草彅剛さん主演映画『碁盤斬り』を観てきました。
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これからご覧になる方はネタバレを含む感想なのでスルーしてくださいませ。
【作品内容】
浪人・柳田格之進は身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われ、娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らしている。しかし、かねてから嗜む囲碁にもその実直な人柄が表れ、嘘偽りない勝負を心掛けている。ある日、旧知の藩士により、悲劇の冤罪事件の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意する。絹は仇討ち決行のために、自らが犠牲になる道を選び……。父と娘の、誇りを賭けた闘いが始まる！
草彅剛 / 清原果耶 / 中川大志 / 奥野瑛太 / 音尾琢真 / 市村正親 / 斎藤工 / 小泉今日子 / 國村隼
※ 名作落語…人情噺「柳田格之進」の進化系映画だそうで古今亭志ん生・志ん朝親子が得意とした演目がベースとなっている作品とのことです。
【感想】
分かりやすい復讐劇です。
ストーリー展開は良くて、囲碁が分からなくても飽きさせず、長い映画なのに一度も眠くなりませんでした。
草彅剛さんは自分を曲げない清廉潔白な浪人役が合っていました。
昨日観た『ミッドナイトスワン』のトランスジェンダーの凪沙の役と、全然違う人物になりきっていました。
ベテランの國村隼さんの繊細な表情の演技、市村正親さんの眼力のあるお芝居は流石で、お二人の存在感は映画に重みを出してくれていました。
清原果耶さんは清楚で芯が強そうな役はピッタリでしたし、中川大志さんもカツラがお顔に合っていて、爽やかで良かったです。
外国人が観ても分かる日本のサムライ映画。大感動みたいな映画ではないけれど、王道の良さがあり、エンタメとして楽しめました。
ただ、斎藤工さんの役は、敵討ちなのでもうちょっと嫌な奴っぽく演出した方が良かったのでは？と思うのと、
殺陣のシーンは今ひとつかなぁ。
韓国時代劇の方が緊張感あるカット割り？というのかな、ハラハラドキドキさせたりの演出は上手いです。
ストーリーでは「そもそも何故アナタが50両用立てるん？」という違和感は若干残りました。
あと、タイトルも。(⌒-⌒; )
この役は草彅剛以外がやるなら若い頃の中井貴一さんですかね。^ ^
面白かったです。
映画.comの評価は⭐️⭐️⭐️⭐️3.9です。
相変わらず「ブルク13」は「あぶない刑事」だらけです。
昨日は柴田恭平さんと舘ひろしさんが横浜スタジアムで始球式されていまして、旦那様も見たそうですよ。
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