私は過呼吸になるとどんなことが起こるのか、全く知識が無かったので、
とても怖いものだなということを初めて知りました。
（紙袋で呼吸して二酸化炭素を入れるみたいなことをしているのを、TVで見たことがあるだけ。）
昨日、
姪は休みで風邪気味だったので午前中病院に行き、お昼を食べ薬を飲んで眠ったようです。
夕方起きて夕食を作り始めた頃から熱が出始め、
何か変だなと思っているうちに急に過呼吸が起こり、呼吸困難になり手足が痺れ出したそうです。
そして手が収縮して固まる（硬直）症状が起きて、手がグー
のまま動かなくなったので、
のまま動かなくなったので、スマホも持つことも出来なくなり助けが呼べない状況に陥ってしまいました。
自分で何も出来なくなってしまったという恐怖でパニックになり一人でしばらく泣いていたようです。
それでもなんとかグー✊の手のまま震える手の指の背で、
必死でスマホのボタンを押して母親（田舎に住む私の姉で、柴犬◯太郎の飼い主）に電話したようです。
姉もハアハアいっている姪の電話に驚き、「もう救急車も呼べない状態らしい！」と、私に電話して来ました。
田舎の姉のところからも姪の住所に救急車を呼べるからと伝えて私はすぐに身支度し、家を飛び出しました。夜の9時半頃だったと思います。
私の家から姪の住む新子安までは30分くらいです。
新子安駅から姪の住むアパートに必死で走って行くと救急車が止まっていました。
部屋に飛び込むとベッドで救急隊員さんが姪の面倒を見てくださっている最中でした。
私の顔を見て安心したのか、泣きだす姪。
救急隊員さんの説明で、この時やっと過呼吸が起きたことを、知りました。
一人でどんなに心細く怖かっただろうと思いました。
姪は、
姉の手配で救急車が来ることを知っても、筋肉が硬直しているので、鍵を開けに玄関まで行くこともやっと。
鍵を回すことも、防犯レバーを上げることも、手がグー✊のままなのでものすごく難儀したようです。
結局「急な発熱が原因の過呼吸」という隊員さんの説明で、自分でゆっくり呼吸する以外ないので病院には搬送しないことになりました。
インフルエンザや薬によるアナフィラキシーショックだったら？と思いましたが隊員さんの見立てを信じました。
救急車を返した後はコップも持てない姪にポカリスエットを飲ませたりプリンを食べさせたりしているうちに徐々に手の硬直が取れて来ました。（約3時間で手は広がりましたが、動かせるまでにはいかない感じ。）
隊員さんの見立て通りでした。
（今日熱が下がらないので病院に行きましたがインフルエンザではありませんでした。）
今回のことで、
手の硬直が起きると電話が出来ない。
特にスマホは難しいことを知りました。
あなたも自分で両手を、グー✊にして震えながらスマホの操作をしてみて下さい。
どれほど難しいか分かります。
過呼吸の対処方法を自分が分かっていることが重要だと思いました。
今はAIスピーカーやアイフォンのSiriなどは音声で「電気つけて」といった事が出来ますから、
姪のように手が使えなくなった時には「救急車呼んで！」と言えば119番に電話してくれる機能はあるのではと思うので（要確認）、それを使うか、這ってでも外に出て助けを呼ぶ…。
姪のようにまさか！ということが、いつ自分にも身近な人にも起こるか分かりませんので、特にお一人暮らしの方は頭の片隅に入れておいてくださいね。
自分がそうなったらどうしよう！
と心配するよりも、知識を得て（備えて）おくことでひとつ憂いがなくなります。
「これは過呼吸かも？」と思ったら、とにかく先ずはゆっくり、ゆっくり呼吸してください。
ろうそくの火を消すように細く長く吐くように。
ご予約お待ちしております‼️
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