どこかでこの負の連鎖を断ち切らないとダメじゃね?
パパはそう思うんだよ。その為にはパワハラを受ける側もバトンを渡していく必要があるよね。だからパパは保護者としてボウズが高校卒業するまでこうして色々サッカーの育成現場の事を目にして耳にしてきて、ボウズが卒業したら、はいおしまい、にしたくないなと思った。
ボウズがそういう思いをしたわけではないけど色々酷い話を聞きまくったからさ、せめてまだそういう経験してない小学生の保護者の方々に「こういう問題があるよ、中学や高校になるとかなり増えるよ」という話はしておこうと思ったのさ。
で、どうせなら「こういう問題があります」だけじゃなくて「こういう取り組みしたら変わるかも!?」そこまで書いておこうと思ったわけさ。はじめの一歩ってやつだよ。仮にその案が拙い物でもいいんだよ、まずはそこが土台、議論のベースになればいいのさ。オープンソースの時代じゃん、それに対してあ~だこ~だ言ってみんなで手を加えていけばいいんだよ。
今回書いた案が実現するかって?しないよ(笑)実現する可能性は0.01%だよね。上記の通りサッカー協会内部にパワハラ張本人がのさばっていたりする。JFAの様々な方針議決権がどうなってるのか全然知らないからなんともいえないけど、仮にこの案がどんなに優れたものでもいざやろうとすれば巨大な壁にぶつかるのは間違いない。
でもねえ、仮に実現の可能性が0.01%だとしても、それはゼロじゃない。ゼロと0.01は1と100万より大きな差がある。例えば今回の記事を読んでサッカー大好き母さんが自分のブログで取りあげてくれた上、コメントの返信で「後でサッカー協会のホームページから提案しときます!!」と書いてくださっていた。この人やっぱ面白いな、ノリがいい(笑)。
実はパパも今回の話をまとめていろんな県のサッカー協会とかに送ってみようかな~なんてと思っているのさ。まあ減るもんじゃねえし(笑)。でももしそこまでする人が1万人いたら?0.01%は20%くらいにはなるかもね?全部同じような内容で迷惑メールで処理されるだけかもだけど(笑)。
よしひろパパさんやごまぴ~さんもリブログしてくださってそこにコメントが入ったり議論になったりしている。コメントしなかったにしても読んだ方はそれなりの数になるはずだ。そうしてバトンを繋いでくださったので0.01%が0.03%くらいにはなったかもね。もし1万人が「この案どうよ?」とSNSで発信したら?1万人のSNSで議論が始まる。やっぱり0.01%が軽く20%くらいに跳ね上がるかもね?
例えばパパの記事に100人が「こういう場合はどうしますか?」「ここがネックだと思います」とコメントしてくれたら?100人と議論が終わる頃にはパパの案は即時実行可能なくらいブラッシュアップされて洗練されたものになっているかもね。
パパとはまったく別の案でも良いのだ。0.01%の可能性を1万人が生み出せば世の中は変わる可能性がある。SNSは人々の意思を可視化できる。それは時に凶器にもなるが世界を変える力にもなりうる。0.01%はゼロではないのだ。
SNSはやっていない方でも、それについて子供と話してみる、それだけでも0.01のバトンは間違いなく受け継がれていくよね。今小学生のお子さんには少し難しいかもしれないけど、中学生くらいなら話してみるとすごく社会勉強にもなるよね。
そうして子供が高校生くらいになった際、お子さんの友達がひどいパワハラにあって「そう言えばママとこんな話したよな」なんて思い出した子が後々サッカー協会に入る、なんて事もあるかもしれない。例えばサッカー大好き母さんの息子さんが将来日本代表になって、引退してサッカー協会会長になった時に
「あんた、あれやりなさいよ」
「ああ、あれね。うん、わかった。任せといて」
そう言うかもしれないじゃん(笑)。だからとりあえ0.01を繋いでおこう、そう考えてるんだよね。
------------------------------------
今回のパパの記事を見て「現場の事を何も知らないくせに」「個人がそんな事を書いてもなんの意味もない」「言うだけなら誰でもできる」「そんな簡単に変わるようなものじゃない」「○○や○○のことを分かってないね」そんなふうに感じた人もいるはずだ。
そういう意見はとても正しい。何故なら99,99%変わらないのだからほぼ100%正しいのだ。でもそれはどんなに正しくても??ゼロだよね。関心がないのは仕方がないよ。世の中には山のように大問題があって、そのうちのほとんどの問題についてパパも関心がない。知らないことも沢山ある。
それは仕方がないことだ。でももし何かの問題について関心があるならパパは「正しい否定」より、稚拙でも笑われても「0.01のバトン」を繋ぐ方にいようと思うんだよ。自分の出来る範囲においてね。
酷いパワハラにあっている子の話を聞くとほんと切ないし腹立つし、いろんな感情に包まれる。でもパパは「だったらこうしたらいいんじゃね?」って事を考えるのはめっちゃ楽しいしワクワクするな。そういうこと考えるのはとても面白い。
辛い思いをしている子達がいるのに「面白い」は不謹慎に聞こえるかもしれない。でもこうした問題を動かしていくには「面白がる」という発想も大事だよね。難攻不落のゲームなんだよ。到底倒せない魔王がうじゃうじゃいて。どこからどう手をつけたら良いのかまったくわからない。
どこから攻略しようか!?
全国1万人くらいがそれを面白がってあ~だこ~だSNSで盛り上がったら?それを目にする人は軽く数百万人を超えちゃうかもね。0.01%は50%くらいになっちゃうかもね。うん、そうだな、よし、とりあえずボウズと話してみっか。パパはそう思った。ボウズに上記の話や様々なパワハラの話をした上でパパはこう質問してみたのだ。
「こうした問題を解決するのには何をどうすればいいと思う?お前ならどうする?」
果たしてボウズはなんと答えたか?
続く