ドラマの終了を待ちつつ、原作を読んでいた風中奇緣(大漠謠)。今月半ばには終わるのかな?と思っていたら、早々に36話で終了してしまいました。原作の方もちょうど読み終わり、もう少し原作の余韻に浸りたいとは思いつつも、とっても良いタイミングで昨日からドラマの方を観始めています。


 ドラマはドラマ、小説は小説と、割り切ってはいるのですが、原作のイメージを引きずったままドラマに突入したためか、ラクダから車椅子に飛び乗る健康的な?九爺や、次から次へと目まぐるしく展開していくストーリーにこれはもしやダイジェスト版か?と驚き・・・と、ドラマに馴染むまでにはまだ時間がかかりそうです。


 まだ2話までしか観ていないので今のところは登場人物のご紹介といった感じでしょうか。野性味たっぷりの莘月(金玉)は可愛いし、胡歌の九爺は原作とはちょっと違う印象を受けましたが、いい感じ。衛無忌(霍去病)彭于晏の声にはちょっと違和感が(笑)胡歌は霍去病が好きらしいですが、胡歌の霍去病は・・・・・・どうだろう?(苦笑)演じたい役柄と作品の全体を見たときに演じるべき役柄は違うということなのでしょうね。


 これから本格的に物語が展開し、どんどん辛くなっていく時にどんな演技、演出が見られるのか、とても楽しみです。

 本を読むのは面白くて読み出すと止まらなくなるのですが、字ばかり追いかけていると発音(特に四聲)を忘れてしまいそうで怖くなります。ドラマ鑑賞と読書・・・・・・バランスを取るのは難しいですね。


 というわけで?・・・・・・久しぶりに射雕英雄傳。


 ストーリーは基本、郭靖と楊康が親の仇を討つというお話しなのですが、恋あり、仇恨あり、派手なアクションあり、そしてエピソードはてんこ盛り、洪七公、黃藥師、歐陽鋒、歐陽克、周伯通等々、脇役の方々も楽しくて、ちょっと観てみようかなくらいのつもりだったのに、結局引き込まれ、最後まで観てしまいました。


 胡歌演じる郭靖と林依晨演じる黃蓉はなんとも極端なキャラクターで面白い。林依晨はくるくる動いてすっごく可愛いし、楊康の袁弘は十三爺や雲霆みたいな役も素敵だけど、こういう歪んだ役もいいなぁ~(みんな若くて可愛い~)とビジュアルも楽しみつつ、どっぷりと浸っておりました。


 歐陽克は黃蓉に騙されて下半身はダメになるし、挙句、いくら好きな人のためとはいえ、言うなりに毒を煽る場面は観てて悲しすぎる。歐陽峰は、なんだかんだ酷いこともたくさんするけれど、武芸を極めたいだけなのよね。歐陽鋒と歐陽克の親子は悪役?なんだろうけれど、最後まで観ていくと各自それぞれの道を歩いてるだけっていう感じで、結局のところ単純な勧善懲悪話ではないんだな~って思えてきます。もっとも、完顏洪烈はいくら好きでもその後どんなに大切にしたとしても、そもそも人の奥さんと子供を武力で奪っちゃダメだろ~~っ!と思いますけどね(笑)


 配役も内容も充実した射雕英雄傳ですが、面白いのは観るたびにいつも違う誰かに感情移入していて、視聴後の気分が毎回違うという、自分的にはちょっと不思議なドラマです。


 私には、本を読み出すと止まらないという悪い癖があります。普段はそれこそ雑誌すらあまり読まないのですが、ある日突然、読みたい衝動に駆られて一冊買ってしまったらもう止まらない。一度読み出したら、何をしながらでも本を読みます。もちろん、食事中でもたとえ箸は止まっても活字を追う目は止まりません。


 今は、インターネットがあるので、字を読みたければニュースサイトでもブログでも読み物はたくさんあるので安心ですが、以前、インターネットが無かった頃は、毎日、酷い時には一日二回朝夕と本屋へ通うこともありました。今日はこの一冊で大丈夫でしょうと、本屋を後にするのですが、その日中に読み終えてしまったらさあ大変。次の日、本屋の営業が始まるまでの間は禁断症状です。そうなったら新聞、雑誌、広告等々、目に付く活字を次々と追い続けます。とにかく字を見ていないといられないのです。そんな生活が2週間ほど続いた後、不思議と興味が失せて本を手にする気にもならなくなります。


 今まさにその活字中毒とも言うべき症状が進行中でして・・・・・・と、いうのは実はただの前置き(笑)


 十月から放送が始まった中国ドラマ「風中奇緣」の原作、大漠謠(作:桐華)を読み始めてしまいました。ドラマの方はまだリアルタイムで進行中。しかも、週に二度の放送とのんびりしたペース。毎週放送を待つのが嫌い、まとめて一気に観たい私は我慢我慢の日々。先に原作を読んでからドラマを楽しむか、ドラマをじっくり観てから原作を改めて読み進めるか、非常に悩んだ挙げ句、待ちきれずに手を付けてしまったわけです。


 もちろん、出来る限り少しずつ読むように心がけています。でも、よくよく考えてみたら(よくよく考えなくても)、例えば二千ページの小説を一日五十ページずつのペースでゆっくり読んだとしても、たった四十日で終わってしまうではないですか!そうなんです。どんなに頑張ってもドラマより先に読み終わるのは当たり前の話。(イマサラキヅクナヨ)


 「原作を読み終わってから長い時間放送終了を待つのは嫌。だから出来る限り時間をかけて読み進め、物語の世界にゆっくりと浸ろう。」・・・・・・これは、結局のところ、原作に早々手をつけるための口実でしかありませんでした。


 步步驚心の時のように、ドラマをじっくりと観終わって、その後原作をゆっくり読んでまた物語の世界にひたり・・・・・・と「一粒で二度美味しい」みたいな楽しみ方が一番幸せなんですけどね。ホント、週二回の放送が恨めしいです。