2020年はどんな年だった?
そう問われた時、きっとほとんどの人は、あまり良い年ではなかったと思い返すであろう。
待ちに待ったオリンピックは延期になり、
会いたい人に会えない、
行きたい場所に行けない、
大切なひとを失ってしまった人もなかにはいただろう。
私も2020年は楽しいものではなかったかな…と思う。
大好きな喫茶店も満足に行けないしな。
我慢したし、そろそろ行ってもいいだろう。
2020年最後に選んだカフェ 。
maison de charlotte(代々木公園)
この年の瀬に仕事終わりの私を温かく迎えてくれた。
赤坂から千代田線に飛び乗って代々木公園駅に向かう。ラストオーダーまであと15分だ。
間に合うかな…。少し不安だ。
ここ最近、せっかく降りても閉店してることが多く、このカフェに振られっぱなしなのだ。
代々木公園駅に着いたのはラストオーダーまであと7分のとこだった。
ホームの人を抜き去り、足早に向かう。
何度も通った道なのだ。
着いたのは、2分前だった。少し頬が上気する。セーフ。
中には、原宿界隈をだらだら歩いてるような女子がべらべらと喋っている。
本来はそんな場所じゃないのだ。
インスタ映えのためにカフェは存在する訳じゃないのよ。
思わずしかめ面をする。
でも、このカフェは私にとってパーフェクトなのだ。
白い壁も、流れる音楽も、食器も、珈琲もケーキも。空間そのものが好き。
だから、振られても振られてもこのカフェに足を運んでしまうのだ。
2020年はどんな年だった?
まぁ、色々あったけど悪くはなかったかな。
先の問いは、こんな答えに変わってしまうだろう。
もう、どうでも良くなっちゃうのだ。
美味しい珈琲と好きな場所にいれば。
2021年は全ての人に幸福が訪れますように。

