トランプゲーム「トリックdeビンゴ」のルール | ドミッチの創作ゲーム

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ドミッチ(domi)の考案した創作ゲームを紹介するブログです。
こちらに紹介したゲームは自由に遊んで頂いて構いません。


「トリックdeビンゴ」
 
トランプを使ったトリックテイキングゲーム「トリックdeビンゴ」のルールを紹介します。
タイトル名が示すとおり、トリックテイキングをしながらビンゴを目指すという趣向のゲームです。
 
■人数:   4人
■プレイ時間:60~90分程度
■用具:   トランプ1組 ジョーカーを除く52枚
       専用のビンゴカード 46枚
       チップ、またはスコアシートなど、得点をカウントできるもの
       (ここではチップを使用する設定で説明します)
       ビンゴカードの中央を示すマーカー(チップで可)
 
専用のビンゴカードにはそれぞれ目指すべきテーマが書き込まれています。
 
■目的   :4ラウンドをプレイして最も得点を獲得した人が勝利
 
■全体の流れ
・ビンゴカードを順番に獲得し、それぞれが3×3で9マスのビンゴシートを作ります。(ビンゴシート作成ラウンド)
・シートが完成したらトリックテイキングを行います。(トリックラウンド)
・途中、カードに書かれている条件に達したらそのカードを裏向きにします。
・裏向きのカードが縦横斜め3列揃ったらビンゴです。
・13トリック終わったら得点を集計し、1ラウンドが終わります。
・4人が順に親をやって、4ラウンド後に得点の多い人が勝ちとなります。
 
■準備
・全員が1チップ(1得点)を持ちます。ビンゴシートのマーカーとして下さい。
・ビンゴカードを良く混ぜ、場の中央に裏向きにして山にします。
・適当な方法で親(スタートプレイヤー)を決めます。
・トランプ52枚を全員に配りきります。それぞれの手札は13枚となります。
・ビンゴカードを山の上から2枚めくり、全員に見えるように表にします。

■ビンゴカードとは
・ビンゴカードにはそれぞれ達成すべき目的が記載されています。
・例えば「クラブのトリックに勝つ」「ハートをリードして負ける」「右隣より小さい数字を出す」「4を出して最小値だった」「Aを出してトリックに負ける」などなど
・難易度の低いもの、高いものバラエティに富んでいます。
・難易度の高いカードにはビクトリーポイント(VP)が付いている場合があります。
・枚数は4人x9枚ですので、最低でも36枚が必要です。
(目的は自由に作成して頂いて構いません)


イメージ 1
                 ビンゴカード


■ビンゴシート作成ラウンド
・まず3x3のビンゴシートを作成します。
・親は自分の手札を見て、表になっている2枚、あるいは山札のトップのビンゴカードのうち、いずれか1枚を選びます。
・山札を選ぶ場合は裏向きのまま選びますので、カードの内容は事前に判りません。
・選んだらそのカードを配置します。9マスのうちのどの場所に配置したのかが判るように
 して下さい。
・中央にマーカー(チップ)を置いて、その周囲に置くようにすると良いでしょう。
・一度配置したらビンゴカードを置き直すことはできません。
・カードの配置が終わったら、左隣の人に手番が移ります。
・ビンゴカードは常に2枚が表になるように山札をめくって補充してください。
・上記と同様にカードを選んで、配置し、左隣に手番が移ります。
・これを全員が9枚のカードを獲得し、ビンゴシートが完成するまで続けます。
・残った山札は今回のラウンドでは使用しませんので、一旦脇に置いておいて下さい。
 
イメージ 2

    完成したビンゴシート



■トリックラウンドの開始
・マストフォロー、ノートランプで行います。
・親からリードし、トリックテイキングをプレイします。
・自分の出したトランプカードはビンゴシートの脇に伏せて置きます。
・トリックに勝ったカードは縦向き、負けたら横向きにして並べるようにしてください。
 
イメージ 3

     プレイイメージ




■ビンゴカードの確認
・1回のトリックが終わったら、ビンゴカードの条件を達成しているか、あるいはビンゴを達成しているかを確認します。
・リードから順に達成したカードやビンゴがあるか無いかを告げてください。
・達成ありの場合は達成した内容も読み上げ、他プレイヤーに確認を貰ってください。
・条件を達成したカードは裏返しします。以降に同じ条件を達成しても関係ありません。
・同時に複数枚裏返る場合もあります。
・縦横斜めの3列が並んだらビンゴです。今回ビンゴになった列を告げます。
・ファーストビンゴ、ラストビンゴ(後述)の場合、得点チップのやり取りをします。
・これらの処理が終わったら、次のトリックに入ります。勝った人が次のリードです。
・達成の申告は次のトリックに入ったら(カードをプレイしたら)認められません。
 
■ラウンドの終了
・13回のトリックを行って、1ラウンド目の終了です。得点計算に入ります。
 
■得点(ポイント)の種類
<ビンゴカード作成ラウンドに受け取るポイント>
・BP(ボーナス)ポイント
 「BP+1」などと記載されているカードがあります。
 条件を達成している・いないに関わらず、そのカードを選んだだけで得点を得ます。
 そのビンゴカードを選んで配置したら、即その分のチップを受け取ってください。

<トリックラウンドの途中で受け取るポイント>
・ファーストビンゴ
 最初にビンゴになったプレイヤーには通常のビンゴポイントの1点に加え、更に2点の
ボーナスが与えられます。達成したら即座に2チップを受け取ってください。
 同じトリックで複数のファーストビンゴがあったら、それぞれが2点を得ます。
・ラストビンゴ
 最終の13トリック目にビンゴを達成したら、同様に2点のボーナスを得ます。

<トリックラウンド終了後に受け取るポイント>
・カードポイント
 裏返しになったカードは1枚=1点です。表向きのカードは無得点です。
・ビンゴポイント
 縦横斜めいずれかの列が裏返るとビンゴの達成です。1列毎に1点を得ます。
・VPポイント
 「VP+1」などのように「VP+?」と記載されているカードがあります。
もしこのカードの条件を達成したら「?」の数字分だけ得点を得ます。
裏になったビンゴカードを表にして、VPの数字を合計して得点を受け取って下さい。
 達成が困難な条件ほど、貰えるVPは多くなっています。
 
■2回戦以降
・トランプとビンゴカードをシャッフルして、親が左隣に移って1ラウンドと同様にプレイをします。
・全員が1度親になるようにプレイします。4人ですので合計4回プレイをして下さい。
・1回のプレイ時間が長くなりますので、場合によって1~2回のプレイでも構いません。
 
■ビンゴカードの特長
・別のページでビンゴカードの例を紹介します。
・「トリックに勝った」「トリックに負けた」などの他に、「~を出した」「~だった」など、多種多様な条件が記載されています。
・46枚あり、それは全て異なる条件です。重複するカードはありません。
・「連続して~の数字を出した」のビンゴカードを達成する場合、過去にその数字を出したかどうかを確認するため、シートの脇に伏せたカードを必要枚数だけ他者に見せて、確認して貰って下さい。

ビンゴカードは機会を見てこちらにアップする予定です。