35.御嶽(みたけ)山(湯沢市御嶽山)

 

標高:317m

駐車場:ありません(近隣住民にご配慮ください)

トイレ:なし

登り片道:28 分 (ゴミ置き場から)

スマホ高低差:210m

おすすめPoint:湯沢市の街並みを見下ろすことができます。

歴史:山頂に「御嶽神社」があります

保延元年(1135年)5月に創立。村の鎮守社。

湯沢の街の鬼門(北東の方角)に鬼封じとしてお社を勧請(神様をお迎え)した。
かつては、奥羽一の崇敬を寄せる神社であった。
ここの地頭、三館権太郎清衛(藤原清衡)が「これを寄付す」と記載した厨子(大切な箱)が今でも残っている。
また西南のふもとに温泉が湧き出しており「御嶽の御手洗湯」と言われ、この地を「湯の原」と呼んだ。ここを湯沢町と呼んだのも、この湯泉が由来と考えられる。


佐竹氏は代々ここを崇敬したと言われている。(南西に「佐竹町」がある)

明治維新の初めまで祈願所真言宗広大寺(復飾後幡永隆邦)として、ここをお祀りした。

祭日は旧暦の1月、5月。9月の各8日、9日とし、これが御嶽の三祭であった。ただし5月は、「大祭」とし一山に数多くの「カガリビ」を灯した。
「御嶽の点火祭」と人々に言われた。
この祭事に参加したものは「疫病にわずらう事なし」といい伝えられていたので、参詣の老幼群れをなし、参篭の男女、社内に充ち溢れるのである。


明治3年神仏区別(神仏分離令)後、明治5年郷社、明治6年県郷村社に区別され雑社(無格社)になったが、明治12年8月26日、遠近を問わず多くの参拝者が群参したので、これ神徳(神の威徳)が顕著であるとみなされ村社に昇格した。(秋田県神社庁)

(私の訳が間違ってたらゴメンなさい)

 

現在の信仰がどうなっているか知りたいですね。ご存知の方はご一報ください🙇‍♀️

 

道案内

今回は「雨☔️でも登れそうな山」「🚙で登山口まで行けそうな所」で探しました

前から、この歴史が気になっていたのですが、「湯沢」の名前の由来でもある「ゆざわ温泉」は現存しますニヤリ

 

登山ルートは2つ

・山の南東「裏門」地域から山頂に登る舗装道路があります

・「表参道」は山の南西「湯ノ原」地域から登ります

Navi.で「ゆざわ温泉(0183-73-0135)」と検索します

湯沢市から国道398号線を東に進みます

 

楽をしたい人は「ゆざわ温泉」を通り過ぎて、写真の看板が立っている所を左折します ↖︎

 

看板には、Net.で調べた歴史と同じ内容が書かれていました

ただ一つ、新たな情報は「三度登らなければ湯沢人にはなれない」と言う事びっくりマーク

秋田県湯沢市にお住まいの方は、お参りしてみてください(住所も「御嶽山」です)

車がすれ違えない道ですが、山頂の電波塔まで🚙で行けそうです

 

上越新幹線の「越後湯沢」は無関係です。「湯沢人」になる必要はありません😅

ちなみに、「秋田県湯沢市」と「新潟県湯沢町」は姉妹都市ではありませんでした〜

 

少しでも神社のありがたみを感じたい人は、「表参道」を登りましょうランニング

「ゆざわ温泉」まで行かず、写真の電光掲示板が見えたら左折します

 

その道を直進して行くと、三叉路に出ます

 

真ん中の細い道を進むのですが、私は心配でしたのでゴミ捨て場の奥に駐車しました

 

真ん中の細い道を進んで行くと、突き当たりに⛩がありました。

(ここにも駐車できそうです)

 

森の入り口」という言葉がしっくりくると思います 童話の世界のようなニヤリ

ちょっと不安を感じますねショボーン

 

しかし、道がついています

(前回の「 大平薬師(秋田市雄和):表参道」は⛩からヤブでしたから😅)

 

倒れて埋もれたお仏像さんがいます。山岳信仰の雰囲気が出てきました

 

