメントをもらいました。

お楽しみください。





京都と花と文学と
2013年9月23日午後4時ころ/シグマDP2にて撮影






京都と花と文学と
2013年9月23日午後4時ころ/シグマDP2にて撮影






京都と花と文学と
2013年9月23日午後4時ころ/シグマDP2にて撮影




* ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が2センチほどカットされてい

   ます。 オリジナルの画像で見るためには、画面をクリックし、画像を拡大して見てくだ

   さい。






京都と花と文学と
2013年9月23日午後4時ころ/シグマDP2にて撮影






京都と花と文学と







京都と花と文学と








京都と花と文学と






安曇川の橋の上から比良山系に沈む夕日
京都と花と文学と
2013年9月23日午後5時半ころ/シグマDP2にて撮影














2013年9月23日午後4時ころ/シグマDP2にて撮影
2013年9月23日午後4時ころ/シグマDP2にて撮影


京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影




* ここにアップされている画像は、フレームの関係で右端が2センチほどカットされてい

   ます。 オリジナルの画像で見るためには、画面をクリックし、画像を拡大して見てくだ

   さい。




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9月16日、激しい台風が去って行った後、京都には一気に秋がやってきた感じで、夕暮れ方、犬の散歩がてらにワイフと賀茂川の東側の堤防を歩いていると、対岸の西賀茂の空に夕日が沈み、雲が茜色に染まっていました。北山大橋の東詰の堤防を少し上賀茂橋の方に上がったところで撮影した画像を見ていただきます。


画像は明るい方から暗い方へ順番に並べてあります。






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影







京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と
2013年9月16日午後6時ころ/リコーCX-3にて撮影







京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影






京都と花と文学と

2013年9月16日午後6時ころ/シグマDP2xにて撮影