昨日は、算命学を知ると、夫婦関係も良い意味で諦めがついて楽になるという話を書きましたが、
「算命学の結婚はね、干合で勘違いして結婚して妥協して暮らすということよ。」
とおっしゃり、
みんなで「ええーーっ⁈」と笑いました。
でもみなさんも
「何でこの人と結婚したのかしら?」
と思うことありますよね。(笑)
私は旦那様に「何で俺と結婚したのか?」と聞かれた時に、
「どうかしていた。」
と答えました。(笑)
この、「どうかしていた」状態が干合して気が変化して虚気となり、自分が自分じゃないような状態になった時です。
つまりお互いが虚気でどうかしているから結婚出来る訳で、
それが師匠の言う「干合で勘違いして」のことです。
そしてお互い妥協して暮らしていくのが結婚だと。
干合の組み合わせは5つあります。
甲➖己
乙➖庚
丙➖辛
丁➖壬
戊➖癸
例えば私の日干は「丁」なので、命式の中に「壬」があれば、結婚相手のエネルギーがあるとみます。
無ければ同じ水性の「癸」があれば偏夫や偏妻のエネルギーがあるとみます。
(どちらも無い人もいますし、沢山ある人もいます。干合は宿命に1つがいい。)
因みにうちの旦那様の日干は「壬」なので、私と旦那様は、お互いが干合相手ということです。
昔、初めて干合の勉強をした時に、
えー⁉️
丁(火性)と壬(水性)は水剋火(すいこくか)の相剋関係じゃないか!
旦那様は壬(海の水🌊)で、それが私の丁(ろうそくの火🕯)をザバーンと消す関係ではないか!
なのにどうしてそれが結婚相手になるの〜⁉️
と、抗議したくなりました。(笑)
男女は剋し合いながら和すといい、融合して新しい家庭を作り出す約束事で干合を夫婦の関係としてみるのです。
壬と丁が干合すると、気が変化して木性に変わります。
なんと、
私は丁(火性)から乙(木性)に、旦那様も壬(水性)から甲(木性)に変わってしまうんです。(壬丁→木。ジンテイモクと暗記)
干合は人の変身願望とも言いますが、二人共木性に変身!しちゃうのです。
木性は守備本能ですので、家庭を守ろうとします。
(※壬丁干合は精神干合。守備型の穏やか干合)
壬の旦那様は甲(壬→甲=鳳閣星)に変化して、大らかに子供のように生きなさい、
丁の私は乙(丁→乙=龍高星)に変化して、多面性を持ち、苦は多いが子供に助けてもらいなさい、
そうやって家庭を守りましょう(守備本能)、という関係になるのです。
このように自分が変化出来るので、干合を持っている人は、妥協の出来る人=生きやすい人とも言えます。
干合を勉強して、自分の結婚生活を振り返り、確かに結婚というものは師匠の言う通り、
「勘違いして結婚して、妥協して暮らす」
ことなのね、と実感しています。