ふと目にした広告に興味をもって、お店がオープンしたら使える6,000円分の食券を応援購入をしたのが、今年の6月の事。
満を辞してオープンした、日本橋にある、平和酒造さんのパブのたたずまいがこちら。
あ〜、もったいぶらずに言いますね。
平和酒造さんはあの、泣く子も黙る全国区の「紀土」を醸す酒蔵さん。
和歌山発の、日本酒の雄。
新進気鋭の酒の作り手さんの日本酒の枠を超えた、Out box thinkingな新た一手がこのバーです。
日本橋の兜町。
証券会社の聖地に、サイズ感のちょうどいいバーが。
応援プロジェクトに参加していなかったら行く機会もなかったかもしれません。
カウンターの中には、クラフトビールのサーバーがずらっ。
このクラフトビールももちろん平和酒造さんの手によるもの。そして、しっかりクラフトビール的に美味しいです。
平和酒造さん、そんなに多角化して大丈夫?と不安になる程。
ビールで喉を潤し、いよいよどぶろくに。
エロ漫談の「どぶろっく」じゃないですよ〜!(注:不適切コメント)
私は、スタンダートの「平和どぶろく」。
アルコール度11度。和歌山県産の「にこまる」というお米100%で醸したどぶろく。
ダンナくんは、兜町醸造所設立記念のどぶろく。
こちらはアルコール度は13度で、お米についての記載はありません。
お味ですが、スタンダードのどぶろくはすっきりしていて、とても美味しい。
甘味がまさったどぶろくが多いなか、す〜っと沁みる、お料理にもあう、どぶろく。
さすが日本酒の雄が、日本の中心ともいえるこの地で、鼻息あらくかもしたどぶろくだけの事はあります。
つまみは、和歌山を感じさせるチーズやチップスなど軽いものが数点。
夕食を食べる為、店を後にしましたが、良い時間を過ごせました。
ただ、このバー、もとい、ブリュワリーパブの使い方って、かなり難しいように思います。
料理メニューがないので、この店だけで夜を終えるのは難しい。
じゃあ、ご飯を食べた後に軽く、お酒を楽しむ為に使えるかというと、店が明るすぎるのと、変な小室ミュージックみたな、ジャカジャカした音楽がかかっていて、大人が落ち着いて飲める店でもない。
もっと軽い感じでイメージしているのだと思います。
客層も間口を広くしたかったのかな?(その為の小室ミュージック?)
結論。
飲み会の前に、時間のある人だけが集合し、軽く飲む「0次会」用の店、そんな使い方がぴったり。
または気合の入ったデートのウェイティングバー的な使い方か。(ニューヨーカーかよっ!)
いずれにしても、何回も行きたいか、というとそうではない感じ。
お酒が美味しいだけに、お店のコンセプトは惜しい感じがひしひし。
特に、コロナの中、外のお酒の飲み方が変わった今ならなおさら。
どぶろくは、本当に美味しいです。
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