伝えるという事の難しさ | 隠れたままの名店と言われた 宮崎地鶏と焼酎の店 呑喜DONKI

隠れたままの名店と言われた 宮崎地鶏と焼酎の店 呑喜DONKI

上野と御徒町と秋葉原と湯島と外神田に挟まれた
裏通りにある繁盛店 呑喜(どんき)の店主
工業高等専門学校卒業→電子機器メーカー(20年微弱)→現職

世の中

あちこちに

伝える為の文字や絵や写真が

貼り出されています。


屋外の道で、壁に


施設の壁に、床に

窓に、ドアに


道路標識もそう

広告の看板も

注意書きも、


では

それは

どれだけ役に立っているのだろうか?


居酒屋の広告だとしたら

それは道を歩いている人に

「おっ、あんな所に魅力的な居酒屋がある

 行ってみるか?」って

思わせる広告なのか?


それとも

宮崎地鶏と焼酎の店 呑喜って

どこにあるんだろう?って

探しながら歩いている人にここだよって

知らせる事が目的の広告なのか?


見る人の目的、要望によって

中身は変わってくる


さらに注意書きなら


例えば店の扉はシメて欲しいという

内容を伝える場合

「扉はしめて」って書いたほうが良いのか?


「冷房中につき開けたらシメて」って

簡単な理由を書いたほうが良いのか?


もっと詳しく文字の大きさな色も変えながら

「扉はしめて

この扉は自動ドアではないです。

開けたままだと冷気が逃げてしまいます

必ず扉は閉めて下さい」


こんな風にしたら良いのかも


ネタ的な要素を入れて

「これは手動ドアです。

  あなたがシメて下さい」と

したほうがいいのか?


見せたい人を想像しながら

注意書き、広告を

作るわけだが


なんで?なぜこうするの?

って人に向けた注意書き程難しいモノはない



だって


バカに説明したところで

バカは説明を聞いてないし

ましてや

バカは説明を読まない




前職の電気機器メーカーにいた頃も

取説だったり投込注意書きに苦労したなぁ

で、そこでも所詮そんな事する奴は

なに書いたって読まないから無駄ですよ

と言った私に先輩が

書いておけばクレームつけられた時に

逃げられるから必要なんだよ

と教えてもらった。


小さな個人店の居酒屋と違って

何万もの人が手にする商品につける

取説の説明、注意書きって時間かけて

ホントよく考えられていますよぉ。


そう

注意書きの目的は2つ

読んで注意してねって事と


もう一つは

書いてあるだろって後で言い返せる

ようはクレーム対策


なんですね。


さぁて今日もにぎやかに

店内を飾りましょう(゚∀゚)



こんな居酒屋です 

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