『SPY✖️FAMILY』もちょっと気になりつつも観た『PERFECT DAYS』。
【内容】
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山(役所広司)は、変化に乏しいながらも充実した日々を送っていた。同じような日々を繰り返すだけのように見えるものの、彼にとっては毎日が新鮮で小さな喜びに満ちている。古本の文庫を読むことと、フィルムカメラで木々を撮影するのが趣味の平山は、いつも小さなカメラを持ち歩いていた。
公衆トイレ清掃員の何げない日常が淡々と流れる、セリフがとても少ない映画。
良かったです。
音楽も。
カセットテープで「朝日のあたる家」を聴きたくなりました。
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『あさイチ』に役所広司さんが出演され、初めてこの映画のことを知ったのですが、
映画の製作過程がとても変わっていて、最初は「THE TOKYO TOILET」という、日本財団が実施していた、渋谷区内に綺麗な公共トイレを設置するプロジェクトのPRの一環で短編オムニバス映画を作る予定だったのに、最終的に長編映画になったんです。
役所広司さんは今年はTBSの大ヒットドラマ『VIVANT』でカリスマ溢れるベキ役を演じられましたが、平山は正反対の役柄です。
この映画、トイレ清掃員という役を役所広司さんが演じたから出来た映画だと思いました。
最優秀男優賞受賞した理由が分かるお芝居です。
ほとんどセリフがないのに、キビキビしたトイレの清掃の様子、表情、視線、口元の笑み、などで平山という人物を表現していらっしゃる。
まるで平山のドキュメンタリーを観ているようでした。
冒頭のザ・アニマルズの「THE HOUSE OF THE RISING SUN」(朝日のあたる家)、良かった!
『柴犬伊太郎のブログ』↓
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