<3人用>カムレッド プレイレポート | ドミッチの創作ゲーム

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土曜日に3人用カムレッドを2回ほどプレイしました。

折角ですので、プレイレポートを簡単に記したいと思います。
記録をとっていませんでしたので、多少曖昧なところもあります。

3人のうち、一人は私(以降Aとします)、一人はトリックテイキング初心者(B)、もう一人はヴェテランの方(C)という布陣でした。

<1回目>
ディーラーはB、2番手はA、3番手がCの順です。
Bがまずスペードのカードを取ってビッドして、Aの私の番。

Aのハンドは手札12枚中、
・ダイヤがKQを含んで5枚
・クラブがQとローカードが1枚の計2枚
他のスートはすべてローカード という内容。

AはQを持っているクラブで1トリックをビット。
先にクラブ1を誰かに取られてしまうと、クラブのQの処理に困ってしまう恐れがあります。
逆にダイヤはKQがあるので、いきなりダイヤを取る人はいないだろうという目論見です。

2順目にAはダイヤで2トリックをビットしました。
Cは同じ2順目にクラブの3をビット。
これでクラブはAが1トリック、Cが3トリックを目指す事となります。
3順目の途中でビットが12に達したので、トリックプレイの開始となりました。

ディーラーのBは最初はローカードをリード。
このトリックをCが取りました。

CはクラブのKをリードして勝ちにきます。
AはクラブのQを取られる訳には行かないので、クラブローをフォロー。
次にCがクラブローをリードし、AはクラブQで勝ちます。

ここで問題が・・・

Cはこのあとクラブを2トリック取らなければなりません。
ただ、AとBにはもうリードすべきクラブが無いのです。
クラブで勝つにはCがもう一度勝ってクラブをリードする必要がありますが、Cはクラブ以外のスートを取ってしまうと負けとなるので、もう勝ってはいけません。

最終的にクラブのビットが達成できずに敗北となりました。

<2回目>
ディーラーはAとなりました。

Aのハンドは
・ハートがQJ10を含む7枚!
・ダイヤがKJとローカードで計3枚
・スペードはローカード2枚
・クラブがボイド(一枚も無い)
かなり偏った手札となりました。

Aの最初のビットはダイヤを2トリックとしました。
ハートのKがあれば、ハートを4枚とビットしたかったのですが、ここは堅実なダイヤをセレクト。

次のCは何とクラブを4トリックとビット。
それもそのはずで、Aがクラブボイドですので誰かに大量にクラブが渡っている事になります。

更にBもスペード3をビットします。こちらにスペードが集中しているようです。
ここでAは思案します。
ハートは恐らくK以外はだれもリードしないはずだから、ハートは取りに行かずに捨てる側に廻った方が良いのではないか。
ということで、Aはビッドをパスします。
すると予想通り、Cはハートで1トリックをビット。

2順目途中で12に達しました。

AのリードはダイヤKで、予定通りダイヤQがフォローされました。
ダイヤはJが最強になりましたので、続くトリックも獲得。

ここでAの役目はほぼ終わりです。

ハートのローカードをリードして、CにKで勝ってもらい、あとはCがクラブを上からリードして4トリック獲得。
スペードのローをリードしてBに引き継ぎます。
Bはスペードをリード。その時までにAはハイカードをすべて処分しているので、順調にトリックを重ねます。

そのままトリックを達成して、みごと成功を収めました。

感想ですが、2回目のように偏った手札だと比較的トリックを多く獲得できるので、ビットも楽になるようです。
逆に1回目のように全員がバランスハンドですとなかなか高いビットにならず、12に到達するまでかなり苦労するのではないでしょうか。