吉田羊主演 ハムレットQ1 圧倒的な迫力でした | hiroblog

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吉田羊主演のハムレットQ1  繊細かつ大胆な舞台でした。

ハムレットには Q1 Q2  F1の3つのバージョンの脚本があるそうです。

シェイクスピアの作品は 舞台で上演される戯曲ですから 同じ作品でもいくつかのバージョンの脚本が残っています。

今回のハムレットの脚本は 一番短いバージョンですが それでも3時間の舞台でした。

吉田羊さんのハムレットは ファザコンで直情型だが 繊細な役作りでした。

女性が演じるハムレット 新鮮でした



膨大な量のセリフと 剣を持ち戦う場面もあり 知力

体力を振り絞る舞台でしたが 吉田羊さん 頑張って演じていました。

およそ2年前に見た 吉田羊さん主演の 女性だけの舞台 シェイクスピアのジュリアスシーザーの ブルータス役も良かったですが 今回のハムレット役は 演技に引き込まれました。

高橋一生さんと結婚したことでも話題の飯豊まりえさんが 婚約者ハムレットに冷たくされ 父をハムレットに誤って殺されて 気が触れたオフィーリアを 繊細にかつ 狂気を感じさせる演技で演じてくれました。

ハムレットの父を殺して国王になり ハムレットの母親と結婚した 亡き国王の弟 クローデイアスを

吉田栄作さんが 悪に徹しきれない 1人の人間として 見事に演じていました。

渋谷のパルコ劇場で 素晴らしい シェイクスピアの芝居を見ました。