その日私はうずうずしていた


Banzai cafeの投稿に





今日の勝浦は最高の天気です
海も穏やかで、房総日和ですねー





だなんて。
そんなこと書かれてしまうと、行きたくなっちゃうよ








次の日は久々の休みだった


だけどせっかくの房総日和


これは行くしかないと直感で思った




その日はつくばにいたから行けない

だけど、次の日なら
そう思い迷惑な誘いをする





私は外房線に乗っていた

つくばにいた時の疲れも気にせず、はるばるつくばから東京へ、東京から千葉へお金と時間をかけて


勝浦はよく晴れていた
快晴、晴天、房総日和


きらきらというよりかどちらかというとギラギラして眩しかった

海沿いを歩くとものすごい海風
突風といったほうがいい
歩くのもままならなかった
体のあらゆる隙間に容赦無く砂が入り込んでくる

砂が目に入ってコンタクトがごろごろ
口の中に入ってじゃりじゃり


我慢できずマフラーで顔全体をぐるぐる巻にする
なんかおもしろい
とくすくす笑われた



いつも房総のカフェ巡りには試練が伴う


あぁだとかうぅだとか言いながら試練の道を歩く


海を見てる余裕もなく、見れたとしてもギラギラしてそれもそれで辛い


なんだかんだで30分歩いた
photo:01


店に入ると目がちかちかした
2階席に行きたかったのにあいにく先客がいるようでしぶしぶ1階に
photo:02


なんとかチーズケーキ
久々にチョコスプレーのかかっているアイスを食べてちょっと嬉しくなった
懐かしいなあ

話すことに夢中で味が思い出せない

私はアイスコーヒーの氷をくるくるかき混ぜるのが癖で、だけど薄いアイスコーヒーはあまり好きじゃない

チーズケーキの濃厚な味がコーヒーですっきり洗い流される


御手洗いから戻ってくると
もう出なきゃダメなんだって
と言われた


ここのカフェは結構人気なんだ


そんなことを思いながら
私たちはなかば追い出される感じでお店をあとにした。


中途半端な時間に追い出されたせいでちょうどいい電車がなかった


もう日も暮れそうで行きとは違って海は穏やかに落ち着きを取り戻していた


ゆるゆるとした帰り道

もう御宿まで歩いちゃいますかー
というと
そうしますかー
と返された

どこまで本気だか分からない
ゆるゆるとした会話

気づくと太陽は山に隠れようとしていた
photo:03


海に沈む夕日もいいけど
山に消えてく夕日もいいな
と思った

暗くなる
勝浦の駅は白く明るかった


1時間くらい駅に取り残されていた


勝浦、ホテル三日月しかなかったね
というのが、勝浦の感想だった。





これから何回内房線外房線に乗るんだろう
これから何回海を見に行くんだろう



そんなこと思いながら、帰りたくないなぁと思いながら電車を待っていた