勉強が好きな子を育てるには?(3) | ドングリクンパパのブログ

中学受験は平日でも3時間勉強するのが当たり前!土日は朝から夜までずっと勉強、、、

 

それを自分の意思でやっているなら本当になんの問題もない。でも実際には多くの子が親や塾にやらされている。子供たちが悲鳴を上げているよね。そういうやり方をすると、子供たちがどんどん勉強を嫌いになってしまう。とても残念なことだ。すごくもったいない。

 

なんでそんなに子供達を追いこんじゃうんだろう?朝9時から夜7時までずっとお勉強。そこまでして勉強嫌いにさせて何が残るんだろう?下手すりゃ不登校だよ?合格しても燃え尽きて不登校になる子いっぱいいるんだよ?

 

何度も何度も書くけど、中学受験に対し子供が自ら本気になってるなら全力応援で良い、もちろんだ。仮に子供達が受験に辛さを感じていても、これを乗り切りたいと子供達が本気で考えているならそれも良い。ぜひ乗り切る経験をさせてあげよう。素晴らしい経験になると思う。

 

でも子供達はまったくスイッチが入らない、勉強も塾も嫌い、でも親はなんとしても合格させたい、だから子供にイライラ、我慢して我慢してでも我慢しきれず「勉強しなさい!」と言って親子でバトル、、、そんなことをやっているのなら、受験なんて即座にやめた方が良いよ。

 

パパは常にこう考えている。子供だっていつ死ぬか分からない、とね。明日交通事故で死ぬかもしれないんだよ、そうでしょ?だからいつ、どんな時に、何があっても、子供達が「ああ!なんて楽しかったのだろう!」と心の底から思えるように、そこを一番大事にしてるんだよね。パーフェクトには出来なくてもね。

 

子供の未来を考えることももちろん大事。でも一番大切なのは「今!」だよ。今、ここで、子供たちが幸せかどうか?それが一番大切じゃん。そして「子供達の未来の為に」とか言いながら、実は親が自分達の見栄の為に子供にやらせていることも多いわけじゃん。

 

だからだよね、パパがこの受験シリーズでず~っと書いているのは「楽しんでいるうちに学力アップ!!」みたいな話ばっかり。いっぱいいっぱいになっている親御さんに少しでも「あ、そんなんでもいいんだ?」と思ってもらいたい。肩の力を抜いてほしい。子供達を追い込まないで欲しいんだよね。

 

一番良いのは学力とか偏差値にこだわり過ぎず、子供が目をキラキラさせて何かに夢中になることを目いっぱい応援してあげることだと思う。でも、どうしても親の気持ち的に偏差値的なものから離れることが難しいなら「楽しんでも偏差値を上げられるよ」ということを知ってほしい。

 

むしろ楽しまないと勉強が嫌いになって最後まで苦労することになるから。親が「どうすれば成績が上がるだろう?」ではなく「どうすれば勉強を楽しめるだろう?」にシフトするだけでほんと何もかも変わるからさ。

 

だって「勉強しなさい!」と怒鳴ったらそりゃ勉強嫌いになるだろうな~って誰でも分かるでしょ?好きな女子がいて「お前、俺を好きになれ!バカヤロー」と怒鳴ったらむしろ嫌われるでしょ?(笑)子供が勉強を楽しめればこれほど頼もしいことはないじゃん。

 

塾で勉強漬けにして勉強が嫌いになるくらいなら、ガツンと勉強量を減らして本を沢山読ませた方が良いかもね。興味を膨らませて勉強への足がかりを作る。子供が乗り気じゃないなら思い切って受験を捨てるのもありだよ。

 

どうやったら勉強が楽しめるかな?というのを子供と一緒に考えるのも良いかもね。そうして焦らずじっくり「案外勉強も楽しいかも」という気持ちを育てたほうが、後で簡単に逆転できかもしれないよね。

 

ちなみに今姫ちゃんはなぜか英語に夢中だ。まあ単にアプリにハマってるんだけど、毎日パパのスマホで勝手にやりまくっている。もう3カ月を超えたよ。恐らくこのまま英語そのものが好きになっていくだろうね。姫ちゃんにとって現在英語は「お勉強」ではない。完全に遊び。

 

そういうことだよね。そしてそれはボウズにとってサッカーの練習が遊びなのとまったく同じなのだ。

 

-------------------------------------------------

 

いろいろ上から目線に感じたら本当に申し訳ない。まだ中学生以上の子供を1人しか育ててない奴にいろいろ言われたくないよね?その気持ちは分かる。パパが何を書いたところで説得力なんて何もないだろう。パパだっていっぱい失敗もしてるさ。

 

でもぜひ一度お子さんに聞いてみてほしい。今あなたは幸せ?とね。そこから始めると子育てはとても楽になる。そして同時にメチャクチャ楽しくなる。そして実は学力も偏差値も上がる、パパはそう思うんだよね。