「27日はハントに行くらしいよ。」と言われた時には、どんな珍獣を狩りに行くのかと心配で仕方なかった。

大学で、このちかちゃんとゆっちょんという二人の友人と仲良くなって以来、
光るキノコを探しに行くため、ハブのいる沖縄の森に行ったり、
ジャングルに潜入するためにシンガポールに行ったり
弾丸で富士登山に挑んだり などなど
あちこち連れまわされてきた。

大抵、どこかに出掛けても観光するわけでもなく、探検じみているこの人たちとの行動。
毎回ハラハラさせられるけれど結果的に楽しいので、誘われるとつい一緒に遊んでしまうのだ。


今回はというと、
「就職前に、またやばいところに連れてくとかやめてよー」
と思っていたものの、暫く遊べないし、これが最後かもしれないと考えると
行くしかないな!という不思議な使命感が芽生えてしまった笑。

どんな辺鄙なところに連れていかれてもいいと覚悟していた。
だから【いちご狩り】と聞いた時には、内心ほっとしてしまった。

二日酔いのゆっちょんを連れ、いざ秩父へ。

千葉から東京のビル群を通り過ぎ、いつの間にかほんのり田舎になっていた。
低い山々と切り出された山肌。〇〇農園。

お昼頃についたにも関わらず、最初の農園は受付を終了していた。
ちかちゃんお得意の「ごねり」も発揮できぬまま、あえなく退散。
その後「とりあえずお揃いの藍染Tシャツを作りたいね」という思い付きから、藍染体験を予約。
(私たちは何かとお揃いのTシャツを作りたがります笑)

蕎麦で腹ごしらえをし、次なる農園「和銅農園」でいちご狩りのリベンジを果たす。
2種類の苺(全く名前が思い出せない!!)を食べ比べ、気に入った苺をひたすら食べ続けた。
とは言うものの、私だけはすぐに飽きてしまい、途中から苺を観察したり、奇形の苺の味はどうなのかという調査をしていた。

お腹も満たされ、うきうきな気分で向かった先は
藍染体験のできる「秩父銘仙館」。
赤い屋根に白いペンキの塗り施された木造の建物。
一見、昔の小学校のようにも思えるが、昭和5年建造の旧埼玉県秩父工業試験場を利用したものだそうだ。
この中では、藍染だけでなく、手織りや型染も体験できる。
藍染を教えてくれたおじちゃんは、Tシャツバージョンは久しぶりであったためか、説明が少し足りなかったように思える。
なので、奄美大島で藍染体験済みのちかちゃんに細かい指導を受けた。
模様は輪ゴムで結び、その隙間に染料が入り込まないようにして作る。
藍と水に交互に浸し、染料を染み込ませ、絞ったら完成だ。
それぞれの個性が出たTシャツ。
私は欲張りなので、無駄に派手でうるさい模様になった。
ゆっちょんは、さすが日頃からエスニックな服を着ているだけあって、シンプルで普段使いの
できるようなものになった。
ちかちゃんはというと「ハートにする!!」といい、試行錯誤の末、ぼんやりとしたハート模様の作成に成功した。

ここまで、来るとカフェ行ってないんかい!!!
とツッコミを頂きそうですが、、、

忘れてませんよ、ちゃんと行きました!(この二人をお供して)
向かった先は「千茶古」。
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(決めポーズの二人。良い写真)
地元のファミリーも通えるような、気取ってない感じのカフェです。
コーヒーカップがカウンター背後の棚にずらりと勢ぞろい。
つい、お気に入りを探したくなります。ヨーロッパ調の庭を眺める席に腰かける。
「まず、ピッツァを食べるときには、【窯に一礼する】」とピッツァを深く敬愛するゆっちょんに、カフェに行ったときの流儀を訊ねられた時には、困惑してしまった。
なんせ、カフェでは何も考えず、話したりぼーっとしたりしているだけなので。
「うーん」と考えこんでいると、
「なるほど、せかしちゃいけないってことね」とあっさり回答されてしまった。
それは、いかにも。

私の飲んだ「千茶古ブレンド」は口当たりはさっぱりしているが、重厚感のあるコクが残るので、
十分味わうことができた。

そんな感じで最初から最後まで大人しくお茶をしていた二人のゲスト。(ゆっちょんにいたっては途中からパズドラに夢中になっていたが)
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異端児でエキセントリックではあるけれど、いつも地球科学科の平和を考えて楽しいことしかできないこの二人は、
私の大学生活に欠かすことのできない友達であった。かもしれない。

遊んでくれる友達がいるというのは、とても幸せなことです。

この二人の友人には心からありがとうと言いたい。
また遊べる日を楽しみにしている。