ミュージカル この世界の片隅に 素晴らしかったです | hiroblog

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観劇大好きなおじさんです。好奇心に任せていろいろな舞台、映画を見ています。よろしくお願いします。










アンジェラアキさん 作詞作曲のミュージカル この世界の片隅に は戦争を描いたミュージカルなのに 優しくて暖かい人々の 広島での日常が さりげなく描かれています。

戦争反対と声高に叫ぶのではなく 人間が持っ人としての優しさ 思いやりに焦点を合わせています。

だから一旦戦争が起きると その酷さや 喪失感が

ミュージカルの中で一層際立ってきます。 

アンジェラアキさんがアメリカの音大に行き ミュージカルの作曲について学んだ後 3年半かけて作られた26曲のミュージカルナンバーは 素晴らしかったです。

主役の浦野すずは ミュージカルで大活躍の 昆夏美さんが純心な 絵の好きな 若い奥さんとして演じてくれました。

優しい夫の 海軍書記官 北條周作を 大人気のミュージカルスター 海宝直人さんが 素敵に演じてくれました。

大空襲 原爆投下と ミュージカルの内容はどんどん辛くなっていきますが 辛い中でも 励まし合い助け合う人々の姿は 心に響きました。

辛い場面でも優しい歌で 戦争の酷さが一層際立ちました。

オーケストラの生演奏も良かったです。

セリフは広島弁でした。

是非お勧めのミュージカルです。

日生劇場で上演しています。