けっこう立派な杉の木が生えてます。神様の山はむやみに伐採しないんですよね

ピンクのテープもありません(伐採の目印を付けたら罰当たりですよね)

 

道は踏み固められ、私の他にも歩いた形跡があります

この雰囲気、神宮寺山:神様の宿る山 に似ています

 

しかし、道の真ん中に、人間のような細長いうんこの塊💩!  まだ新しい。

 

いのししトナカイの糞って、コロコロ丸いんですよね

《つまり以下の3択》

・登山客ランニングの野グソ(神の山でする人はいないと思いますが、、)

くまちゃん

・人型のUMA電球(イエティーのような)

ここにも居るんでしょうね、くまちゃん

 

今度は、お地蔵さんが三体残っていました

 

 

ピンボケ写真ばかりですいません🙇‍♀️ 雨ってけっこう大変なんですよ

 

あれ、いきなり道が険しくなったぞガーン(実はまちがっていました、、、)

他にも間違った人がいる様子で、わずかに踏み固められた道があります

皆さんは「220~230m」で要注意です

正しい道に進むとすぐに「巌谷の観音様」に会えます

 

どうやらつづら折をショートカットして、登山ルートに戻れたようです

 

傾いてますが、お堂が見えました

 

さて、あなたならこの倒れた木をどうやって進みますはてなマーク

①くぐる、②乗り越える

削れた跡がありますが、雨に濡れていて、木の上はけっこう滑るんですよ

私は、右端をまたぎました(お股、汚れたけど、、)

 

あれは「希望の光(山頂のあかし)」でしょうかキラキラ

 

道路に出ました。そこにお堂 

 

左に神社が見えます

狛犬って渦を巻いたたてがみがあるイメージだけどしし座、スベスベしてかわいいロップイヤー

(ゴーストバスターズ の「ズール」と「ビンツ」みたい)

 

ここが山頂神社「御嶽神社」です

 

「山嶽御」と書いているのでしょう

 

一礼して扉を開けてみます

ここには神様は居ません。用意していた五円玉をお賽銭箱へ🙏

 

ご神体はこの裏のお社に祀られているようです

ここは鍵がかかっています。神聖なものですから、「湯沢人」にしかご開帳しないのかも?

 

さて、周囲を見ますと、もう一つ建物

こちらには〆縄はありませんので、神社ではないでしょう

もしかすると巫女さんがお札やお守りを授けてくれる所(社務所)かも?

 

梵字まじりですのでよくわかりませんが、「菩薩」「本尊」「大日如来」が読み取れます

大きなガニ股のお方は、顔が削られてますね

(廃仏毀釈が1870年頃ですので、その前からあった仏像でしょうね)

 

「鳥海山」「月山」「湯殿山」「羽黒山」と書かれています

「塔」があったのでしょうか?

月山、湯殿山、羽黒山は「出羽三山」といい、山伏修行が行われていた所です

ここも修験道の流れなのでしょうね

 

山頂からの眺めは、、、今日は雨でしたので、遠くの山はわかりません

田園風景って「湯沢人」じゃなくても、ホッとしますね照れ

三角点は見つけられませんでした(こんな時にピンテが恋しくなります)

 

下りは、木々の間からチラホラ湯沢の田園が見えます。軽快に鈴の音を鳴らして、、

 

古代から現代に戻る「時の扉」みたいじゃないですかはてなマーク

(今回、一番お気に入りの写真です恋の矢  そう思う人は「いいね」グッ)

 

現代に戻ったら、民家がありますので、熊よけの鈴は音が鳴らないようにしましょう

 

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この後、二箇所目は、十文字付近の「天ヶ台(あまがだい) 」に行きました

ここが、登り口ランニング

歩き始めて、4分

 

森の方から「に”ー、に”ー、に”ー」と高い音、

電動草刈機の金属音かな~と思っていたのですが、

それに合いの手をを打つように「ヴォー」と低い唸り声

「お母ちゃんくまの威嚇だ」ゲッソリ

すずを強めに鳴らしながら、引き返しました

多分、この写真を撮るために立ち止まらなかったら、気付かなかったかもはてなマーク

 

 

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